神崎 理英子RIEKO KANZAKI

Last Updated :2024/10/01

所属・職名
病院(医) 寄附講座助教
メールアドレス
kan0812hiroshima-u.ac.jp
自己紹介
臨床で様々な疾患をもつ患者さんの麻酔をかけたり、麻酔の重篤な合併症である悪性高熱症の原因遺伝子のスクリーニングの研究をしています。

基本情報

主な職歴

  • 2008年04月01日, 2009年03月31日, 北九州市立医療センター, 研修医
  • 2009年04月01日, 2010年03月31日, 九州大学病院, 研修医
  • 2010年04月01日, 2011年03月31日, 広島大学病院, 麻酔科, 医科診療医
  • 2011年04月01日, 2014年03月31日, 広島市立安佐市民病院, 麻酔科, 医師
  • 2014年04月01日, 2016年11月30日, 広島大学病院, 麻酔科, 医科診療医
  • 2016年12月01日, 2017年03月31日, 広島大学, 麻酔科, 助教
  • 2017年04月01日, 2017年07月31日, 広島大学病院, 麻酔科, 医科診療医
  • 2017年08月01日, 2019年08月31日, 広島大学病院, 麻酔科, クリニカルスタッフ
  • 2019年09月01日, 広島大学病院, 麻酔科, 助教

学歴

  • 広島大学, 医学科, 日本, 2002年04月01日, 2008年03月23日

学位

  • 博士(医学) (広島大学)

研究分野

  • 医歯薬学 / 外科系臨床医学 / 麻酔科学

研究キーワード

  • 悪性高熱症
  • 遺伝子スクリーニング
  • 次世代シークエンサー

教育活動

授業担当

  1. 2024年, 学部専門, 集中, 臨床実習I

研究活動

学術論文(★は代表的な論文)

  1. Remimazolam-based total intravenous anesthesia in a patient with a confirmed diagnosis of malignant hyperthermia: a case report, JA CLINICAL REPORTS, 10巻, 1号, 20240422
  2. Rapid Dantrolene Administration with Body Temperature Monitoring Is Associated with Decreased Mortality in Japanese Malignant Hyperthermia Events, BIOMED RESEARCH INTERNATIONAL, 2023巻, 20230222
  3. 日本における悪性高熱症の遺伝子スクリーニングと臨床症状の比較, Hiroshima Journal of Medical Sciences, 71巻, 1・2号, pp. 31-38, 202206
  4. Malignant hyperthermia in a 16-day-old infant with congenital diaphragmatic hernia: a case report, Journal of anesthesia, 35巻, pp. 311-314, 2021
  5. 肥大型閉塞性心筋症合併患者の足関節固定術の麻酔経験―硬膜外麻酔と坐骨神経ブロックによる疼痛管理―, 麻酔, 71巻, pp. 91-95, 2022
  6. 喉頭気管分離術を施行したクロイツフェルト・ヤコブ病患者の麻酔管理, 麻酔, 61巻, pp. 1088-1090
  7. Genetic and functional analysis of the RYR1 mutation p.The84Met revealed a susceptibility to malignant hyperthermia., Journal of anesthesia., 32巻, 2号, pp. 174-181
  8. Myotoxicity of local anesthetics is equivalent individuals with and without predisposition to malignant hyperthermia., Jounal of anesthesia., 32巻, 4号, pp. 616-623

著書等出版物

  1. 2015年, まれな疾患の麻酔A to Z, 文光, 単行本(学術書), 共著, 高崎眞弓 [ほか] 編, 9784830628276

招待講演、口頭・ポスター発表等

  1. 悪性高熱症原因遺伝子であるジヒドロピリジン受容体遺伝子の変異R174W機能解析, 向田 圭子, 大月 幸子、野田 祐子、神崎 理英子、三好 寛二、堤 保夫, 日本麻酔科学会第70回学術集会, 2023年06月01日, 通常, 日本語, 日本麻酔科学会, 神戸
  2. 2024年03月03日, 通常, 英語
  3. 腹腔鏡下肝切除後の亜急性期筋・筋膜性疼痛に超音波ガイド下トリガーポイント注射が著効した1症例, 蜂須賀瑠美子、田口志麻、大下恭子、梅田絢子、神﨑理英子、森脇克行、堤保夫, 蜂須賀瑠美子、田口志麻、大下恭子、梅田絢子、神﨑理英子、森脇克行、堤保夫, 日本ペインクリニック学会 第55回学術集会, 2021年, 通常, 日本語
  4. 悪性高熱症の素因検査や臨床症状と性差の関係, 神﨑理英子, 安田季道、向田圭子、堤保夫, 日本麻酔科学会第67回学術集会, 2020年07月01日, 通常, 日本語, 日本麻酔科学会, Web
  5. 悪性高熱症の原因遺伝子スクリーニング, 神﨑理英子、安田季道、向田圭子、森野豊之、川上秀史、河本昌志, 日本麻酔科学会第66回学術集会, 2019年, 通常, 日本語
  6. 悪性高熱症の原因遺伝子の変異を臨床所見およびCa-induced Ca release速度との関連, 神﨑理英子、安田季道、向田圭子、三好寛二、大月幸子、河本昌志, 日本麻酔科学会第65回学術集会, 2018年, 通常, 日本語
  7. 30年前に悪性高熱症を診断され最近になってCACNA1Sに遺伝子変異が認められた1症例, 神﨑理英子、安田季道、向田圭子、原木俊明、三好寛二、大月幸子、野田祐子、河本昌志, 日本臨床麻酔学会第37回大会, 2017年, 通常, 日本語
  8. Genetic screening of patients with malignant hyperthermia, 神﨑理英子、森野豊之、大澤亮介、安田季道、河本昌志、川上秀史, 放射線災害・医科学研究拠点第1回国際シンポジウム, 2017年, 通常, 英語
  9. Next-generation Sequencing of RYR1 and CACNA1S in Malignant Hyperthermia, 神﨑理英子、森野豊之、大澤亮介、安田季道、河本昌志、川上秀史, 放射線災害・医科学研究拠点第1回国際シンポジウム, 2018年, 通常, 英語
  10. 喉頭気管分離術を施行したクロイツフェルト・ヤコブ病患者の麻酔管理, 神﨑理英子、濱田宏、福田秀樹、河本昌志, 日本麻酔科学会中国四国支部第48回学術集会, 2010年, 通常, 日本語
  11. 胃癌手術での硬膜外カテーテル抜去時期と疼痛の関係, 神﨑理英子、中村隆治、新畑知子、安田季道、濱田宏、中布龍一、福田秀樹、村田良江、河本昌志, 日本麻酔科学会第58回学術集会, 2011年, 通常, 日本語
  12. フェンタニルを用いた硬膜外自己調節鎮痛はモルヒネを用いたものよりも術後の悪心嘔吐を減少させるか, 神﨑理英子, 日本麻酔科学会第59回学術集会, 2012年, 通常, 日本語
  13. フェンタニルとロピバカインにより硬膜外自己調節鎮痛を施行する女性では、開腹手術の術式により術後悪心嘔吐の重症度は異なる, 神﨑理英子、川井和美、田中裕之、久保隆嗣、黒田薫、古屋美香、梅田絢子、木下博之, 第58回広島麻酔医学会, 2012年, 通常, 日本語
  14. エアウェイスコープ小児用ブレードにブジーを併用した気管挿管は開口・後屈困難なマネキンモデルにおいて簡便に施行できる, 神﨑理英子、川井和美、田中裕之、久保隆嗣、河本佐誉子、木下博之, 日本麻酔科学会第61回学術集会, 2014年, 通常, 日本語
  15. 胃癌手術での硬膜外カテーテル抜去時期と疼痛の関係, 神﨑理英子、中村隆治、新畑知子、安田季道、濱田宏、中布龍一、福田秀樹、村田良江、河本昌志, 第57回広島麻酔医学会, 2011年, 通常, 日本語

受賞

  1. 2019年, 日本麻酔科学会第66回学術集会 最優秀演題, 日本麻酔科学会, 悪性高熱症の原因遺伝子スクリーニング

外部資金

競争的資金等の採択状況

  1. 一般財団法人緑風会教育研究奨励賞(若手研究者助成金), 悪性高熱症患者の遺伝子解析, 2016年, 2016年
  2. 科学研究費助成事業(若手研究), 悪性高熱症の新規原因遺伝子の探索, 2020年, 2021年