陳 斐寧FEI NING CHEN

Last Updated :2024/04/03

所属・職名
森戸国際高等教育学院 准教授
メールアドレス
fnchenhiroshima-u.ac.jp
自己紹介
海外の大学で日本語教育を行ってきた経験を生かし、世界中の国からやってきた留学生たちに日本語の面白さと素晴らしさを伝えたいと努力しています。最近ではバイリンガル教育にも関心を持ち、その分野についての研究も行っています。専攻は日本古典文学と和漢比較文学、特に日本文学と文化に潜む古代東アジア全体のネットワークを発掘し、その中に文学作品を位置づけるという作業を行う研究を進めています。

基本情報

主な職歴

  • 2021年10月01日, 広島大学, 森戸国際高等教育学院, 准教授
  • 2021年04月01日, 2021年09月30日, 広島大学, 文学部, CAP研究員
  • 2015年08月01日, 2020年07月31日, 静宜大学(台湾), 外国語学部 日本語学科, 副教授
  • 2017年05月01日, 2017年12月31日, 神戸大学, 文学部, 日本研究フェローシップ(国際交流基金)
  • 2005年08月01日, 2015年07月31日, 静宜大学(台湾), 外国語学部 日本語学科, 助理教授

学歴

  • 神戸大学, 大学院文学研究科, 国文学, 1997年04月01日, 2000年03月31日
  • 神戸大学, 大学院文化学研究科, 文化構造, 2000年04月01日, 2004年09月30日

学位

  • 修士(文学) (神戸大学)
  • 博士(学術) (神戸大学)

研究分野

  • 人文学 / 文学 / 日本文学

研究キーワード

  • 日本語教育 和漢比較文学 古代東アジア文化 

所属学会

教育活動

授業担当

  1. 2024年, 学部専門, 1ターム, 研究指導IIB
  2. 2024年, 学部専門, 1ターム, Intermediate Japanese D-1
  3. 2024年, 学部専門, 2ターム, Intermediate Japanese D-2
  4. 2024年, 学部専門, 3ターム, Intermediate Japanese A-1
  5. 2024年, 学部専門, 4ターム, Intermediate Japanese A-2
  6. 2024年, 学部専門, 3ターム, オンライン初級日本語A
  7. 2024年, 学部専門, 集中, オンライン初級日本語B
  8. 2024年, 学部専門, 集中, オンライン中級日本語A
  9. 2024年, 学部専門, 集中, オンライン中級日本語B
  10. 2024年, 学部専門, 集中, オンライン中上級日本語A
  11. 2024年, 学部専門, 集中, オンライン中上級日本語B
  12. 2024年, 修士課程・博士課程前期, 1ターム, 日中翻訳特別演習I
  13. 2024年, 修士課程・博士課程前期, 3ターム, 日中翻訳特別演習 II
  14. 2024年, 修士課程・博士課程前期, 2ターム, 日中通訳特別演習I
  15. 2024年, 修士課程・博士課程前期, 4ターム, 日中通訳特別演習II

研究活動

学術論文(★は代表的な論文)

  1. 「網代車」小考, 福長進先生退職記念号「国文論叢」(神戸大学), 57号, pp. 80-90, 2021
  2. 中宮定子と檳榔毛車, 「むらさき」(紫式部学会), 55巻, pp. 31-40, 20181231
  3.  「明石姫君の誕生と御佩刀――『源氏物語』から『栄花物語』へ」, 「国文学研究ノート」(神戸大学), 52号, pp. 1-12, 20151231
  4. 「「宣旨」という女房――『源氏物語』の準拠と虚構―」, 「台大日本語文研究」(台湾大学), 28号, pp. 16-40, 20141231
  5. 「「南国」をめぐる想像力ー檳榔と古代日本ー」, 「靜宜語文論叢」(静宜大学), 1巻, 8号, pp. 1-20, 20141231
  6. 「如意宝珠をめぐる旅ーー『源氏物語』と『入唐求法巡礼行記』との比較を通してー」, 「台大日本語文研究」(台湾大学), 25号, pp. 25-44, 20130630
  7. 「『源氏物語』乙女巻に見る「放島試」の源泉の一考察」, 「靜宜語文論叢」(静宜大学), 3巻, 1号, pp. 79-100, 20091231
  8. 『平安朝文学の和漢比較と歴史叙述』, 博士論文(神戸大学), 20040930
  9. 「『源氏物語』に埋もれた<清涼山>を掘り起こすーー「須磨・明石」から古代東アジアへ」, 「日本文学」(日本文学協会), 58巻, 9号, pp. 11-22, 20090930
  10. 「<儀式の場>への創造-曲水宴の源泉と方法-」, 「日本学と台湾学」(静宜大学), 7号, 20080930
  11. 「宣旨の娘と光源氏ー歴史中における宮内卿補任を手掛かりにー」, 「国文論叢」(神戸大学), 39号, pp. 49-64, 20071231
  12.  「藤原頼通と三条殿ー邸宅の伝領と親族関係という視座からー」, 「国文学研究ノート」(神戸大学), 42号, pp. 1-15, 20071231
  13. 後朱雀天皇の乳母達, 「国文論叢」(神戸大学), 35巻, pp. 1-15, 20040331
  14. 「大殿」としての光源氏ー執政者への方法をめぐってー」, 「国文学研究ノート」(神戸大学), 40号, pp. 1-15, 20060131

著書等出版物

  1. 2023年08月25日, 日本學指南 : 100本研究日本人文科學領域主題的經典專書, 「82.渡邊秀夫《和歌的詩學:平安朝文學與漢文世界》」, 五南出版, 2023年, 08, 単行本(学術書), 分担執筆, 中国語, 9786263430976, 440, 326-329

招待講演、口頭・ポスター発表等

  1. 「描かれた「網代車」―『枕草子』第三十段をめぐって」, 2021年広島大学国語国文学会, 2021年07月10日, 通常, 日本語, 広島大学
  2. 「中宮定子と檳榔毛車」, 歴史物語研究会 2018年12月 東京例会, 2018年12月02日, 通常, 日本語, 歴史物語研究会, 明治大学
  3. 「檳榔毛車とは何か――『枕草子』第三十段「檳榔毛は」を起点として――」, 2014中古文学会秋季大会 , 2014年10月12日, 通常, 日本語, 中古文学会, 京都女子大学
  4. 「「南国」をめぐる想像力ーー王朝文学と檳榔」, 和漢比較文学会特別例会, 2014年08月28日, 通常, 日本語, 和漢比較文学会, 台湾大学
  5. 旅行の交流と文学の言説ーー『源氏物語』の展開をめぐってー, 第二回近代化社会とコミュニケーションの技巧国際学術会議, 2009年01月10日, 通常, 日本語, 三重大学・浙江師範大学共催, 浙江師範大学
  6. 『源氏物語』「須磨」「明石」巻とその原風景, 日本文学協会第27回研究発表大会 , 2007年07月15日, 通常, 日本語, 日本文学協会, 中京大学
  7.  朱雀院柏梁殿と宇多天皇, 2007年「日本学と台灣学」研究会・第36回南島史学会大会国際学術研討会 , 2007年05月19日, 通常, 日本語, 静宜大学・南島史学会共催, 静宜大学
  8. 昌泰二年の曲水宴における儀式と景観, 2006和漢比較文学会特別研究発表会 , 2006年09月01日, 通常, 日本語, 和漢比較文学会, 台湾大学
  9. 「『大江千里集』の成立と宇多天皇」, 2006年「日本学と台灣学」研究会, 2006年05月01日, 通常, 日本語, 静宜大学, 静宜大学
  10. 「大江千里集」の序文から見た「内」と「外」, 第29回国際日本文学研究集会 , 2005年11月01日, 通常, 日本語, 国文学研究資料館, 東京
  11. 「昌泰二年の曲水宴と宇多天皇」, 陳斐寧, 神戸大学国語国文学会 , 2002年08月, 通常, 日本語, 神戸大学, 神戸大学