後藤 雄太YUUTA GOTOU

Last Updated :2024/12/02

所属・職名
大学院人間社会科学研究科 准教授
メールアドレス
yugoto10hiroshima-u.ac.jp
自己紹介
「ニヒリズム」の問題を、主にニーチェとハイデガーの思想を手掛かりに研究しています。また、生命倫理学的課題としては、現代における死や誕生の在り方に関する問題、情報倫理学的課題としては、ネットやスマホなどの情報技術との付き合い方の問題を考えています。

基本情報

学位

  • 修士(文学) (広島大学)
  • 博士(文学) (広島大学)

教育担当

  • 【学士課程】 文学部 : 人文学科 : 哲学・思想文化学プログラム
  • 【博士課程前期】 人間社会科学研究科 : 人文社会科学専攻 : 人文学プログラム
  • 【博士課程後期】 人間社会科学研究科 : 人文社会科学専攻 : 人文学プログラム

研究分野

  • 人文学 / 哲学 / 哲学・倫理学

研究キーワード

  • ニヒリズム
  • ニーチェ
  • ハイデガー
  • 生命倫理
  • 情報倫理

教育活動

授業担当

  1. 2024年, 学部専門, 4ターム, 倫理学入門
  2. 2024年, 学部専門, 4ターム, 生命倫理
  3. 2024年, 学部専門, 2ターム, ドイツ倫理学講義
  4. 2024年, 学部専門, セメスター(後期), 倫理思想史基礎演習A
  5. 2024年, 学部専門, セメスター(後期), 倫理思想史基礎演習C
  6. 2024年, 学部専門, セメスター(前期), 倫理学特別演習A
  7. 2024年, 学部専門, セメスター(前期), 倫理学特別演習C
  8. 2024年, 学部専門, セメスター(前期), 卒業論文指導A
  9. 2024年, 学部専門, セメスター(後期), 卒業論文指導B
  10. 2024年, 学部専門, セメスター(後期), 卒業論文
  11. 2024年, 修士課程・博士課程前期, セメスター(前期), 倫理学基礎演習A
  12. 2024年, 修士課程・博士課程前期, セメスター(前期), 倫理学基礎演習B
  13. 2024年, 修士課程・博士課程前期, セメスター(後期), 応用倫理学方法論研究A
  14. 2024年, 修士課程・博士課程前期, セメスター(後期), 応用倫理学方法論研究B
  15. 2024年, 修士課程・博士課程前期, セメスター(前期), 特別研究
  16. 2024年, 修士課程・博士課程前期, セメスター(後期), 特別研究
  17. 2024年, 博士課程・博士課程後期, セメスター(前期), 特別研究
  18. 2024年, 博士課程・博士課程後期, セメスター(後期), 特別研究

研究活動

学術論文(★は代表的な論文)

  1. 「「生命の尊厳」にも「人権」にも依拠しない<生の肯定>に向けて――優生思想批判のための準備作業」, Habitus, 28巻, 202403
  2. Against the Denial of Life: A Critique of Abortion, Journal of Philosophy and Ethics in Health Care and Medicine, 15号, pp. 15-24, 202112
  3. ★, 「ニーチェとハイデガーにおけるニヒリズムの「超克」、あるいは<解消>」, 『倫理学年報』, 47巻, pp. 125-138, 1998
  4. ★, 「死の受容のかたち ─がん告知の問題から」, 『医学哲学 医学倫理』, 18号, pp. 122-133, 2000
  5. ★, 「スピリチュアル・ペインは癒されうるか ─死生観の転回構造─」, 『医学哲学 医学倫理』, 23号, pp. 65-75, 2005
  6. ★, 「生の否定に抗して ─人工妊娠中絶批判のための一試論」, 『医学哲学 医学倫理』, 26号, pp. 31-40, 2008
  7. The Internet as the Amplification Equipment of Discord: An Approach from Heidegger’s Theory of Technology, Praxis, 18号, pp. 39-48, 2017
  8. 不和の増幅装置としてのインターネット―ハイデガーの技術論を手掛かりに―, Habitus, 23巻, pp. 31-49, 20190320
  9. 倫理学における宮沢賢治 : その実践と思想の現代的意義, ぷらくしす, 21巻, pp. 47-57, 2020
  10. ニーチェにおける優生思想と<生の肯定>の思想, ぷらくしす, 22巻, pp. 22-30

著書等出版物

  1. 存在肯定の倫理Ⅱ 生ける現実への還帰, ナカニシヤ出版, 2021年, 11, 単行本(学術書), 単著, 日本語, 238
  2. 2017年, 『存在肯定の倫理I ニヒリズムからの問い』, ナカニシヤ出版, 2017年, 6, 単行本(学術書), 日本語, 978-4779511738, 255
  3. 2008年, 『教育と倫理(シリーズ「人間論の21世紀的課題」6)』, ナカニシヤ出版, 2008, 単行本(学術書), 共著, 200
  4. 2004年, 『情報倫理学入門』, ナカニシヤ出版, 単行本(学術書), 共著, 242, 23

招待講演、口頭・ポスター発表等

  1. 現代日本における「生の否定」の諸相, 行為論研究会, 2024年03月24日, 通常, 日本語
  2. 著書合評会 後藤雄太『存在肯定の倫理Ⅰ ニヒリズムからの問い』(ナカニシヤ.出版)., 後藤雄太 梅田孝太 竹内綱史 新名隆志, 第31回 ニーチェ・セミナー, 2019年05月03日, 招待, 日本語
  3. 青少年における<拠り所>としての友人関係, 後藤雄太, 行為論研究会, 2020年03月26日, 通常, 日本語
  4. 倫理学における宮沢賢治, 行為論研究会, 2019年03月08日, 通常, 日本語

外部資金

競争的資金等の採択状況

  1. 科研費 基盤研究(C), 優生思想批判のための倫理の構築:現代社会における<生の肯定>をめざして, 2023年, 2025年