井内 太郎Tarou Inai

Last Updated :2024/12/02

所属・職名
大学院人間社会科学研究科 教授
メールアドレス
tinaihiroshima-u.ac.jp
自己紹介
専門は、近世イングランド史研究で、行財政史研究ならびに、最近は船乗りたちの社会史を中心とした海事史研究をおこなっている。

基本情報

学位

  • 博士(文学) (広島大学)
  • 文学修士 (広島大学)

研究分野

  • 人文学 / 史学 / ヨーロッパ史・アメリカ史

研究キーワード

  • 船舶税
  • 議会課税
  • テューダー
  • 海事史
  • 16世紀イングランド
  • 政治文化

教育活動

授業担当

  1. 2024年, 教養教育, 1ターム, 教養ゼミ
  2. 2024年, 学部専門, 2ターム, 西洋史学入門
  3. 2024年, 学部専門, 4ターム, ヨーロッパ社会経済史研究
  4. 2024年, 学部専門, 1ターム, ヨーロッパ社会経済史文書解析学A
  5. 2024年, 学部専門, 3ターム, ヨーロッパ政治文化論史料演習A
  6. 2024年, 学部専門, 2ターム, ヨーロッパ社会経済史文書解析学B
  7. 2024年, 学部専門, セメスター(前期), ヨーロッパ史総合演習A
  8. 2024年, 学部専門, セメスター(後期), ヨーロッパ史総合演習B
  9. 2024年, 学部専門, セメスター(前期), ヨーロッパ史総合演習C
  10. 2024年, 学部専門, セメスター(後期), ヨーロッパ史総合演習D
  11. 2024年, 学部専門, セメスター(前期), 卒業論文指導A
  12. 2024年, 学部専門, セメスター(後期), 卒業論文指導B
  13. 2024年, 学部専門, セメスター(後期), 卒業論文
  14. 2024年, 博士課程・博士課程後期, セメスター(前期), 特別研究指導 II (歴史文化学)
  15. 2024年, 修士課程・博士課程前期, 2ターム, 人間社会科学のための科学史
  16. 2024年, 修士課程・博士課程前期, 2ターム, 人間社会科学のための科学史
  17. 2024年, 修士課程・博士課程前期, ターム外(前期), 欧米社会構造論研究
  18. 2024年, 修士課程・博士課程前期, 1ターム, 欧米政治文化史史料研究B
  19. 2024年, 修士課程・博士課程前期, 3ターム, 欧米社会経済史史料研究B
  20. 2024年, 修士課程・博士課程前期, 4ターム, 欧米社会経済史史料研究C
  21. 2024年, 修士課程・博士課程前期, セメスター(前期), 特別研究
  22. 2024年, 修士課程・博士課程前期, セメスター(後期), 特別研究
  23. 2024年, 博士課程・博士課程後期, セメスター(前期), 特別研究
  24. 2024年, 博士課程・博士課程後期, セメスター(後期), 特別研究

研究活動

学術論文(★は代表的な論文)

  1. ★, 「16世紀イングランドの船員たちと船上文化~かれらの経済活動の分析を中心として~」315号、2023年、1~18頁, 『史學研究』, 315巻, pp. 1-18, 202307
  2. ★, テューダー前期財務府出納部の会計業務について, 西洋史学, 161巻, pp. 49-61, 19910601
  3. テューダー期財務府出納部の財務行政, 史学研究, 194巻, pp. 48-70, 19910901
  4. エドワード6世期財務府出納部の支払い関係記録について, 鳥取大学教育学部研究報告, 40巻, 2号, pp. 59-79, 19891201
  5. イギリス近代国家形成期における地租定型化とその意義, 史学研究, 179巻, pp. 40-65, 19880601
  6. エドワード6世時代の財政状態, 史学研究, 175巻, pp. 65-88, 19870601
  7. ★, テューダー期1558年関税改革とその政策的意図, 史学研究, 172巻, pp. 39-62, 19860701
  8. テューダー絶対王政期における宮内府(the king’s House-hold)財務行政の再検討, 西洋史学報, 22巻, pp. 27-55, 19950301
  9. テューダー中期の財政危機と国家財政運営-国王金庫(King’s Coffers)の運用の分析を中心として-, 史学研究, 217巻, pp. 69-88, 19970801
  10. ★, 近世イギリスにおける権力と儀礼, 歴史学研究, 768巻, pp. 169-176, 20021001
  11. エルトンとテューダー朝史研究, 広島大学大学院文学研究科論集, 61巻, pp. 73-90, 20011201
  12. ★, テューダー朝国家の再検討―Subsidyの問題を中心として―, Economic & Social History Review, 1号, pp. 115-125, 20050101
  13. 16世紀半ばイングランドの財政危機と財政改革の理念, 広島大学大学院文学研究科論集, 65巻, pp. 1-68, 20051201
  14. ★, エリザベスI世治世期における国家財政運営と財政的ナショナリズム, 西洋史学報, 33号, pp. 21-44, 20060301
  15. ★, The King's Two Bodies in Tudor Monarchy, The Haskins Society Journal, Japan, 2巻, pp. 25-28, 20070331
  16. ★, 凱旋入市式にみるルネサンス君主像, 指昭博編『王はいかに受け入れられたか』刀水書房, pp. 11-29, 20071230
  17. ★, 16世紀イングランドの議会における課税をめぐる合意形成, 渡辺節夫編『ヨーロッパ中世社会における課税をめぐる合意形成』創文社, pp. 159-182, 20110201
  18. ★, アルマダの海戦の再考~「新船舶税」導入問題の分析を中心として~, 西洋史学報, 42巻, pp. 31-59, 2015
  19. 15世紀後半期イングランドにおける宮内府改革とその意義, 山代宏道編『危機をめぐる歴史学』刀水書房, pp. 271-290, 2002
  20. ★, 国王の身体・儀礼・象徴-テューダー絶対王政期における国王権力の象徴過程-, 岡本明編『支配の文化史』ミネルヴァ書房, pp. 14-40, 1997
  21. 16世紀の財務婦における会計業務と財政収支関係史料について, 朝治啓三他編『史料が語る中世ヨーロッパ 』刀水書房, pp. 223-243, 2004
  22. 近世イギリスにおける国家と社会:10分1税・15分1税の課税問題の分析を中心として, 『歴史家のパレット』渓水社, pp. 150-170, 2005

著書等出版物

  1. 2006年03月, ★16世紀イングランド行財政史研究, 広島大学出版会, 2006年, 03, 単行本(学術書), 単著, japanese, 490306803X, 439
  2. 2000年07月, イギリス近世史の新潮流, 彩流社, 2000年, 07, 単行本(学術書), 共著, 247, 25
  3. 2012年06月, ヘンリ8世の迷宮, 昭和堂, 2012年, 06, 単行本(学術書), 共著, 9784812212288, 230, 20
  4. 2010年12月, ★オックスフォード ブリテン諸島の歴史 第6巻, 2010年, 12, 単行本(学術書), 共訳, japanese, 450

招待講演、口頭・ポスター発表等

  1. 16世紀後半期イングランドのギニア交易    ~W.タワソンの「航海日誌」からみる航海・交易・貿易商人社会~, 井内 太郎, 三田史学会, 2023年06月24日, 招待, 日本語, 三田史学会, 東京都 慶應義塾大学三田キャンパス
  2. ギニア航海における船員たちの語り ―1553-4年の船上遺言書の分析を中心として―, 井内 太郎, 広島西洋史学研究会, 2017年08月11日, 通常, 日本語, 広島西洋史学研究会, 山口県, ギニア航海時に作成された1553-5年のイングランドの船員の遺言書の意味を解読した。, 発表資料
  3. 大航海時代における船上遺言書 ―船乗りの語りとその文化空間―, 井内 太郎, 西欧中世史研究会, 2017年08月20日, 通常, 日本語, 西欧中世史研究会, 山梨県, 1553-65年に行われたイングランドのギニア航海時に船上において作成された船上遺言書について分析した。, 発表資料
  4. エリザベス時代の海上防衛と海軍財政, 井内 太郎, 中国四国歴史学地理学協会大会, 2012年, 通常, 日本語
  5. シンポジウム「近世ヨーロッパにおける平和の諸相」(ドイツ語を翻訳), 井内 太郎, アウグスブルク大学歴史研究所主催シンポジウム, 2009年11月, 招待, 英語
  6. 西欧中世ー近世における政策決定をめぐる合意形成, 井内 太郎, 西洋法制史学会 , 2009年04月, 招待, 日本語
  7. テューダー君主制と王の2つの身体, 井内 太郎, 上海華東師範大学学術講演会, 2007年03月, 招待, 英語
  8. The King's two bodies in Tudor Monarchy, 井内 太郎, 上海華東師範大学主宰「歴史学術講演会」, 2006年03月, 招待, 英語
  9. 近世イングランドの国家と社会~10分1税の問題を中心として~, 井内 太郎, 九州史学会 シンポジウム「中近世イングランド/フランスにおける行財政制度の比較」, 2004年12月, 招待, 日本語
  10. テューダーー朝国家の再検討~Subsidyの問題を中心として~, 井内 太郎, 5-17世紀世界経済文化の現代化国際学会検討会, 2003年11月, 招待, 英語

外部資金

競争的資金等の採択状況

  1. 基盤研究(C)(一般), 16世紀イングランドの船乗りと海事共同体に関する研究, 2022年, 2024年

社会活動

委員会等委員歴

  1. 井内 太郎, 2017年04月, 2018年03月, 東アジアブリテン史学会
  2. 井内 太郎, 2017年04月, 2018年03月, 広島西洋史学研究会
  3. 井内 太郎, 2017年04月, 2018年03月, 広島史学研究会
  4. 井内 太郎, 2017年04月, 2018年03月, 中国四国歴史学地理学協会

学術会議等の主催

  1. 広島史学研究会, 2015年10月, 2015年10月
  2. 中国四国歴史学地理学協会大会, 大会事務局, 2015年06月, 2015年06月
  3. 広島史学研究会大会, シンポなど組織委員, 2012年10月
  4. 中国四国歴史学地理学協会大会, 大会実行委員長, 2012年06月
  5. 広島史学研究会, 大会実行委員, 2009年10月
  6. 中国四国歴史学地理学協会, 大会実行委員, 2009年06月
  7. 広島史学研究会
  8. 広島史学研究会, 2017年04月, 2018年03月
  9. 広島西洋史学研究会, 2017年04月, 2018年03月
  10. 中国四国歴史学地理学協会