深見 兼孝Kanetaka Hukami
Last Updated :2021/03/01
- 所属・職名
- 森戸国際高等教育学院 准教授
- メールアドレス
- khukami
hiroshima-u.ac.jp
基本情報
学位
研究キーワード
- 格助詞との交替
- 格助詞-動詞複合体
- 呼称
- 活用
- 表現と文化
教育活動
授業担当
- 2020年, 学部専門, 3ターム, Advanced Japanese Listening B-1
- 2020年, 学部専門, 3ターム, Advanced Japanese Listening B-2
- 2020年, 学部専門, 2ターム, 日本語上級聴解A
- 2020年, 学部専門, 4ターム, 日本語上級聴解B
- 2020年, 学部専門, 1ターム, Advanced Japanese Listening A-1
- 2020年, 学部専門, 1ターム, Advanced Japanese Listening A-2
- 2020年, 学部専門, セメスター(前期), 個別言語学基礎演習 A
- 2020年, 学部専門, セメスター(前期), 個別言語学基礎演習 B
- 2020年, 学部専門, セメスター(後期), 個別言語学演習A
- 2020年, 学部専門, セメスター(後期), 個別言語学演習B
- 2020年, 修士課程・博士課程前期, 1ターム, 人文社会科学のための研究法と倫理 2c
- 2020年, 修士課程・博士課程前期, セメスター(前期), ヨーロッパ語比較構文論講義A
- 2020年, 修士課程・博士課程前期, セメスター(後期), ヨーロッパ語比較構文論演習A
- 2020年, 修士課程・博士課程前期, セメスター(後期), 言語教育論演習
- 2020年, 修士課程・博士課程前期, セメスター(前期), 言語教育論演習
- 2020年, 博士課程・博士課程後期, セメスター(前期), 言語教育論演習I
- 2020年, 博士課程・博士課程後期, セメスター(前期), 言語教育論演習II
- 2020年, 博士課程・博士課程後期, セメスター(後期), 言語教育論演習I
- 2020年, 博士課程・博士課程後期, セメスター(後期), 言語教育論演習II
研究活動
学術論文(★は代表的な論文)
- シャドーイングに対する初級日本語学習者の自己評価:ポートフォリオの記述から, 広島大学森戸国際高等教育学院紀要, 2号, pp. 25-29, 20200331
- ★, 日本語のニ/ニタイシテと韓国語の-ey/ey tayhayse, 総合学術学会誌, 19号, pp. 3-8, 20200331
- 韓国高等校日本語教科書の日本, 広島大学教育学部・関係附属学校園共同研究体制研究紀要, 16号, pp. 69-72, 19870401
- 日本語の「ていく・てくる」と韓国語の┣DBa/(]G0078[) gada・a/(]G0078[) oda(/)-┫DB, 広島大学教育学部紀要第2部, 38号, pp. 47-52, 19890401
- 日本語と韓国語の受け身, 広島大学教育学部紀要第2部, 39号, pp. 31-38, 19900401
- 続中・上級日本語学習者の漢字表記上の問題について, 広島大学留学生センター紀要, 3号, pp. 33-41, 19930301
- 朝鮮語の文末部-([(]G1627[)])を中心として-(共著), 言語類型論と文末詞, pp. 159-170, 19930401
- 中・上級日本語学習者の漢字表記上の問題について, 広島大学留学生センター紀要, 2号, pp. 22-33, 19920401
- ★, 日本語と朝鮮語における動詞による関係表示について-問題提起と展望-, ニダバ, 23号, pp. 21-27, 19940301
- 日本語と朝鮮語の「非意図的他動詞文」について, 日本語と外国語の対照研究IV『日本語と朝鮮語』下巻, pp. 213-226, 19970401
- ★, 日本語と朝鮮語の副動詞による原因表現について-原因となる事柄-, 筑波大学東西言語文化の類型論特別プロジェクト研究報告書平成9年度(]G0001[), pp. 153-160, 19980401
- ★, 日本語と韓国語の「事態変化」の表現について, 奥田邦男先生退官記念論文集日本語教育学の展開=渓水社, pp. 121-132, 19990201
- 日本語教育学会誌『日本語教育』に見る音声教育研究, マルチメディア教育支援システムの研究, pp. 98-113, 20010401
- 「名詞+の+名詞」 : 日本語テキストの分析, 広島大学留学生教育, 5号, pp. 53-64, 20010401
- 日本語と朝鮮語における「状態表現」と「状態変化の表現」 -『氷点(上)』の分析から-, 渓水社, pp. 409-419, 20020301
- 日本語と韓国語における呼称選択の適切性, 日本語科学, 11号, pp. 76-100, 20020401
- 他称詞と述語にみられる待遇法に関する日韓対照研究, 広島大学大学院国際協力研究科紀要『国際協力研究誌』, 10巻, 2号, pp. 13-27, 20040401
- ★, 日本語教育から見た日本語の指示詞表現(1)-朝鮮語対訳から見た表現上の特徴-, 広島大学留学生教育(教育学論説資料第20号に再録), 8号, 20040301
- CALLクラス「CALL&メールクラス」の試み, 広島大学留学生教育, 9号, pp. 55-64, 20050301
- 日本語と朝鮮語の逆接の「接続語」について, 広島大学留学生センター紀要, 16号, pp. 1-12, 20060301
- 日本語教育から見た日本語の指示詞表現(2)ー文脈指示の「その」と「そんな」, 広島大学留学生センター紀要, 17号, pp. 1-10, 20070301
- ★, 日本語のオソロシイ/コワイと朝鮮語のmus#pta/tuly#ptaについて, ニダバ, 37号, pp. 173-182, 20080301
- 日本語のウレシイ/タノシイと朝鮮語のkipp#ta/c#lk#ptaについて, ニダバ, 38号, pp. 88-97, 20090301
- 日本語における時間用法としてのアトとマエ, 広島大学留学生センター紀要, 19号, pp. 1-10, 20090301
- アトデとアトニ, 広島大学留学生センター紀要, 20号, pp. 1-10, 20200331
- 日本語の「〜ニスル」と朝鮮語の'-lo hata'について, 広島大学国際センター紀要, 第2号号, pp. 51-60, 20120331
- 現代朝鮮語の'-lo toyta'について, ニダバ, 42号号, pp. 70-79, 20130331
- 日本語と朝鮮語における姿勢動詞の対照研究(1), ニダバ, 44号号, pp. 109-118, 20150331
- 「とても」が韓国語で程度副詞に翻訳されないとき, 広島大学国際センター紀要, 5号号, pp. 51-60, 20150331
- 日本語と朝鮮語における姿勢動詞の対照研究(2), ニダバ, 45号, pp. 69-78, 20160331
- 日本語と韓国語における組織団体構文:場所格助詞デと에서の対照, 総合学術学会誌第, 第15号号, pp. 13-20, 20160425
- ★, 日本語「ような」と韓国語の「kathun」による直喩の対照:「のような」と「kathun」が翻訳に反映されない場合を中心に, 総合学術学会誌, 17巻, pp. 19-26, 20180331
- 韓国語における듯이, 듯:半世紀の違い(?), 広島大学森戸国際高等教育学院紀要, 1号, pp. 1-5, 20190331
- 現代日本語の「デ格人数構文」に関する一考察, 総合学術学会誌, 18巻, pp. 35-40, 20190331
招待講演、口頭・ポスター発表等
- シャドーイングにおける初級日本語学習者の気づき:ポートフォリオの記述から, 深見兼孝(広島大学森戸国際高等教育学院・准教授), 2019年度日本総合学術学会秋季大会, 2019年12月, 通常, 日本語, 日本総合学術学会, 東京工業大学CICキャンパスイノベーションセンター(東京、日本), 初級日本語学習者がシャドーイングを行なうとき、1) 学習者が自分のパフォーマンスのどんな点に注目しているか、2) 回を重ねるたびに1)が変化しているか、について、彼らのポートフォリオの記述をもとに分析した。その結果、1)課が進むにつれて難しくなっているにもかかわらず、理解が落ちている訳ではない。が、シャドーイングがどんどん上手くなっていると感じているわけでもない。特に、文の構成素にどれだけ意識があるかは個人差があり、分節的要素については多様なことに気がついているし、うまく行かない原因についても気づきがあり、教員とそう違いがない、2)超分節的要素については具体的な気づきはあまりない、3)できなかった(難しかった)どう対応するかについては学習者自らが策を見出すのは難しい、ということがわかった。
- オキル・オコルと場所格助詞デ・ニ:韓国語対訳との対比, 深見兼孝, 2019年度韓国日本語学会秋季大会, 2019年09月15日, 通常, 日本語, 韓国日本語学会, 聖潔大学校(韓国), 現代日本語のオキル(起きる)とオコル(起こる)は、前者が「体を起こす」という意味を表すことを除いて、直観としてはその意味用法に明確な違いが感じられないが、別語である以上何らかの違いがあるものと想定される。一方、現代日本語の場所格助詞デとニ、現代韓国語の場所格助詞에と에서については、デと에、ニと에서が対応する場合の説明はなされていない。
オキルもオコルもデとニいずれの場所格成分も取りうる。そこで、両者と場所各成分を関連づけ、さらに、その韓国語訳を見ることによって、オキルとオコルの意味用法の異同、場所格助詞デ・ニと에서・에の詳細な対応関係を考察してみた。
- 日本語と朝鮮語における他動性ー意図性と動作性をめぐってー, 深見 兼孝, 津田日本語教育センター第7回日本語シンポジウム「言語理論と日本語教育の相互活性化」, 1994年11月, 招待, 日本語
- 日本語の「テモラウ」は朝鮮語でどのように翻訳されるか, 深見兼孝, 日本総合学術学会2005年度春季大会, 2005年05月28日, 通常, 日本語, 日本総合学術学会, 神戸大学(神戸市)
- 日韓対訳から見た両言語の特徴について-語・句・節の変更-, 深見兼孝, 広島韓国学研究会第2回研究会, 2006年06月13日, 通常, 日本語, 広島韓国学研究会, 広島大学(広島市)
- 韓国語の複数表現(数詞+助数詞)における固有語系数詞と漢語系数詞の使い分けについてー研究の方向性を探ってー, 深見兼孝, 日本総合学術学会2006年度秋季大会, 2006年11月18日, 通常, 日本語, 日本総合学術学会, IWAD環境福祉専門学校(広島市)
- 日本語のオソロシイ/コワイと朝鮮語のmusɔpta/tulyɔptaについて, 深見兼孝, 西日本言語学会第37回講演・研究発表会, 2007年09月15日, 通常, 日本語, 西日本言語学会, 九州産業大学(福岡市)
- 日本語聴解の難しさ・聞き取れない原因及び聴解教育に関する卒業生の意識調査, Do Hoang Ngan、深見兼孝, 日本語・日本語教育国際シンポジウム, 2007年11月15日, 通常, 日本語, ハノイ国家大学外国語大学, ハノイ国家大学(ベトナム、ハノイ市)
- ベトナム人の大学生と卒業生が使用する聴解ストラテジーの比較ー因子分析を用いてー, Do Hoang Ngan、深見兼孝, 日本語教育を踏まえた日本研究への道, 2008年11月21日, 通常, 日本語, ハノイ大学, ハノイ大学(ベトナム、ハノイ市)
- 現代日本語のヨコニナルとヨコタワルについて, 深見兼孝, 日本総合学術学会2009年度春季大会, 2009年05月23日, 通常, 日本語, 日本総合学術学会, 広島大学(広島市)
- 日本語聴解の困難点・聞き取れない原因及び聴解ストラテジー使用に関する学習者の認識とその相関性について:ベトナム人現役大学生の場合, Do Hoang Ngan、深見兼孝, 韓国日本語学会第20回国際学術発表会, 2009年09月19日, 通常, 日本語, 韓国日本語学会, 建国大学(韓国ソウル市)
- 現代朝鮮語における「場所名詞」+loについて, 深見兼孝, 西日本言語学会第40回講演・研究発表会, 2009年09月21日, 通常, 日本語, 西日本言語学会, 広島大学(東広島市)
- 時間関係を表す「〜アトϕ」について, 深見兼孝, 韓国日本語学会第22回国際学術発表会, 2010年10月09日, 通常, 日本語, 韓国外国語大学(韓国ソウル市)
- 日本語の程度副詞「まったく」の韓国語訳, 深見兼孝, 日本総合学術学会2015年度春季大会, 2015年06月27日, 通常, 日本語, 日本総合学術学会, 広島市
- 強調表現に関する日本語と韓国語の対照:若干の程度副詞をめぐって, 深見兼孝, 韓国日本語学会2015年度秋季大会, 2015年09月19日, 招待, 日本語, 韓国日本語学会, 韓国ソウル市
- 「ようだ」が韓国語訳に反映されない「N1のようなN2」, 深見兼孝, 日本総合学術学会2017年度春季大会, 2017年06月10日, 通常, 日本語, 日本総合学術学会, 広島市, 日本語の「N1のようなN2」における「のような」がいかなる形でも韓国語に翻訳されない場合を、日本の小説23編とその韓国語訳を資料に、分類を試みた。
- 対訳における部分的削除と添加をとおして見た日本語と韓国語の直喩, 深見兼孝, 2017年度韓国日本語学会秋季大会, 2017年09月23日, 通常, 日本語, 韓国日本語学会, 韓国ソウル市, 「A直喩標識B」が翻訳において、AまたはBに修飾語もしくは被修飾語が添加される場合、AまたはBの修飾語もしくは被修飾語が削除される場合、AまたはBが拡張あるいはその一部が削除される場合、AまたはBの表す事物の特定の性質を言語化するかどうか、AまたはBの表す概念の上位概念もしくは下位概念が直喩の成立に関わるかどうかを検討して見た。これらに該当する例はあるにはあるものの、出現率が低く、まとまったことは言えず、今後例を増やしていく必要性を述べた。
- 現代日本語の「名詞1のように+連体修飾語+名詞2」型の直喩表現について, 深見兼孝, 2018年度日本総合学術学会春季大会, 2018年06月30日, 通常, 日本語, 日本総合学術学会, 広島市
- 現代日本語の「デ格人数構文」に関する一考察, 深見兼孝, 2018年度韓国日本語学会秋季大会, 2018年09月15日, 通常, 日本語, 韓国日本語学会, ソウル
- 初級日本語におけるシャドーイング:試験的実践報告と今後の方向性, 深見兼孝、柳本大地, 深見兼孝、柳本大地, 2018年度日本総合学術学会秋季大会, 2018年01月12日, 通常, 日本語, 日本総合学術学会, 東京
受賞
- 2019年, 日本総合学術学会学会賞, 日本総合学術学会
社会活動
委員会等委員歴
- 2015年04月, 2016年03月, 日本総合学術学会
- 運営委員会, 2015年04月, 2016年03月, 西日本言語学会
- 副会長, 2016年04月, 2017年03月, 日本総合学術学会
- 副会長, 2017年04月, 2019年03月, 日本総合学術学会
- 運営委員, 2017年04月, 2018年03月, 西日本言語学会
- 2017年04月, 2019年03月, 日本総合学術学会
学術雑誌論文査読歴
- 2014年, 総合学術学会誌, その他, 主査, 1
- 2014年, 総合学術学会誌, その他, 副査1, 1
- 2016年, 総合学術学会誌, 編集員, 主査, 1
- 2017年, 総合学術学会誌, その他, 主査, 1
- 2018年, 総合学術学会誌, その他, 主査, 1