野間 小百合SAYURI NOMA

Last Updated :2024/05/07

所属・職名
大学院人間社会科学研究科 准教授
メールアドレス
snomahiroshima-u.ac.jp

基本情報

主な職歴

  • 2014年04月01日, 2021年03月31日, 法学部, 講師

学歴

  • 一橋大学, 国際企業戦略研究科 博士後期課程, 経営法務(国際知的財産権), 日本, 2016年04月01日, 2020年03月31日
  • 広島大学, 社会科学研究科, 法政システム専攻, 日本, 2011年04月01日, 2014年03月31日

学位

  • 修士(法学) (広島大学)
  • 博士(法学) (広島大学)

研究分野

  • 社会科学 / 法学 / 国際法学

研究キーワード

  • 法学/国際法学/国際私法

研究活動

学術論文(★は代表的な論文)

  1. The Cambridge Handbook of Copyright Limitation and Exceptions Cultural Impact on Copyright Exceptions : Parody in Germany and Japan, Cambridge University Press, 202101
  2. ★, 著作権侵害の準拠法 について, 広島法学, 35巻, 2号, pp. 57-85, 2011
  3. ★, インターネットにおける著作権侵害の準拠法 について, 広島法学, 35巻, 4号, pp. 51-79, 201203
  4. 職務著作の準拠法に ついて, 広島法学, 36巻, 1号, pp. 137-152, 201206
  5. 著作権譲渡の準拠法 について, 広島法学, 36巻, 3号, pp. 35-59, 201201
  6. ★, ベルヌ条約と抵触法, 著作権情報センター第 9 回「著作権・著作隣接 権論文集」, pp. 151-175, 201312
  7. ★, 国境を越えた発明の法的保護―知財戦略の観 点から, 東和知的財産研究所 第 5 回「東和知財研究 誌」, 6巻, 1号, pp. 51-63, 201403
  8. インターネットにおける著作権侵害の準拠法~ 普遍主義の観点から~, 国際商事法務, 43巻, 8号, pp. 1186-1191, 2015
  9. ベルヌ条約と本源国法 主義, 帝京法学, 29巻, 2号, pp. 167-276, 2015
  10. 著作権侵害訴訟における国際裁判管轄-一試論-, 国際取引法学会第二回 全国大会年報, pp. 17-37
  11. 国際取引法学会第二回 全国大会年報, 帝京法学, 32巻, 1号, pp. 41-326
  12. インターネットにお ける著作権侵害の準拠法 について-本源国法主義の 観点から-, 帝京法学, 32巻, 2号, pp. 9-37
  13. 著作権侵害訴訟と国債裁判管轄, 国際商事法務, 47巻, 9号, pp. 1115-1120
  14. 国債調査権法の研究ー国際特許法との対比においてー, pp. 1-628

招待講演、口頭・ポスター発表等

  1. インターネットにおける著作権侵害の国際裁判管轄及び準拠法について-海外の動画投稿サイトに無断でアップロードした者に対して著作権侵害を理由に訴訟を提起する場合の国際裁判管轄及び準拠法-, 野間小百合, 情報システム法学会, 2016年11月12日, 通常, 日本語, 情報システム法学会, 明治大学, 明治大学において開催された情報システム法学会では、「インターネットにおける著作権侵害の国際裁判管轄及び準拠法について-海外の動画投稿サイトに無断でアップロードした者に対して著作権侵害を理由に訴訟を提起する場合の国際裁判管轄及び準拠法-」と題して個別報告を行った。弁護士の先生が多く参加されている学会である為、研究成果をもとに、実務において問題を解決するための具体的な解決策を端的に報告したものである。実務家と研究者の橋渡しとなるような社会貢献ができた
  2. インターネットにおける著作権侵害の準拠法―本源国法, 野間小百合, 国際私法学会, 2016年06月05日, 通常, 日本語, 国際私法学会, 名古屋国際会議場, 名古屋国際会議場において開催された国際私法学会においては、「インターネットにおける著作権侵害の準拠法―本源国法主義の観点から―」と題して個別報告を行った。従来は著作権侵害の準拠法の決定に関しては保護国法主義に基づく考え方が妥当してきた。しかしながら、コピーライトヘブンの問題が生じるケースが多く見られ、特にインターネット上の問題となると妥当な結論が導かれていない状態であった。この点に関してベルヌ条約の起草過程に立ち返り、起草段階からベルヌ条約の下では本源国法主義が妥当するものであるということを明らかにした報告である。様々な質問や意見が提示され議論が活発に行われたことで研究活動へ貢献することができた。, 発表資料
  3. インターネットにおける著作権侵害の準拠法-本源国法主義の観点から, 野間小百合, 関西国際私法研究会, 2016年03月26日, 通常, 日本語, 関西国際私法, 大阪大学, 大阪大学において開催された関西国際私法研究会においては、「インターネットにおける著作権侵害の準拠法-本源国法主義の観点から-」と題して個別報告を行った。本報告は、以下に掲載する国際私法学会での個別報告についてプレ報告である。, 発表資料
  4. 著作権侵害訴訟における国際裁判管轄―一試論―, 野間小百合, 国際取引法学会全国大会(国際知的財産権法部会), 2016年03月19日, 通常, 日本語, 国際取引法学会, 一橋大学, 一橋大学において開催された国際取引法学会全国大会において、「著作権侵害訴訟における国際裁判管轄―一試論―」と題して報告を行った。知的財産権に関する国際裁判管轄の規定については法の欠缺が存在する為、欠缺補充の解決策として条理ではなく類推可能な規定を探求することを提案し、さらに、準拠法の中で議論されている点と整合的な国際版管轄の原則について試論を提示したものである, 発表資料
  5. インターネットにおける著作権侵害の準拠法―普遍主義の, 野間小百合, 国際取引法学会, 2015年03月21日, 通常, 日本語, 国際取引法学会, 明治学院大学, 明治学院大学において開催された国際取引法学会の中でも国際知的財産権法部会において「インターネットにおける著作権侵害の準拠法―普遍主義の観点から―」と題して個別報告を行った。実務家研究員の多い学会であるので、実務上の具体的な問題点に絞って解説した。また、質問内容も実際の運営上の問題点が多かったが、従来の議論では解決できない点に対して解決策を提示することができた。
  6. 公衆送信権と属地性, 野間小百合, ALAI Japan2013国際著作権法学会, 2015年03月21日, 通常, 日本語, ALAI Japan国際著作権法学会, 専修大学法学部, 専修大学法学部において開催されたALAIJapan2013国際著作権法学会では、「公衆送信権と属地性」と題して報告を行った。インターネット通信の中でも特に、公衆送信権に焦点を当て、属地性が問題とされている従来の議論に対して、著作権についてはベルヌ条約の下で普遍主義が妥当することを明らかにしたものである。
  7. インターネットにおける著作権侵害の準拠法について, 野間小百合, 第52回中四国法政学会松山大学法学部, 2013年10月22日, 通常, 日本語, 中国法政学会松山大学法学部, 松山大学法学部, 松山大学法学部において開催された中四国法政学会では、「インターネットにおける著作権侵害の準拠法について」と題して個別報告を行った。昨今通信技術の発達に伴い、容易に国内外の著作物を利用することができるようになり、それに付随して著作権侵害の問題も深刻化している。この問題を国際私法の領域においてはどのように解決することが望ましいか、一試論を提示したものである, 発表資料
  8. 2016年07月22日, 通常, 英語

受賞

  1. 電気通信普及財団賞「テレコム社会科学学生賞」(学生賞)佳作入選, 電気通信普及財団, インターネットにおける著作権侵害の準拠法について