岡田 佳奈KANA OKADA

Last Updated :2024/06/11

所属・職名
大学院医系科学研究科(医) 助教
自己紹介
行動や記憶の柔軟性に係る神経基盤の解明を目指しています。

基本情報

主な職歴

  • 2021年06月01日, 2022年03月31日, 広島大学, 大学院医系科学研究科, 特任助教
  • 2019年04月01日, 2021年05月31日, 広島大学, 大学院医系科学研究科, 研究員
  • 2016年04月01日, 2019年03月31日, 日本学術振興会, 特別研究員(RPD)
  • 2015年04月17日, 2016年03月31日, 広島大学, 大学院医歯薬保健学研究院, 研究員
  • 2011年04月01日, 2015年03月31日, 広島大学, 大学院総合科学研究科, 特任助教
  • 2008年08月01日, 2011年03月31日, 科学技術振興機構, 戦略的創造研究推進事業, 博士研究員
  • 2008年05月01日, 2012年03月, 福島県立医科大学, 医学部生体機能研究部門, 博士研究員
  • 2008年04月01日, 2009年03月, 同志社大学, 研究開発機構, 嘱託研究員
  • 2006年04月01日, 2008年03月31日, 日本学術振興会, 特別研究員(DC2)

学歴

  • 同志社大学, 文学部文化学科, 心理学専攻, 1998年04月, 2002年03月
  • 同志社大学, 大学院文学研究科, 心理学専攻博士課程前期課程, 2002年04月, 2004年03月
  • 同志社大学, 大学院文学研究科, 心理学専攻博士課程後期課程, 2005年04月, 2008年03月

学位

  • 博士(心理学) (同志社大学)
  • 修士(心理学) (同志社大学)

研究分野

  • 社会科学 / 心理学 / 実験心理学

研究キーワード

  • 神経回路網

所属学会

  • アメリカ心理学会
  • 北米神経科学学会
  • 日本認知症学会
  • 日本神経科学学会
  • 日本動物心理学会

教育活動

授業担当

  1. 2024年, 修士課程・博士課程前期, セメスター(前期), 特別演習
  2. 2024年, 修士課程・博士課程前期, セメスター(後期), 特別演習
  3. 2024年, 修士課程・博士課程前期, セメスター(前期), 特別研究
  4. 2024年, 修士課程・博士課程前期, セメスター(後期), 特別研究
  5. 2024年, 博士課程・博士課程後期, セメスター(前期), 特別演習
  6. 2024年, 博士課程・博士課程後期, セメスター(後期), 特別演習
  7. 2024年, 博士課程・博士課程後期, セメスター(前期), 特別研究
  8. 2024年, 博士課程・博士課程後期, セメスター(後期), 特別研究
  9. 2024年, 博士課程・博士課程後期, セメスター(前期), 神経生理学特別演習
  10. 2024年, 博士課程・博士課程後期, セメスター(後期), 神経生理学特別演習
  11. 2024年, 博士課程・博士課程後期, セメスター(前期), 神経生理学特別研究
  12. 2024年, 博士課程・博士課程後期, セメスター(後期), 神経生理学特別研究

研究活動

学術論文(★は代表的な論文)

  1. Cholinergic regulation of object recognition memory, FRONTIERS IN BEHAVIORAL NEUROSCIENCE, 16巻, 20220929
  2. Spike firing attenuation of serotonin neurons in learned helplessness rats is reversed by ketamine, BRAIN COMMUNICATIONS, 3巻, 4号, 20211001
  3. Different cholinergic cell groups in the basal forebrain regulate social interaction and social recognition memory, SCIENTIFIC REPORTS, 11巻, 1号, 20210630
  4. Action Selection and Flexible Switching Controlled by the Intralaminar Thalamic Neurons., Cell Rep ., 22巻, 9号, pp. 2370-2382, 20180227
  5. Distinct roles of basal forebrain cholinergic neurons in spatial and object recognition memory, 5巻, pp. 13158-13158, 20150806
  6. Striatal Indirect Pathway Contributes to Selection Accuracy of Learned Motor Actions., J Neurosci ., 32巻, 39号, pp. 13421-13432, 20120926
  7. Selective neural pathway targeting reveals key roles of thalamostriatal projection in the control of visual discrimination, J Neurosci, 31巻, pp. 17169-17179, 20111123
  8. Functional cooperation between the hippocampal subregions and the medial septum in unreinforced and reinforced spatial memory tasks., Behav. Brain Res., 209巻, pp. 295-304, 20100619
  9. Functional differentiation and cooperation among the hippocampal subregions in rats to effect spatial memory processes, Behav. Brain Res, 200巻, 1号, pp. 181-191, 20090608
  10. 空間記憶におけるラットの海馬と視床前核群の海馬采―脳弓を経由した機能的連携, 心理学研究, 77巻, 3号, pp. 261-270, 20060825
  11. モリス水迷路課題の学習に及ぼすラット海馬CA1損傷の効果, 心理学研究, 76巻, pp. 352-358, 20051025
  12. イボテン酸による海馬CA1損傷が空間記憶課題に及ぼす影響, 行動科学, 42巻, pp. 121-126, 20031201
  13. ★, Task-dependent function of striatal cholinergic interneurons in behavioural flexibility., Eur J Neurosci ., 47巻, 10号, pp. 1174-1183, 201803
  14. ★, Enhanced flexibility of place discrimination learning by targeting striatal cholinergic interneurons, NATURE COMMUNICATIONS, 5巻, 201405
  15. Methylglyoxal (MG) and Cerebro-Renal Interaction: Does Long-Term Orally Administered MG Cause Cognitive Impairment in Normal Sprague-Dawley Rats?, TOXINS, 6巻, 1号, pp. 254-269, 201401
  16. Hippocampal theta wave activity during configural and non-configural tasks in rats, EXPERIMENTAL BRAIN RESEARCH, 225巻, 2号, pp. 177-185, 201303
  17. Striatal direct pathway modulates response time in execution of visual discrimination, Eur J Neurosci ., 35巻, 5号, pp. 784-797, 201203
  18. 空間記憶と海馬, 心理学評論, 56巻, 2号, pp. 251-261, 2018
  19. Neural activity in the hippocampus during conflict resolution, BEHAVIOURAL BRAIN RESEARCH, 237巻, pp. 1-6, 2013
  20. Transient decline in rats' hippocampal theta power relates to inhibitory stimulus-reward association, BEHAVIOURAL BRAIN RESEARCH, 246巻, 1号, pp. 132-138, 2013
  21. Transient Decline in Hippocampal Theta Activity during the Acquisition Process of the Negative Patterning Task, PLOS ONE, 8巻, 7号, 2013

著書等出版物

  1. 第4章 脳の直接的操作, 生理心理学と精神生理学 第I巻基礎, 北大路書房, 2017年, 単行本(学術書), 分担執筆, 岡田佳奈, pp 55-58
  2. 4章コラム 臨機応変なネズミたち, 心理学概論 第2版, ナカニシヤ出版, 2014年, 教科書, 分担執筆, 岡田佳奈, pp. 96-97
  3. 第5章 感覚機能, トランスジェニック・ノックアウトマウスの行動解析, 2012年, 単行本(学術書), 共訳, 岡田佳奈, pp60-79.
  4. chapter 10 Functional circuitry analysis in rodents using neurotoxins/immunotoxins, Neuromethods, Controlled Genetic Manipulations, 2012年, 共著, Kobayashi, K., Okada, K., and Kai, N., pp. 193-205
  5. Seriesモデル動物利用マニュアル 疾患モデルの作製と利用 脳・神経疾患, 線条体ニューロン欠損マウス, エル・アイ・シー, 2011年, 単行本(学術書), 共著, 小林和人, 深堀良二, 岡田佳奈, 小林とも子

招待講演、口頭・ポスター発表等

  1. 前脳基底部コリン作動性神経細胞による社会行動の調節, 岡田佳奈 西澤佳代 小林とも子 坂田省吾 橋本浩一 小林和人, 第73回日本生理学会中国四国地方会, 2021年11月06日, 通常, 日本語, 広島大学大学院医系科学研究科 運動器機能医科学 生理機能情報科学, zoom による Web 開催, 進行する記憶障害を示すことが知られているアルツハイマ病では、前脳基底部コリ ン作動性神経細胞の減少が起こる。記憶障害とコリン作動性神経細胞の減少の間に関 連についてはよく研究されており、前脳基底部コリン作動性神経細胞のうち、内側中 隔/垂直対角帯とマイネルト基底核はそれぞれ異なる種類の記憶に関与していること が報告されている。他方、アルツハイマ病は、記憶障害ばかりではなく、認知症に伴 う行動・心理症状(BPSD)をも伴う。この症状は社会性の遂行を妨げ、療養を著しく 困難にするが、アルツハイマ病における社会性障害の神経基盤については不明な点が 多い。そこで本研究では、同病における前脳基底部コリン作動性神経細胞の喪失が社 会性の障害にどのように関与しているのかについて、イムノトキシン細胞標的法を用 いて検討した。結果、内側中隔/垂直対角帯のコリン作動性神経細胞の損傷がマウス の同族他個体との社会的交流を減少させ、マイネルト基底核コリン作動性神経細胞の 損傷が他個体についての再認記憶を障害することが明らかとなった。また、それぞれ の社会性障害は、アルツハイマ病治療薬であるドネペジルおよびリバスチグミンの単 回投与によって回復することが確認された(Okada et al., 2021)。

受賞

  1. 2014年12月12日, 包括型脳科学研究推進支援ネットワーク冬のシンポジウム若手優秀発表賞 , 包括型脳科学研究推進支援ネットワーク, 背内側線条体コリン作動性介在神経細胞による行動柔軟性促進
  2. 2007年09月20日, 社団法人日本心理学会優秀論文賞, 日本心理学会, 空間記憶におけるラットの海馬と視床前核群の海馬采―脳弓を経由した機能的連携

外部資金

競争的資金等の採択状況

  1. 科学研究費, 海馬関連神経ネットワークにおける空間記憶システム形成の生理心理学的研究, 2006年04月01日, 2008年03月31日
  2. 科学研究費, 海馬関連ネットワークの構築・維持と記憶形成に対するコリン作動性入力の研究, 2010年04月01日, 2012年03月31日
  3. 科学研究費, 海馬CA3-CA1路の神経解剖学的左右非対称性の機能的意義, 2013年04月01日, 2015年03月31日
  4. 科学研究費, 時間認知における海馬機能の電気生理学的検討, 2013年04月01日, 2014年03月31日
  5. 科学研究費, 認知柔軟性実行に関与する神経回路網転移の生理心理学的研究, 2015年04月01日, 2017年03月31日
  6. 科学研究費, 認知柔軟性の空間記憶表象制御に関与する神経機構の生理心理学的検討, 2016年04月01日, 2019年03月31日
  7. 科学研究費, コリン作動系による線条体マイクロサーキットの認知柔軟性実行メカニズムの解明, 2018年04月01日, 2021年03月31日
  8. 第14回(2019年度)内藤記念女性研究助成金, 下オリーブ核振動による短時間計時メカニズムの解明, 2019年04月01日, 2023年09月30日
  9. 科学研究費, コリン作動系リズムによる線条体マイクロサーキットの認知柔軟性メカニズム, 2021年04月01日, 2024年03月31日