川鍋 陽AKIRA KAWANABE

Last Updated :2025/06/16

所属・職名
大学院医系科学研究科（医）　講師
メールアドレス
kawanabehiroshima-u.ac.jp

基本情報

主な職歴

  • 2024年10月, 広島大学, 大学院医系科学研究科, 講師
  • 2019年06月, 2024年09月, 香川大学, 医学部, 講師
  • 2015年03月, 2019年05月, 大阪大学大学院, 医学系研究科, 特任助教
  • 2013年04月, 2015年02月, 大阪大学大学院, 医学系研究科, 特任研究員
  • 2010年04月, 2013年03月, 大阪大学大学院, 医学系研究科, 日本学術振興会特別研究員PD
  • 2007年04月, 2010年03月, 名古屋工業大学大学院, 工学研究科, 日本学術振興会特別研究員DC1

学歴

  • 名古屋工業大学, 大学院工学研究科, 博士後期課程, 日本, 2007年04月, 2009年03月
  • 名古屋工業大学, 大学院工学研究科, 博士前期課程, 日本, 2005年04月, 2007年03月
  • 名古屋工業大学, 工学部, 第一部応用化学科, 日本, 2001年04月, 2005年03月

学位

  • 修士（工学）　(名古屋工業大学)
  • 博士（工学）　(名古屋工業大学)

研究分野

  • 医歯薬学 / 基礎医学 / 生理学一般
  • 生物学 / 生物科学 / 生物物理学

研究キーワード

  • 電気生理学
  • イオンチャネル
  • 膜電位
  • 脂質
  • 電位依存性イオンチャネル

所属学会

  • 日本生理学会
  • 日本生物物理学会

教育活動

授業担当

  1. 2025年, 教養教育, ２ターム, 細胞科学[1医医]
  2. 2025年, 学部専門, 通年, 組織細胞機能学
  3. 2025年, 修士課程・博士課程前期, セメスター（前期）, 人体の機能
  4. 2025年, 修士課程・博士課程前期, １ターム, 研究方法論A

研究活動

学術論文（★は代表的な論文）

  1. Sugar binding of sodium-glucose cotransporters analyzed by voltage-clamp fluorometry., The Journal of biological chemistry, pp. 107215-107215, 20240322
  2. ★, ATP modulates the activity of the voltage-gated proton channel through direct binding interaction, The Journal of Physiology, 20230809
  3. ★, Intermolecular functional coupling between phosphoinositides and the potassium channel KcsA., The Journal of biological chemistry, 298巻, 8号, pp. 102257-102257, 20220712
  4. Interaction between S4 and the phosphatase domain mediates electrochemical coupling in voltage-sensing phosphatase (VSP)., Proceedings of the National Academy of Sciences of the United States of America, 119巻, 26号, pp. e2200364119, 20220628
  5. Rhodopsin-bestrophin fusion proteins from unicellular algae form gigantic pentameric ion channels., Nature structural & molecular biology, 29巻, 6号, pp. 592-603, 202206
  6. Heterologous functional expression of ascidian Nav1 channels and close relationship with the evolutionary ancestor of vertebrate Nav channels, Journal of Biological Chemistry, 296巻, pp. 100783-100783, 202101
  7. Engineering an enhanced voltage-sensing phosphatase., The Journal of general physiology, 152巻, 5号, 20200504
  8. The mechanoreceptor DEG-1 regulates cold tolerance in Caenorhabditis elegans., EMBO reports, 21巻, 3号, pp. e48671, 20200203
  9. 実験と計算の連携による電位依存性ホスファターゼVSPの活性化機構の解析, Seibutsu Butsuri, 60巻, 2号, pp. 105-107, 2020
  10. Functional analysis of a double-point mutation in the KCNJ2 gene identified in a family with Andersen-Tawil syndrome., Journal of the neurological sciences, 407巻, pp. 116521-116521, 20191215
  11. ★, The hydrophobic nature of a novel membrane interface regulates the enzyme activity of a voltage-sensing phosphatase, eLife, 201811

招待講演、口頭・ポスター発表等

  1. H+チャネルにおけるアラキドン酸、圧力及びpHの関係性, 髙田麻紀, 竹下浩平, 川鍋陽, 藤原祐一郎, 第102回日本生理学会大会, 2025年03月17日, 通常
  2. 昆虫の味覚受容体の構造変化を用いたフルクトース濃度のリアルタイムな検出, 松岡一磨, 川鍋陽、神鳥和代、藤原祐一郎, 第102回日本生理学会大会, 2025年03月17日, 通常
  3. 電位依存性プロトンチャネルの細胞内N末端領域による機能制御, 川鍋陽, 藤原祐一郎, 第102回日本生理学会大会, 2025年03月17日, 通常, 千葉

受賞

  1. 第9回入澤宏・彩記念若手研究奨励賞, 日本生理学会

外部資金

競争的資金等の採択状況

  1. 科学研究費助成事業 基盤研究(C), 電気生理-蛍光変化同時計測系によるプロトンチャネルの制御機構解析, 2022年04月01日, 2025年03月31日
    関連URL
  2. 科学研究費助成事業 学術変革領域研究(A), 硫化水素分子によるイオンチャネルの機能修飾機構の解明, 2022年06月16日, 2024年03月31日
  3. 科学研究費助成事業 挑戦的研究(萌芽), 光駆動型神経機能素子の開発, 2021年07月09日, 2023年03月31日
    関連URL
  4. 科学研究費助成事業 基盤研究(C), 電気生理学と分光学の統合によるイノシトールリン脂質ホスファターゼの動作原理の解析, 2019年04月01日, 2022年03月31日
    関連URL
  5. 科学研究費助成事業 若手研究(B), １分子計測による電位依存性プロトンチャネルのサブユニット間の協調性の解析, 2015年04月01日, 2017年03月31日
    関連URL
  6. 科学研究費助成事業 特別研究員奨励費, 電位センサータンパク質の作用機序に対する物理化学的手法を用いた解析, 2010年, 2012年
  7. 科学研究費助成事業 特別研究員奨励費, 赤外分光法によるロドプシンの情報伝達機構の解析, 2007年, 2009年
    関連URL

社会活動

委員会等委員歴

  1. 評議員, 2019年, 日本生理学会
  2. 分野別専門委員(電気生理学), 2021年, 日本生物物理学会

学術会議等の主催

  1. 第76回日本生理学会中国四国地方会, 組織委員, 2024年11月