江頭 大藏Daizou Egashira

Last Updated :2024/11/05

所属・職名
大学院人間社会科学研究科 教授
メールアドレス
egasirahiroshima-u.ac.jp
自己紹介
E.デュルケームの古典的社会学理論(アノミー論、自殺理論、宗教理論)を研究してきましたが、最近はその応用として現代日本の自殺傾向についてそのメカニズムの究明を目指して研究を進めています。

基本情報

主な職歴

  • 2002年04月01日, 2020年03月31日, 広島大学, 教授
  • 1987年04月01日, 1988年03月31日, 九州大学, 助手
  • 1988年04月01日, 1989年03月31日, 広島大学, 助手
  • 1989年04月01日, 2002年03月31日, 広島大学, 助教授

学歴

  • 九州大学, 文学研究科, 社会学, 日本, 1986年04月, 1987年03月
  • 九州大学, 文学部, 哲学科, 日本, 1980年04月, 1984年03月

学位

  • 文学修士 (九州大学)

教育担当

  • 【学士課程】 法学部 : 法学科 : ビジネス法務プログラム
  • 【学士課程】 法学部 : 法学科 : 公共政策プログラム
  • 【学士課程】 法学部 : 法学科 : Law and Politics Program
  • 【学士課程】 法学部 : 法学科 : 法曹養成プログラム
  • 【学士課程】 法学部 : 法学科 : 法政総合プログラム
  • 【博士課程前期】 人間社会科学研究科 : 人文社会科学専攻 : 法学・政治学プログラム
  • 【博士課程後期】 人間社会科学研究科 : 人文社会科学専攻 : 法学・政治学プログラム

担当主専攻プログラム

  • ビジネス法務プログラム
  • 公共政策プログラム
  • 法政総合プログラム

研究分野

  • 社会科学 / 社会学 / 社会学

研究キーワード

  • 家族
  • 聖-俗理論
  • 原因と機能
  • 自殺理論
  • デュルケーム

所属学会

  • デュルケーム/デュルケーム学派研究会, 2000年
  • 日仏社会学会
  • 日本家族社会学会
  • 日本社会分析学会, 1984年
  • 日本社会学会, 1984年
  • 日本社会学史学会
  • 西日本社会学会, 1984年

教育活動

授業担当

  1. 2024年, 学部専門, セメスター(後期), 研究指導I
  2. 2024年, 学部専門, セメスター(後期), 社会学1
  3. 2024年, 学部専門, セメスター(前期), 演習3
  4. 2024年, 学部専門, 4ターム, 社会学1
  5. 2024年, 学部専門, 1ターム, 社会調査論
  6. 2024年, 学部専門, ターム外(後期), 公共政策と公私連携
  7. 2024年, 学部専門, セメスター(前期), 演習1
  8. 2024年, 学部専門, セメスター(後期), 演習2
  9. 2024年, 学部専門, セメスター(前期), 演習3
  10. 2024年, 学部専門, セメスター(後期), 演習4
  11. 2024年, 学部専門, セメスター(前期), 法学基礎
  12. 2024年, 修士課程・博士課程前期, 2ターム, 人間社会科学特別講義
  13. 2024年, 修士課程・博士課程前期, 2ターム, 人間社会科学特別講義
  14. 2024年, 修士課程・博士課程前期, 3ターム, 人間社会科学のための科学史
  15. 2024年, 修士課程・博士課程前期, 3ターム, 人間社会科学のための科学史
  16. 2024年, 修士課程・博士課程前期, 2ターム, 人文社会科学と社会
  17. 2024年, 修士課程・博士課程前期, 2ターム, 人文社会科学と社会
  18. 2024年, 博士課程・博士課程後期, 通年, 人間社会科学講究
  19. 2024年, 修士課程・博士課程前期, セメスター(前期), 社会調査論
  20. 2024年, 修士課程・博士課程前期, 3ターム, 社会変動分析論演習
  21. 2024年, 修士課程・博士課程前期, セメスター(前期), 法学・政治学プログラム特別演習Ⅰ
  22. 2024年, 修士課程・博士課程前期, セメスター(後期), 法学・政治学プログラム特別演習Ⅱ
  23. 2024年, 修士課程・博士課程前期, セメスター(前期), 特別研究Ⅰ
  24. 2024年, 修士課程・博士課程前期, セメスター(後期), 特別研究Ⅰ
  25. 2024年, 修士課程・博士課程前期, セメスター(後期), 特別研究Ⅱ
  26. 2024年, 修士課程・博士課程前期, セメスター(前期), 特別研究Ⅱ
  27. 2024年, 修士課程・博士課程前期, セメスター(前期), 特別研究Ⅲ
  28. 2024年, 修士課程・博士課程前期, セメスター(後期), 特別研究Ⅲ
  29. 2024年, 修士課程・博士課程前期, セメスター(後期), 特別研究Ⅳ
  30. 2024年, 修士課程・博士課程前期, セメスター(前期), 特別研究Ⅳ

研究活動

学術論文(★は代表的な論文)

  1. 社会的連帯とアノミー-デュルケームにおける社会再組織化論の構成, 社会学評論, 38巻, 4号, 19880301
  2. デュルケームにおける原因論と機能論, 広島法学, 12巻, 4号, 19890401
  3. 出生力と晩婚化-都道府県別データによる解釈, 広島法学, 14巻, 3号, pp. 71-109, 19910101
  4. 宗教機能と世俗化の過程にかんする一考察, 広島法学, 17巻, 1号, pp. 127-146, 19930401
  5. 日米看護学生の就学動機構造(共著), 広島法学, 20巻, 2号, pp. 289-328, 19961001
  6. 出生率と未婚率の地域分布について, 統計の泉(広島県統計協会), 49巻, 2月号, pp. 2-12, 19980201
  7. デュルケームの理論構成と家族研究, 鈴木廣監修=嘉目克彦・三隅一人編『理論社会学の現在』ミネルヴァ書房, 20000401
  8. 家族形成アノミーの発生とその因果モデル, 広島法学, 25巻, 3号, pp. 75-108, 20020101
  9. 現代日本社会における出生率の低下と規範意識の変容, 広島法学, 27巻, 2号, pp. 255-283, 20031101
  10. 現代家族の動向と規範・規範意識-未婚化・少子化傾向を中心に-, 西日本社会学会年報, 2号, pp. 25-40, 20040301
  11. ★, <統合と規制>から<聖と俗>へ-デュルケーム自殺類型論の再検討(濱口晴彦・夏刈康男編『日仏社会学叢書 第一巻 デュルケーム社会学への挑戦』恒星社厚生閣 所収), pp. 203-226, 20050301
  12. デュルケームと歴史的方法―その理論構成における位置づけ, 広島法学, 30巻, 2号, pp. 1-26, 20061031
  13. 集合意識―デュルケーム(土井文博・荻原修子・嵯峨一郎 編『はじめて学ぶ社会学―思想家との対話』ミネルヴァ書房 所収), pp. 37-44, 20070215
  14. デュルケーム道徳論における「義務」と「善」の関係について, 広島法学, 32巻, 2号, pp. 21-42, 20071031
  15. 現代家族の動向と規範・規範意識― 未婚化・少子化傾向を中心に, 西日本社会学会年報, 2号, pp. 25-40, 20040422
  16. 過労自殺とデュルケームの自殺類型について, 社会分析, 37号, pp. 27-45, 20100401
  17. [書評]Baudelot, Christian and Establet, Roger, 2006, Suicide: l'envers de notre monde, Paris, Éd. du Seuil.(=2012,山下雅之・都村聞人・石井素子訳『豊かさのなかの自殺』藤原書店.), デュルケーム/デュルケーム学派研究会ニューズレター, 13号, pp. 6-7, 20121201
  18. はじめに(<特集>戦争の記憶-その多様性・変容・継承-), 日仏社会学会年報, 15号, pp. 13-15, 20051215
  19. 社会関係資本と現代日本の自殺傾向について, 社会分析, 42号, pp. 47-66, 20140324
  20. 個人と社会の異質性とディシプリンの変容, 広島法学, 41巻, 3号, pp. 41-59, 20180125
  21. エミール・デュルケーム―二次的資料による社会学の構築, 社会と調査, 22号, pp. 121-121, 20190331
  22. 書評 岡崎宏樹著『バタイユからの社会学 : 至高性、交流、剝き出しの生』, フォーラム現代社会学, 20号, pp. 111-113, 20210608

著書等出版物

  1. 2023年10月, Citoyens dans la crise sanitaire, L'augumentation des suicides des femmes au Japon, CLASSIQUES GARNIER, 2023年, 10, 単行本(学術書), 分担執筆, フランス語, Dominique Andolfatto(ed), ISBN978-2-406-15396, 414, 313-323
  2. 2023年06月30日, 災禍の時代の社会学:コロナ・パンデミックと民主主義, コロナ・パンデミックと日本の自殺, 東京大学出版会, 2023年, 6, 単行本(学術書), 分担執筆, 日本語, 遠藤薫・山田真茂留・有田伸・筒井淳也編, ISBN978-4-13-0053034-7, 279, 67-83
  3. 2022年03月25日, 生活からみる社会のすがた, 自殺のトレンドと日本の労働環境, 学文社, 2022年, 3, 単行本(学術書), 共著, 9784762031502, 259
  4. 2021年01月15日, 社会学の基本 デュルケームの論点, 「制度」「人間の二元性」「自殺」, 学文社, 2021年, 1, 単行本(学術書), 共著, 9784762030390, 264
  5. 2020年07月20日, 現代フランス哲学入門, 「デュルケーム」, ミネルヴァ書房, 2020年, 7, 単行本(一般書), 共著, 9784623084982, 442
  6. 2019年12月, 『プレス』ブックレット, 儀礼論から見た映画『プレス』, verserecords, 2019年, 12, その他, 単著, 江頭大蔵
  7. 2000年12月, 理論社会学の現在 , ミネルヴァ書房, 2000年, 12, 共編著, 江頭 大藏
  8. 1993年03月, 新社会学辞典 , 有斐閣, 1993年, 03, 共編著, 江頭 大藏
  9. 1993年04月, 社会学と現代社会 , 恒星社厚生閣, 1993年, 04, 単行本(一般書), 共編著, 江頭 大藏
  10. 1986年10月, 世界の社会学-地平と焦点 , 恒星社厚生閣, 1986年, 10, 共訳, 江頭 大藏
  11. 1997年12月, 社会学評論(書評) , 有斐閣, 1997年, 12, 単著, 江頭 大藏
  12. 1990年06月, 福岡県民の福祉意識の構造-地域福祉実態調査 , (財)福岡県地域福祉振興基金, 1990年, 06, 共編著, 江頭 大藏
  13. 2000年09月, 高齢社会論, 成文堂, 2000年, 09, 単行本(一般書), 共著, 4792360757, 332
  14. 2008年10月, 高齢社会を生きる, 成文堂, 2008年, 10, 単行本(一般書), 編著, 9784792360917, 237
  15. 2010年11月, よくわかる質的社会調査 プロセス編, ミネルヴァ書房, 2010年, 11, 教科書, 共編著, 9784623058440, 235
  16. 2010年06月, 社会学事典, 丸善株式会社, 2010年, 06, 事典・辞書, 共編著, 9784621082546, 945

招待講演、口頭・ポスター発表等

  1. 災禍の時代と自殺問題, 江頭大藏, 第96回 日本社会学会大会, 2023年10月09日, 招待, 日本語, 日本社会学会, 立正大学・品川キャンパス
  2. 行動制限は日本の自殺をどのように変えたか, 江頭大藏, 第 144 回 日本社会分析学会例会, 2022年12月17日, 通常, 日本語, 日本社会分析学会, 福岡市, 2020年の新型コロナ禍において、減少傾向にあった日本の自殺者数は反転して増加した。男性については減少が続いたが、女性はほぼ全年代で増加し、とりわけ20代以下の若い層で増加が顕著であった。この自殺傾向の変化について、社会関係資本、給与額、労働時間との関連から分析し、行動制限による対人接触の減少が男性と女性で自殺傾向に対して異なる影響を与えたことを示す。
  3. 2022年11月17日, 招待, 英語
  4. デュルケーム社会学理論の継承とディシプリンの変容, 第74回西日本社会学会大会, 2016年05月21日, 通常, 日本語, 西日本社会学会, 保健医療経営大学(福岡県みやま市)
  5. 個人と社会の相互浸透性と社会の非個人性―デュルケームの視点から, 西日本社会学会 第75回大会, 2017年05月14日, 通常, 日本語
  6. 個人と社会の異質性とディシプリンの変容, 「古典から現代へ―社会学のディシプリン再生はいかにして可能か」, 2017年09月21日, 通常, 日本語, ・基盤研究(B)社会学のディシプリン再生はいかにして可能か(15H03409) ・デュルケーム/デュルケーム学派研究会 ・立命館大学生存学研究センター, 発表資料
  7. 現代日本における自殺の動向, 第38回 北九州いのちの電話 自殺予防シンポジウム, 2017年09月03日, 招待, 日本語, 北九州いのちの電話

外部資金

競争的資金等の採択状況

  1. 科学研究費助成事業(基盤研究(B)), 現代医療問題の総合的研究, 1998年, 2000年
  2. 科学研究費助成事業(国際学術研究), 南西太平洋諸国における紛争解決制度の研究, 1989年, 1991年
  3. 科学研究費助成事業(奨励研究(A)), アノミー発生の理論と因果モデルにかんする研究, 1999年, 2000年
  4. 科学研究費助成事業(国際学術研究), 日米司法制度の構造分析と訴訟による紛争解決過程, 1995年, 1997年
  5. 科学研究費助成事業(奨励研究(A)), DurkheimおよびDurkheimianにおける家族理論の再構成, 1995年, 1996年
  6. 科学研究費助成事業(基盤研究(C)), 現代日本の自殺動向による社会学的自殺理論の再構成, 2016年, 2018年
  7. 科学研究費助成事業(基盤研究(B)), 社会学のディシプリン再生はいかにして可能か-デュルゲーム社会学を事例として, 2015年

社会活動

委員会等委員歴

  1. 東広島市高齢者保健福祉事業運営委員会委員, 2017年04月, 2020年03月, 東広島市
  2. 評議員選任・解任委員会委員, 2017年03月, 2020年06月, 社会福祉法人東広島市社会福祉協議会
  3. 評議員, 2016年10月, 2018年09月, 全国健康保険協会広島支部
  4. 非常勤講師, 2016年04月, 2016年09月, 放送大学広島学習センター
  5. 非常勤講師, 2015年04月, 2015年10月, 広島県立三次看護専門学校
  6. 東広島市地域福祉推進協議会委員, 2015年04月, 2020年03月, 東広島市
  7. 非常勤講師, 2015年02月, 2015年02月, 九州大学大学院人間環境学府
  8. 広島支部評議員, 2014年10月, 2016年09月, 全国健康保険協会
  9. 東広島市地域福祉計画策定委員会委員, 2013年07月, 2018年06月, 東広島市
  10. 非常勤講師, 2013年04月, 2013年09月, 広島県立三次看護専門学校
  11. 広島支部評議員, 2012年10月, 2014年09月, 全国健康保険協会

その他社会貢献活動(広大・部局主催含)

  1. 東千田キャンパス就職相談, 助言・指導, その他, 大学生
  2. 社会変動と高齢社会, 広島大学, 高齢社会論, 1998年/10月/03日, 1998年/12月/12日, 講師
  3. 高齢社会と未婚化・少子化, 広島大学, 高齢社会を生きる, 2007年/10月/03日, 2007年/12月/08日, 講師