朱 建宏JIANHONG ZHU

Last Updated :2025/06/10

所属・職名
大学院人間社会科学研究科　助教
メールアドレス
zjre6hiroshima-u.ac.jp
自己紹介
自分の好みに基づく判断と金銭報酬に基づく判断がどのように相互作用するのかに興味があります。こうした意思決定の過程を、強化学習などの計算論モデルを用いて数理的に理解し、脳活動などの生理データと合わせて調べています。さらに、これらの意思決定が好みの形成にも関連しており、最近はそのメカニズムに関する研究に取り組んでいます。

基本情報

主な職歴

  • 2025年04月01日, 広島大学, 大学院人間社会科学研究科, 助教
  • 2024年04月01日, 2025年03月31日, 広島大学人間社会科学研究科, 大学院人間社会科学研究科, 特任助教

学歴

  • 広島大学, 大学院人間社会科学研究科, 心理学 (博士課程後期), 日本, 2020年04月, 2023年03月
  • 広島大学, 大学院教育学研究科, 心理学 (博士課程前期), 日本, 2018年04月, 2020年03月

学位

  • 修士（心理学）　(広島大学)
  • 博士（心理学）　(広島大学)

教育担当

  • 【博士課程前期】 人間社会科学研究科 : 人文社会科学専攻 : 心理学プログラム
  • 【博士課程後期】 人間社会科学研究科 : 人文社会科学専攻 : 心理学プログラム

担当主専攻プログラム

  • 心理学プログラム

研究分野

  • 社会科学 / 心理学 / 実験心理学

研究キーワード

  • 計算論モデリング
  • 選択による選好の変化
  • 意思決定

所属学会

教育活動

授業担当

  1. 2025年, 教養教育, ３ターム, 心理学の最前線
  2. 2025年, 学部専門, ３ターム, 心理学基礎実習I
  3. 2025年, 学部専門, ４ターム, 心理学基礎実習II
  4. 2025年, 学部専門, セメスター（前期）, 心理学研究法演習
  5. 2025年, 学部専門, １ターム, 心理学外書講読演習I
  6. 2025年, 学部専門, ２ターム, 心理学外書講読演習II
  7. 2025年, 学部専門, ３ターム, 心理学外書講読演習III
  8. 2025年, 学部専門, ４ターム, 心理学外書講読演習IV
  9. 2025年, 学部専門, セメスター（前期）, 心理学実験
  10. 2025年, 学部専門, セメスター（後期）, 認知心理学課題研究I
  11. 2025年, 学部専門, セメスター（前期）, 認知心理学課題研究II
  12. 2025年, 学部専門, セメスター（後期）, 卒業論文
  13. 2025年, 修士課程・博士課程前期, ２ターム, 心理学研究法基礎演習A
  14. 2025年, 修士課程・博士課程前期, ４ターム, 心理学研究法基礎演習B
  15. 2025年, 修士課程・博士課程前期, ２ターム, 心理学研究法応用演習A
  16. 2025年, 修士課程・博士課程前期, ４ターム, 心理学研究法応用演習B
  17. 2025年, 修士課程・博士課程前期, １ターム, Academic writing in psychology A
  18. 2025年, 修士課程・博士課程前期, ３ターム, Academic writing in psychology B
  19. 2025年, 修士課程・博士課程前期, １ターム, Advanced academic writing in psychology A
  20. 2025年, 修士課程・博士課程前期, ３ターム, Advanced academic writing in psychology B
  21. 2025年, 修士課程・博士課程前期, セメスター（前期）, 心理学特講C
  22. 2025年, 修士課程・博士課程前期, セメスター（後期）, 心理学特講D
  23. 2025年, 修士課程・博士課程前期, １ターム, 心理学基礎演習Ⅰ
  24. 2025年, 修士課程・博士課程前期, ２ターム, 心理学基礎演習Ⅱ
  25. 2025年, 修士課程・博士課程前期, ３ターム, 心理学基礎演習Ⅲ
  26. 2025年, 修士課程・博士課程前期, ４ターム, 心理学基礎演習Ⅳ
  27. 2025年, 修士課程・博士課程前期, １ターム, 心理学応用演習Ⅰ
  28. 2025年, 修士課程・博士課程前期, ２ターム, 心理学応用演習Ⅱ
  29. 2025年, 修士課程・博士課程前期, ３ターム, 心理学応用演習Ⅲ
  30. 2025年, 修士課程・博士課程前期, ４ターム, 心理学応用演習Ⅳ
  31. 2025年, 修士課程・博士課程前期, セメスター（前期）, 特別研究
  32. 2025年, 修士課程・博士課程前期, セメスター（後期）, 特別研究

研究活動

学術論文（★は代表的な論文）

  1. ★, The more random people's preference judgments are, the more they explore in gambling tasks, BMC PSYCHOLOGY, 12巻, 1号, 20241220
    DOIを用いた論文検索結果へのリンク
  2. ★, Internally formed preferences for options only influence initial decisions in gambling tasks, while the gambling outcomes do not alter these preferences, Journal of Gambling Studies, 20240626
    DOIを用いた論文検索結果へのリンク
  3. ★, Externally Provided Rewards Increase Internal Preference, but Not as Much as Preferred Ones Without Extrinsic Rewards, Computational Brain & Behavior, 20240221
    DOIを用いた論文検索結果へのリンク
  4. Association between long-range temporal correlations in intrinsic EEG activity and subjective sense of identity, Scientific Reports, 20210111
    DOIを用いた論文検索結果へのリンク
  5. ★, Computational modeling of choice-induced preference change: A Reinforcement-Learning-based approach, PLOS ONE, 20210107
    DOIを用いた論文検索結果へのリンク
  6. Resting-state theta/beta ratio is associated with distraction but not with reappraisal, Biological Psychology, 202009
    DOIを用いた論文検索結果へのリンク

招待講演、口頭・ポスター発表等

  1. Relationship between anomalous subjective recall in depersonalization and long-range temporal correlates in resting-state EEG., Kazuki Yamamoto, Kazuki Yamamoto, Jianhong Zhu, Tatsuru Honda, Jun Hashimoto, Mayo Anno, Tsuyoshi Kawahara, Shi Zhiying, Kana Nakamura, Genki Yasui, Keishi Shimada, Yue Liu, Takashi Nakao, The 14th Biennial Meeting of the Society for Applied Research in Memory and Cognition (SARMAC2023), 2023年08月09日, 通常, 英語
  2. The Relationship Between Indecisiveness and Network Integration in Scalp Resting-State EEG, Jianhong Zhu, Zhu, J., Hashimoto, J., Honda, T., Yamamoto, K., Matsuguma, M., Nakagawa, R., Anno, M., Kashihara, S., Kawahara, T., Iwasa, Y., Kobayashi, R., & Nakao, T., The 20th World Congress of Psychophysiology, 2021年09月07日, 通常, 英語, 発表資料
    Attached File's URL
  3. Relationship between voluntary/involuntary positive autobiographical memory and EEG power spectra., Junya Hashimoto, Hashimoto, J., Kobayashi, R., Kashihara, S., Hiramoto, R., Haraguchi, Y., Honda, T., Ishida, N., Okazaki, A., Kishimoto, K., Nakano, H., Horinouchi, H., Zhu, J.,...Nakao, T., The 32nd International Conference of Psychology, 2021年07月18日, 通常, 英語
  4. Value learned through externally guided decision-making affects internally guided decision-making, Jianhong Zhu, Zhu, J., Katahira, K., Hiragawa, M., Nakao, T., The 32nd International Conference of Psychology, 2021年07月18日, 通常, 英語
  5. The relationship between time perspective and the mood repair effect of positive autobiographical memory., Junya Hashimoto, Hashimoto, J., Kobayashi, R., Kashihara, S., Hiramoto, R., Haraguchi, Y., Honda, T., Ishida, N., Okazaki, A., Kishimoto, K., Nakano, H., Horinouchi, H., Zhu, J.,...Nakao, T., 58th Conference of Taiwanese Psychological Association, 2019年11月02日, 通常, 英語
  6. Does value learned through externally guided decision-making influence internal criteria?, Jianhong Zhu, Zhu, J., Katahira, K., Hirakawa, M., Nakao, T., 58th Conference of Taiwanese Psychological Association, 2019年11月02日, 通常, 英語
  7. Long range temporal correlation in the resting brain and embodied sense of ownership, Ryosuke Hiramoto, Hiramoto, R., Hashimoto, J., Kobayashi, R., Kashihara, S., Haraguchi, Y., Ishida, N., Okazaki, A., Kishimoto, K., Nakano, H., Horinouchi, H., Honda, T., Zhu, J., Sun, Y., Yamamoto, K., Nakagawa, R., Nakao, T., The 21st conference of the European Society for Cognitive Psychology (ESCoP2019), 2019年09月25日, 通常, 英語
  8. Does the degree of positivity of autobiographical memories cause a difference in the mood repair effect between voluntary and involuntary retrieval in depressed people?, Junya Hashimoto, Hashimoto, J., Kobayashi, R., Kashihara, S., Hiramoto, R., Haraguchi, Y., Ishida, N., Okazaki, A., Kishimoto, K., Nakano, H., Horinouchi, H., Honda, T., Zhu, J., Sun, Y., Yamamoto, K., Nakao, T., Kanayama, N., Miyatani, M., The 21st conference of the European Society for Cognitive Psychology (ESCoP2019), 2019年09月25日, 通常, 英語
  9. The impact of stubbornness on internally- and externally- guided decision-making., Jianhong Zhu, Zhu, J., Hashimoto, J., Katahira, K., Hirakawa, M., & Nakao, T., The 21st conference of the European Society for Cognitive Psychology (ESCoP2019), 2019年09月25日, 通常, 英語
  10. 外的基準による意思決定と内的基準による意思決定の関係の解明, 朱 建宏, 「⾃⼰」研究者による合同研究会, 2022年, 通常, 日本語
  11. ノスタルジア傾向は前頭α波の非対称性と関係があるのか？：周期的成分と非周期的成分の分離による検討, 橋本 淳也, 橋本 淳也・朱 建宏・本多 樹・山本 一希・庵野 真代・河原 剛...中尾敬, 日本認知心理学会第20回大会, 2022年10月15日, 通常, 日本語
  12. 時間的展望のバランスが高い者ほどモニタリングのエラーを経験しにくいのか？, 橋本 淳也, 橋本 淳也・柏原 志保・小林 亮太・本多 樹・朱 建宏・原口優輔...中尾敬, 日本認知心理学会第18回大会, 2021年03月03日, 通常, 日本語
  13. 決断できる人ほど意思決定の基準を区別しない：外的基準が内的基準による意思決定に影響する程度と不決断傾向との関連, 朱 建宏, 朱 建宏・片平 健太郎・平川 真・中尾 敬, 日本認知心理学会第18回大会, 2021年03月03日, 通常, 日本語
  14. 外的基準による意思決定では自己関連性が学習されているのか？, 朱 建宏, 朱 建宏・垣尾 咲穂・中村 加奈・安居 元紀・山田 実玖・中尾 敬, 中国四国心理学会第76回大会, 2020年11月14日, 通常, 日本語
  15. リアリティ・モニタリング・エラー経験頻度と自発脳波のピーク周波数の関連, 柏原 志保, 柏原 志保・小林 亮太・橋本 淳也・本多 樹・朱 建宏・原口 優輔…中尾 敬, 第38回日本生理心理学会大会, 2020年05月23日, 通常, 日本語
  16. バランスのとれた時間的展望と自発的脳波の自己相関の持続性との関連, 橋本 淳也, 橋本 淳也・小林 亮太・柏原 志保・本多 樹・朱 建宏・原口 優輔…中尾 敬, 第38回日本生理心理学会大会, 2020年05月23日, 通常, 日本語
  17. 直観的情報処理スタイルと自発的脳活動との関連, 朱 建宏, 朱 建宏・小林 亮太・本多 樹・橋本 淳也・柏原 志保・岩佐 康弘…中尾 敬, 第38回日本生理心理学会大会, 2020年05月23日, 通常, 日本語
  18. 意図的および無意図的に想起された自伝的記憶の性質の違い―不快気分時に想起されたポジティブ記憶の観点から―, 橋本 淳也, 橋本 淳也・小林 亮太・柏原 志保・平本 亮介・原口 優輔・本多 樹・石田 紀香・岡崎 彩香・岸本 和美・中野 歩菜見・堀之内 滉・朱 建宏…中尾敬, 中国四国心理学会第75回大会, 2019年10月19日, 通常, 日本語
  19. 外的基準による意思決定を通して学習された価値は内的基準による意思決定に影響するのか, 朱建宏, 朱建宏・片平健太郎・平川真・中尾敬, 中国四国心理学会第75回大会, 2019年10月19日, 通常, 日本語
  20. 自伝的記憶の自己機能と自発脳波における自己相関の持続性の関連, 橋本 淳也, 橋本 淳也・小林 亮太・柏原 志保・平本 亮介・原口 優輔・本多 樹・朱 建宏…中尾敬, 日本心理学会第83回大会, 2019年09月11日, 通常, 日本語
  21. バランスのとれた時間的展望と自発脳波の関連―α波の左右差を用いた探索的検討―, 橋本 淳也, 橋本 淳也・小林 亮太・柏原 志保・平本 亮介・原口 優輔・本多 樹・石田 紀香・岸本 和美・岡崎 彩香・中野 歩菜見・堀之内 滉・朱 建宏…中尾 敬, 日本パーソナリティ心理学会第28回大会, 2019年08月28日, 通常, 日本語
  22. 自発脳波とリアリティモニタリングエラー経験の関連, 柏原 志保, 柏原 志保・橋本 淳也・小林 亮太・平本 亮介・原口 優輔・本多 樹・石田 紀香・岸本 和美・岡崎 彩香・中野 歩菜見・堀之内 滉・朱 建宏…中尾敬, 日本認知心理学会第17回大会, 2019年05月25日, 通常, 日本語
  23. 自発脳波における自己相関の持続性と内受容感覚との関連, 小林 亮太, 小林 亮太・橋本 淳也・柏原 志保・平本 亮介・原口 優輔・堀之内 滉・岡崎 彩香・本多 樹・難波 修史・朱 建宏…中尾 敬, 日本認知心理学会第17回大会, 2019年05月25日, 通常, 日本語
  24. 抑うつ者における意図的想起と無意図的想起の気分改善効果の違い, 橋本 淳也, 橋本 淳也・小林 亮太・柏原 志保・平本 亮介・原口 優輔・石田 紀香・岡崎 彩香・岸本 和美・中野 歩菜見・堀之内 滉・本多 樹・朱 建宏…宮谷 真人, 日本認知心理学会第17回大会, 2019年05月25日, 通常, 日本語
  25. 選好課題への計算論モデルの適用 ―選ばれたものと選ばれなかったものの両方の価値が変化するのか？, 朱 建宏, 朱 建宏・橋本 淳也・片平 健太郎・平川 真・中尾 敬, 日本認知心理学会第17回大会, 2019年05月25日, 通常, 日本語
  26. 外的基準による意思決定と内的基準による意思決定間の関連：価値の共有と意思決定傾向の共通性から検討する, 朱 建宏, 第30回広島実験心理学研究会, 2019年05月07日, 通常, 日本語
  27. 選好による選択時の競合検出の個人差に影響する要因, 朱 建宏, 朱 建宏・橋本 淳也・中尾 敬・宮谷 真人, 日本感情心理学会第26回大会, 2018年11月09日, 通常, 日本語
  28. 自伝的記憶の自己機能と過去への態度が抑うつに及ぼす影響, 橋本 淳也, 橋本 淳也・柏原 志保・小林 亮太・平本 亮介・朱 建宏・中尾 敬・宮谷 真人, 中国四国心理学会第74回大会, 2018年10月13日, 通常, 日本語
  29. 選択による選好の変化の計算論モデル解析, 朱 建宏, 朱 建宏・橋本 淳也・宮谷 真人・中尾 敬, 中国四国心理学会第74回大会, 2018年10月13日, 通常, 日本語

外部資金

競争的資金等の採択状況

  1. 科学研究費助成事業（基盤研究B）, 自己感の生起メカニズム：予測-事後推論，神経基盤，自己感間の接合による統合的理解, 2025年, 2029年
  2. 科学研究費助成事業（若手研究）, 異なる外部要因による好み形成のプロセスと共通する内受容感覚の役割の検討, 2025年, 2028年