大池 真知子Machiko Ooike
Last Updated :2021/03/01
- 所属・職名
- ダイバーシティ研究センター 教授
- メールアドレス
- ooike
hiroshima-u.ac.jp
基本情報
学位
- 博士(人文科学) (お茶の水女子大学)
- 修士(人文科学) (お茶の水女子大学)
研究分野
研究キーワード
教育活動
授業担当
- 2020年, 教養教育, 2ターム, 平和を考える
- 2020年, 教養教育, 2ターム, ひろしま平和共生リーダー概論
- 2020年, 教養教育, 1ターム, (オ)コミュニケーションIIIB
- 2020年, 教養教育, 1ターム, ジェンダーと社会
- 2020年, 教養教育, 2ターム, ダイバーシティ概論
- 2020年, 修士課程・博士課程前期, 集中, ダイバーシティの理解
- 2020年, 学部専門, セメスター(後期), 学問とジェンダー
- 2020年, 学部専門, 1ターム, ジェンダー学 I
- 2020年, 学部専門, 2ターム, ジェンダー学 II
- 2020年, 修士課程・博士課程前期, 1ターム, 異文化理解
研究活動
学術論文(★は代表的な論文)
- 1980年代から2010年代のアフリカの性の研究の潮流――フェミニズムとの関わりを中心に, 黒人研究, 89巻, pp. 86-106, 20200331
- アフリカの読者層について…ガーナを例に, えちゅーど, 24号, pp. 19-30, 19940401
- 現代アフリカ女性文学紹介(1), えちゅーど, 25号, pp. 25-38, 19950401
- 「男の物語」と「女の物語」…Chinua AchebeのThings Fall ApartとFlora NwapaのIduを比較して, 人間文化研究年報, 18号, pp. 96-103, 19950401
- 自己・共同体・アフリカ人女性-ブチ・エメチェタのKehinde考, 人間文化研究年報, 19号, pp. 50-57, 19960401
- FGM(女子割礼)とアフリカ文学, えちゅーど, 26号, pp. 15-30, 19960401
- 現代アフリカ女性文学紹介(2), えちゅーど, 26号, pp. 1-13, 19960401
- 内側の植民地――フランツ・ファノンと自己同定の政治学, 思想, pp. 69-102, 19980601
- アフリカ文学における女、語り、歴史--チヌア・アチェベとブチ・エメレッタの比較研究, 人間文化研究年報, 23号, pp. 1-3, 1999
- <研究文献目録10>アフリカ女性文学研究の発展と文献紹介, ジェンダ-研究, 2号, pp. 113-168, 199903
- 海外と日本での現代アフリカ女性文学研究の動向, 日本女性ジャーナル, 26号, pp. 98-118, 19990401
- アフリカ女性文学研究の発展と文献紹介, ジェンダー研究, 2号, pp. 113-168, 19990401
- アフリカにおけるジェンダーと社会運動――西アフリカの経験を例に, 日米女性ジャーナル, 26号, pp. 73-97, 19990401
- アフリカにおけるジェンダーと社会運動 : 西アフリカの事例, 日米女性ジャーナル, 26巻, pp. 73-97, 199912
- Symposia第九部門「フェミニズムの今」(日本英文学会第71回大会報告), 英文學研究, 76巻, 2号, pp. 286-287, 19991230
- 境界上の故郷-ブチ・エメチェタの『グウェンドレン』とジョアン・ライリ-の『アンビロンギング』に表象された黒人移民の女たち, 黒人研究, 70号, pp. 9-15, 20000401
- Hazel V. Carby: Cultures in Babylon: Black Britain and African Americanの書評, 英文学研究, 77巻, 2号, pp. 161-165, 20000401
- ヘーゲルの『不幸な意識』論を読む――執拗な取り付きと身体の主体化/隷属化(サブジェクション), 現代思想, 28巻, 14号, pp. 104-124, 20000401
- ナイジェリア内戦文学における女の代弁/表象――ブチ・エメチェタの『デスティネーション・ビアフラ』研究, ジェンダー研究, 4号, pp. 55-69, 20010401
- 現実の母を描く, 朝日新聞社 世界の文学 朝日百科, pp. 265-267, 20020401
- 特集・女性学関連講座――広島県内大学・短大36校中23校が開講, 月刊家族, 197号, pp. 2-3, 20020701
- セクシュアリティのグローカルな構築へむけて――女性性器切除をジェンダー学関連の授業で語る, 人間文化研究, 13巻, pp. 45-94, 20041201
- ガーナにおけるHIV/エイズと演劇, 黒人研究, 74巻, pp. 64-69, 20050301
- HIVに感染した若い女であるということ――ドキュメンタリー『ブシを探して』における権力関係, 人間文化研究, 14巻, pp. 89-116, 20051201
- 紛争と飢餓の地での援助を表象する新たな「植民地小説」--ジョナサン・ファラの『プラ・マーシー』分析, 文明科学研究, 1巻, pp. 1-12, 2006
- アフリカの「危機」:「家族」からの展望―過去・現在・未来―:2006年度アフリカ学会大会「女性フォーラム」報告, アフリカ研究, 2006巻, 69号, pp. 173-184, 2006
- 英語圏ジェンダー理論/表象研究会 第3回文献討論会――Judith Butler, Bodies That Matter: On the Discursive Limits of ”Sex”を読む, F-GENSジャーナル, 5号, pp. 162-163, 20060301
- ガーナの大衆芸能における混淆の力ーー「コンサート・パーティー」を例に, 比較文化研究, 29号, pp. 1-14, 20061101
- エイズ「危機」とあらたな「家族」の可能性--HIVに感染した若い娘の視点から (学界通信 2006年度アフリカ学会大会「女性フォーラム」報告 アフリカの「危機」:「家族」からの展望--過去・現在・未来), アフリカ研究, 69号, pp. 180-183, 200612
- 紛争と飢餓の地での援助を表象する新たな「植民地小説」――ジョナサン・ファラの『プア・マーシー』分析, 文明科学研究, 1巻, pp. 1-11, 20061201
- エイズ「危機」と新たな「家族」の可能性――HIVに感染した若い娘の視点から, アフリカ研究, 69号, pp. 180-183, 20061201
- エイズの時代のアフリカで少女が成長する物語を語ること――ヤングアダルト小説『はるか彼方』分析, 黒人研究, 76号, pp. 27-33, 20070301
- センベーヌ・ウスマン『母たちの村』――美しすぎる母の寓話, 多民族研究, 1号, pp. 169-171, 20071001
- 二重の文化を生きるアフリカ系女性作家――双子の表象を比較して, 英語青年, 153巻, 9号, pp. 538-540, 20071201
- アフリカが語るHIV/エイズ――演劇、ドラマ、映画、文学、メモリーブック, 黒人研究, 77号, pp. 14-21, 20080301
- ウガンダの女性出版社インタビュー, 黒人研究の会会報, 68号, pp. 3-12, 20081201
- 女を意味すること、女を生きること、エイズで死ぬこと : ドリーン・バインガナの『熱帯魚』分析, 多民族研究, 3号, pp. 40-63, 2009
- 「メモリーブック」を書く私――HIV陽性の親が記す家族史を文学の視点で読む, 広島大学「人間文化研究」, 1号, pp. 20-41, 20090301
- アフリカのHIV/エイズ小説が表象する性的な身体ーーアマ・ダーコの『花なしでなく』分析, 黒人研究, 78巻, 59-66号, 20090401
- 草の根の母が著す自分史/家族史:ウガンダの「メモリーブック」, MWENGE, 39号, pp. 6-10, 20091001
- Becoming A Femimist Writer: Representation of the Subaltern in Buchi Emehceta's Destination Biafra, African Literature Today, 26巻, 60-70号, 20091101
- A New African Youth Novel in the Era of HIV/AIDS: An Analysis of Far and Beyon’ by Unity Dow., African Literature Today, 27巻, pp. 75-84, 20100401
- アフリカのHIV/エイズ小説が表象する性と身体の政治学 : アマ・ダーコの『花なしでなく』分析, 多民族研究, 4巻, 4号, pp. 89-119, 2011
- アフリカの母親たちが書く家族の記録, 日本英文学会第84回大会Proceedings, pp. 89-90, 20120301
- 日本の小説とHIV/エイズ, 文明科学研究, 9巻, pp. 1-24, 2014
- エイズと自伝ーーアフリカでHIVとともに生きて書く, 広島大学「人間文化研究」, 6号, pp. 20-41, 20140301
- 日本の小説とHIV/エイズ <論文>, 広島大学大学院総合科学研究科紀要. III, 文明科学研究, 9巻, pp. 1-24, 20141231
- エイズと評伝―ーアフリカでHIVとともに生きる他者について書く, 広島大学「人間文化研究」, 7号, pp. 5-23, 20150301
- 女たちの声に耳を澄ます―ー映画『終わらない戦争』が表象する「慰安婦」と「慰安婦」問題, アジア社会文化研究, 16号, pp. 71-94, 20150330
- アフリカの草の根のエイズの物語――ウガンダの母が書く病、死、生, α-Synodos, 173巻, 20150601
- アフリカの農婦が書いた家族の記録, 人間文化研究, 8巻, 20160301
- 2000年代と2010年代の働く女をめぐる社会の問題意識――池井戸潤のお仕事小説, 人間文化研究, 10巻, pp. 3-27, 2018
- ナイジェリアの小説が表象する女同士の性愛ーーラジナット・モハムドによる小説『ハビバ』, 黒人研究, 87巻, pp. 77-87, 20180301
- ヴェロニク・タジョの絵本『アヤンダ』が表象するアフリカの災厄と回復――アフリカを扱う日本語の絵本のなかに位置づけて考える, 黒人研究, 88巻, pp. 96-110, 2019
著書等出版物
- 2005年01月, マクミラン版世界女性人名事典 , 翻訳, 国書刊行会, 2005年, 01, 事典・辞書, 共訳, 竹村 和子 , 4336043965, 624
- 2004年06月, 黒人研究の世界 , 男装させられた女神―ーチヌア・アチェベの『神の矢』論, 青磁書房, 2004年, 06, 単行本(学術書), 共著, 小林 信次郎 , 4916988221, 393, 267-276
- 2004年01月, かくも多彩な女たちの軌跡――英語圏文学の再読 , 「第三世界の伝統に抑圧される女」を解体する―ー『母の喜び』における歴史と母, 南雲堂, 2004年, 01, 単行本(学術書), 共著, 海老根 静江 竹村 和子 , 4523292833, 334, 218-36
- 2008年05月, スピヴァク みずからを語る――家・サバルタン・知識人, 翻訳, 岩波書店, 2008年, 05, 単訳, 9.784000010764E12
- 2013年07月, エイズと文学――アフリカの女たちが書く性、愛、死, 世界思想社, 2013年, 07, 単行本(学術書), 単著, 9.784790716006E12, 312
- 2000年03月10日, 多文化を生きる――境界のとらえかた, 翻訳, 境界そのものに身を置く, さっぽろ自由学校「遊」, 2000年, 単行本(学術書), 共著, 原 ひろ子, 901194135, 142, 9-42
- 2011年, オルタナティヴ・ヴォイスを聴く, 父権に抗う官能と自然―ーチママンダ・ンゴズィ・アディーチェ『紫のハイビスカス』, 音羽書房鶴見書店, 2011年, 教科書, 共著, 伊藤 詔子 横田 由理, 9.784755302596E12, 392, 111-114
- 2009年, 大学新入生に薦める101冊の本, スピヴァク『サバルタンは語ることができるか』, 岩波書店, 2009年, 教科書, 共著, 9.784000237819E12, 204-205
- 2002年, 人間理解のコモンセンス, アフリカとヨーロッパ、女と男の力関係, 培風館, 2002年, 教科書, 共著, 456301902X, 311, 165-178
- 2004年, 制度と社会, ジェンダーという考え方, 培風館, 2004年, 教科書, 共著, 4.563019038E9
- 2016年04月08日, 追悼文大全, アフリカの民の心を歌う――チヌア・アチェベ氏を悼む, 三省堂, 2016年, 201604, 事典・辞書, 共著, 日本語, 1
招待講演、口頭・ポスター発表等
- アフリカのフェミニストが語るアフリカの女の性――性暴力の被害者から快楽の主体へ, 大池真知子, 黒人研究学会 第65回年次大会, 2019年06月22日, 招待, 日本語
- シンポジウム「ことばと共同体――グローバリゼーション下の想像力」
「アフリカの母親たちが書く家族の記録」, 大池 真知子, 日本英文学会第84回大会, 2012年05月, 招待, 日本語
- シンポジウム「フェミニズムの今」「ポストコロニアリズムとフェミニズムの格子」, 大池真知子, 日本英文学会第80回大会, 1998年05月, 招待, 日本語
- シンポジウム「アフリカの『危機』:『家族』からの展望」「エイズ『危機』と新たな『家族』の可能性」, 大池真知子, 日本アフリカ学会第43回大会, 2006年05月, 招待, 日本語
- シンポジウム「アフリカの半世紀を考える」「アフリカが語るHIV/エイズ―ー映画、演劇、文学、メモリーブック」, 大池真知子, 日本黒人研究の会第53回大会, 2007年06月, 招待, 日本語
- エイズとともに生きること、エイズについて書くこと―ーウガンダの「メモリーブック」, 大池真知子, お茶の水女子大学英文学会第2回大会, 2010年11月20日, 招待, 日本語
- 女性の語りから読み解く社会(4)ウガンダの母が記す「メモリーブック」―-エイズ、自己、家族, 大池真知子, 日本アフリカ学会第46回大会, 2009年05月24日, 通常, 日本語
- アフリカの女性作家が表象するHIV/エイズーーアマ・ダーコの『花なしでなく』, 大池真知子, 日本黒人研究の会 4月例会, 2008年04月, 通常, 日本語
- ガーナにおける演劇, 大池真知子, 広島大学比較文化研究会第26回大会, 2005年11月, 通常, 日本語
- ガーナにおける演劇とHIV/エイズ, 大池真知子, 日本黒人研究の会 10月例会, 2004年10月, 通常, 日本語
- シンポジウム「芸術とジェンダー」「アフリカ文学におけるジェンダー表象」, 大池真知子, 広島芸術学会第17回大会, 2003年07月, 招待, 日本語
- アフリカ文学とジェンダー―ーブチ・エメチェタとアフリカの女の自己構築, 大池真知子, 日本黒人研究の会 12月例会, 2000年12月, 招待, 日本語
- シンポジウム「性暴力の被害者/サバイバ―としてのアフリカの女を再考する――2010年代の視点から」「アフリカのフェミニストが語るアフリカの女の性――性暴力の被害者から快楽の主体へ, 大池真知子, 黒人研究学会 第65回年次大会, 2019年06月22日, 招待, 日本語, 日本黒人研究学会
社会活動
委員会等委員歴
- 図書館資料選定委員, 2014年10月, 2016年03月, 広島県立図書館
- 広島県看護職員確保対策協議会委員, 2018年09月, 2021年03月, 広島県
その他社会貢献活動(広大・部局主催含)
- 人権問題職場研修, ダイバーシティ&インクルージョンの理解――性を例に, 広島県庁 北部総務事務所, 2019年/10月/15日, 広島県庄原庁舎, 講師, セミナー・ワークショップ, 行政機関
- 人権問題職場研修, ダイバーシティ&インクルージョンの理解――性を例に, 広島県庁北部総務事務所, 2019年/10月/08日, 広島県三次庁舎, 講師, セミナー・ワークショップ, 行政機関
- アフリカからのレポート, 財団法人 広島市ひと・まちネットワーク 広島市石内公民館, 女性とセクシュアリティ, 2003年/05月, 出演, 講演会, 社会人・一般
- アフリカの地から学ぶこと, 東広島市中央生涯学習センター, 広島大学連携講座, 2014年/10月/30日, 東広島市中央生涯学習センター, 出演, 講演会
- アフリカの母が語るエイズ, NHK, 2013年/12月/03日, 出演, テレビ・ラジオ番組
- チヌア・アチェベ氏を悼む, 共同通信, 2013年/04月, 山陽新聞など, 新聞・雑誌
- エイズ啓発の映画企画, 共同通信, 2009年/07月, 徳島新聞など, 新聞・雑誌
- 広島大学模擬授業, 「あふりかのおばちゃん」のくらしと想い, 広島県立広高等学校, 広島大学模擬授業, 2016年/10月/20日, 広島県立広高等学校, 講師, 出前授業, 高校生
- 世羅町議会議員人権研修, 女性の人権と男女共同参画, 世羅町議会, 2018年/12月/12日, 講師, 講演会, 行政機関
学術雑誌論文査読歴
- 2020年, 黒人研究, 編集員, 編集委員