金田一 清香SAYAKA KINDAICHI

Last Updated :2024/10/01

所属・職名
大学院先進理工系科学研究科 准教授
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メールアドレス
kindaichihiroshima-u.ac.jp
自己紹介
建築環境学研究室で空調設備や未利用エネルギー活用関連の研究を行っています。最近は、カーボンニュートラルに向けた需要側(建築側)での新たなシステムが必要となっており、例えば、ソーラーパネルによる昼間の余剰電力を、地中熱ヒートポンプを用いて高効率に空調用冷温水として蓄える方法など、既存建物にも適用可能な需給調整手法の開発に取り組んでいます。

基本情報

主な職歴

  • 2004年10月, 2006年03月, 北海道大学, 大学院工学研究科, 寄附講座教員
  • 2006年04月, 2007年03月, 北海道大学, 大学院工学研究科, 特任助手
  • 2007年04月, 2007年09月, 北海道大学, 大学院工学研究科, 特任助教
  • 2007年11月, 2009年09月, 東京大学, 大学院工学系研究科, 特任助教
  • 2012年06月01日, 2018年01月31日, 広島大学, 大学院工学研究院, 助教

学歴

  • 北海道大学, 大学院工学研究科, 都市環境工学専攻博士後期課程, 日本, 2002年04月, 2004年09月
  • 北海道大学, 大学院工学研究科, 都市環境工学専攻修士課程, 日本, 2000年04月, 2002年03月
  • 北海道大学, 工学部, 衛生工学科, 日本, 1996年04月, 2000年03月

学位

  • 博士(工学) (北海道大学)
  • 修士(工学) (北海道大学)

教育担当

  • 【学士課程】 工学部 : 第四類(建設・環境系) : 建築プログラム
  • 【博士課程前期】 スマートソサイエティ実践科学研究院
  • 【博士課程前期】 先進理工系科学研究科 : 先進理工系科学専攻 : 建築学プログラム
  • 【博士課程後期】 スマートソサイエティ実践科学研究院
  • 【博士課程後期】 先進理工系科学研究科 : 先進理工系科学専攻 : 建築学プログラム

担当主専攻プログラム

  • 建築プログラム

研究分野

  • 工学 / 建築学 / 建築環境・設備

研究キーワード

  • 再生可能エネルギー
  • 未利用エネルギー
  • ヒートポンプシステム
  • 省エネルギー

所属学会

  • 日本建築学会, 2001年
  • 空気調和・衛生工学会, 2000年
  • アメリカ暖房冷凍空調学会, 2012年
  • 日本太陽エネルギー学会, 2005年, 2009年
  • 日本地熱学会, 2005年, 2009年

教育活動

授業担当

  1. 2024年, 教養教育, 1ターム, カーボンニュートラル推進科学
  2. 2024年, 学部専門, セメスター(前期), 建築設計製図I
  3. 2024年, 学部専門, 2ターム, 建築環境学演習
  4. 2024年, 学部専門, 3ターム, 平和都市・建築論
  5. 2024年, 学部専門, 1ターム, 建築設備I
  6. 2024年, 学部専門, 3ターム, 建築設備II
  7. 2024年, 学部専門, 4ターム, 建築倫理
  8. 2024年, 学部専門, 通年, 卒業論文
  9. 2024年, 修士課程・博士課程前期, 1ターム, 建築学特別演習A
  10. 2024年, 修士課程・博士課程前期, 2ターム, 建築学特別演習A
  11. 2024年, 修士課程・博士課程前期, 3ターム, 建築学特別演習B
  12. 2024年, 修士課程・博士課程前期, 4ターム, 建築学特別演習B
  13. 2024年, 修士課程・博士課程前期, 年度, 建築学特別研究
  14. 2024年, 修士課程・博士課程前期, 3ターム, 建築環境設備学特論
  15. 2024年, 博士課程・博士課程後期, 年度, 建築学特別研究
  16. 2024年, 修士課程・博士課程前期, 年度, Seminar on Master Thesis

研究活動

学術論文(★は代表的な論文)

  1. Analysis of factors on the energy consumption for hot water supply system of electrified houses in Hiroshima area, 39巻, pp. 249-259, 201309
  2. 戸建て住宅における給湯電力消費量に及ぼす影響要因の分析 ―広島地域の全電化住宅を対象とした電力消費量に関する研究―, 日本建築学会環境系論文集, 78巻, 692号, pp. 799-807, 201310
  3. 大学構内独立店舗型カフェにおけるエネルギー消費の実態とその要因分析, 日本建築学会環境系論文集, 79巻, 696号, pp. 191-199, 201402
  4. Potential for using water reservoirs as heat sources in heat pump systems, APPLIED THERMAL ENGINEERING, 76巻, pp. 47-53, 20150205
  5. 広島地域の全電化住宅を対象としたリビングエアコンの稼働特性に関する研究, 日本建築学会環境系論文集, 79巻, 698号, pp. 373-382, 201404
  6. マルチレベルモデルを適用した戸建て住宅におけるエネルギー消費量に及ぼす影響要因の分析 -広島地域の全電化住宅を対象とした電力消費量に関する研究-, 日本建築学会環境系論文集, 79巻, 698号, pp. 383-392, 201404
  7. 中国・四国地方における居住系高齢者福祉施設のエネルギー消費特性に関する研究, 日本建築学会環境系論文集, 79巻, 699号, pp. 459-467, 201405
  8. 戸建て住宅における洗濯機と浴室乾燥機の稼働状況 -広島地域の全電化住宅を対象とした電力消費量に関する研究-, 日本建築学会環境系論文集, 79巻, 702号, pp. 715-723, 201408
  9. 家庭用厨房機器の電力消費量と稼動特性, 日本建築学会環境系論文集, 80巻, 710号, 201504
  10. 病院施設における熱源システムの運用改善効果に関する研究 ―広島市内所在のリハビリテーションセンターを対象として―, 日本建築学会環境系論文集, 81巻, 723号, pp. 457-465, 201605
  11. 福祉施設の節電効果に関する要因分析 ―非住宅建築物データベース (DECC)構築に係る調査結果の分析―, 日本建築学会技術報告集, 51号, pp. 645-650, 201606
  12. Analysis of energy consumption of room air conditioners: An approach using individual operation data from field measurements, APPLIED THERMAL ENGINEERING, 112巻, pp. 7-14, 20170205
  13. Simple index for onsite operation management of ground source heat pump systems in cooling-dominant regions, RENEWABLE ENERGY, 127巻, pp. 182-194, 201811
  14. 物理的な定量化評価指標を用いた心理評価構造予測モデルの異なるデータ間の比較 都市計画指標・物理評価・心理評価を連携する河川景観評価に関する研究 その3, 日本建築学会環境系論文集, 84巻, 756号, pp. 115-125, 201902
  15. A-68 低温温水利用暖房方式の適用可能性に関する研究 : LCEMツールを活用したシステムシミュレーションによる省エネ効果検討, 学術講演会論文集, 21巻, 3号, pp. 1675-1678, 20090818
  16. B-13 業務用建物における地中熱ヒートポンプシステムの適用可能性に関する検討, 学術講演会論文集, 21巻, 1号, pp. 149-152, 20090818
  17. 地中熱ヒートポンプシステムの全電化熱源における最適運転モードに関する研究―病院における実施例―:-病院における実施例-, 日本建築学会技術報告集, 15巻, 31号, pp. 823-826, 2009
  18. Applicability of entrainment law to heat release processes in reservoir-source heat pump systems, APPLIED THERMAL ENGINEERING, 185巻, 20210225

社会活動

その他社会貢献活動(広大・部局主催含)

  1. コロナの冬 上手に換気, 中国新聞, 2020年/12月/09日, インタビュイー, 新聞・雑誌, 社会人・一般