大森 万理子MARIKO OMORI

Last Updated :2024/12/02

所属・職名
ダイバーシティ&インクルージョン推進機構 特任准教授
メールアドレス
momorihiroshima-u.ac.jp
その他連絡先
〒739-8524 広島県東広島市鏡山1丁目1番1号 教育学部棟C601
TEL:082-424-7987

基本情報

主な職歴

  • 2023年04月01日, ダイバーシティ&インクルージョン推進機構, 特別支援教育実践センター, 特任准教授
  • 2020年04月01日, 2023年03月31日, 広島大学, 大学院人間社会科学研究科 教育科学専攻 国際教育開発プログラム, 助教
  • 2018年05月16日, 2020年03月31日, 九州大学, 人間環境学研究院 学際企画室, 学術研究員

学歴

  • 九州大学, 大学院人間環境学府, 教育システム専攻 博士後期課程, 日本, 2011年04月, 2018年03月
  • Claremont Graduate University, School of Arts and Humanities, Department of Cultural Studies, Master's Course, USA, 2011年08月, 2013年05月
  • 九州大学, 大学院人間環境学府, 教育システム専攻 修士課程, 日本, 2008年04月, 2010年03月

学位

  • 博士(教育学) (九州大学)
  • Master of Arts in Cultural Studies (Claremont Graduate University)
  • 修士(教育学) (九州大学)

研究分野

  • 社会科学 / 教育学 / 教育学

研究キーワード

  • 教育社会史
  • 児童保護
  • 福祉
  • 移民

所属学会

教育活動

授業担当

  1. 2024年, 教養教育, 集中, オンライン国際協働演習(e-START)A
  2. 2024年, 学部専門, セメスター(前期), インクルーシブ・アジア特別集中講義
  3. 2024年, 学部専門, セメスター(後期), 学問とジェンダー
  4. 2024年, 学部専門, セメスター(前期), インクルーシブ教育基礎論
  5. 2024年, 学部専門, セメスター(後期), 特別支援教育基礎論
  6. 2024年, 学部専門, 集中, 特別支援教育
  7. 2024年, 学部専門, 通年, 学びのユニバーサルデザイン入門(履修証明プログラム用)
  8. 2024年, 学部専門, 集中, 特別支援学校教育実習
  9. 2024年, 学部専門, セメスター(前期), 特別支援教育研究法I
  10. 2024年, 学部専門, セメスター(後期), 特別支援教育研究法II
  11. 2024年, 学部専門, 集中, 特別支援教育
  12. 2024年, 学部専門, セメスター(後期), 教職実践演習(幼・小)
  13. 2024年, 修士課程・博士課程前期, セメスター(前期), 特別支援教育学特別研究
  14. 2024年, 修士課程・博士課程前期, セメスター(後期), 特別支援教育学特別研究
  15. 2024年, 修士課程・博士課程前期, セメスター(前期), 特別支援教育実践研究
  16. 2024年, 博士課程・博士課程後期, セメスター(前期), 特別研究
  17. 2024年, 博士課程・博士課程後期, セメスター(後期), 特別研究
  18. 2024年, 修士課程・博士課程前期, 通年, 特別支援教育臨床演習
  19. 2024年, 修士課程・博士課程前期, セメスター(前期), 特別研究基礎演習I
  20. 2024年, 修士課程・博士課程前期, 通年, 特別研究
  21. 2024年, 修士課程・博士課程前期, セメスター(後期), 教育実習
  22. 2024年, 修士課程・博士課程前期, セメスター(後期), 特別研究基礎演習II
  23. 2024年, 修士課程・博士課程前期, セメスター(前期), 特別支援教育研究I
  24. 2024年, 修士課程・博士課程前期, 通年, 特別支援教育特別研究
  25. 2024年, 修士課程・博士課程前期, セメスター(後期), 特別支援教育研究II

研究活動

学術論文(★は代表的な論文)

  1. 「1903年〜1918年アメリカにおける公立学校特別学級及び特別学校設置をめぐる議論—全米教育協会議事録を手がかりとして」, 『広島大学特別支援教育実践センター研究紀要』, 22巻, pp. 51-60, 20240301
  2. 「中村満紀男 著『障害児教育のアメリカ史と日米関係史—後進国から世界最先端の特殊教育への飛翔と失速」(図書紹介), 『日本の教育史学』, 66巻, pp. 179-180, 20231001
  3. ★, 「1910年代〜1920年代カリフォルニア州におけるホームティーチャーの家庭訪問—移民住居委員会による子ども対応に焦点をあてて」, 『アメリカ史研究』, 46号, pp. 69-85, 20230831
  4. Multidimensional Psychometrics of Teacher Educators’ Professional Identity: An Initial Validation with Teacher Educators in Southeast Asia, Education Sciences, 13巻, 9号, 20230916
  5. History of aftercare for dependent children in Japan between the 1950s and 1970s: the expectations and limitations of the vocational parent (Shoku-oya, Hogojutakusha) system, Paedagogica Historica: International Journal of the History of Education, 20230303
  6. 「米国ミネソタ州における知的障害児学級の教育課程の編成 —「『機会学級』のためのコース・オブ・スタディに関する報告」(1919年)を手掛かりに—」, 『九州大学教職課程研究紀要』, 7号, pp. 33-47, 20230316
  7. 「1900年代〜1910年代カリフォルニア州における保護観察制度の展開—都市公立学校との関係に着目して—」, 『広島大学大学院人間社会科学研究科紀要 教育学研究』, 3号, pp. 297-306, 2022
  8. ★, Educational therapeutics or a clearing house for exceptional children?: the development of adjustment rooms in Los Angeles, 1916–1923, Paedagogica Historica: International Journal of the History of Education, 59巻, 1号, pp. 90-107, 2022
  9. 「タイにおける「公正な教育のための基金」による格差是正措置に関する予備的検討—福祉としての教育の観点から—」, 『広島大学大学院人間社会科学研究科紀要 教育学研究』, 1号, pp. 256-265, 20201225
  10. 「「教育と自然」―国際教育史学会の動向を踏まえて―」(海外研究情報), 『日本の教育史学』, 62巻, pp. 150-155, 201910
  11. 「20世紀前半ロサンゼルスにおける「善きアメリカ人」像の形成-メリノール教会シスターズ・ホームの児童保護事業を中心に-」(研究ノート), 『移民研究年報』, 25巻, pp. 127-137, 201906
  12. 「道徳教育を支える法律と道徳訓の区別と相互関係性 − 田中耕太郎『法と道徳』を手掛かりに」(共著), 『教育基礎学研究』, 15巻, pp. 101-111, 201803
  13. 「「主体的・対話的で深い学び(アクティブ・ラーニング)」に向けてグループ活動を取り入れた道徳教育に関する一考察」(共著), 『教育基礎学研究』, 15巻, pp. 89-100, 201803
  14. ★, The Discovery of Feeblemindedness Among Immigrant Children Through Intelligence Tests in California in the 1910s, Paedagogica Historica, 54巻, 1-2号, pp. 1-15, 201803
  15. 「1910年代米国カリフォルニアにおける婦人保護事業 − 羅府日本人人道会による移民家族の改良」, 『九州大学大学院教育学コース院生論文集 飛梅論集』, 17巻, pp. 1-15, 201703
  16. 「1909年から1918年米国カリフォルニア州における移民孤児対策 − 慈善矯正委員会による人種別保護と知能調査を中心に」, 『教育基礎学研究』, 12巻, pp. 1-16, 201503
  17. 「小規模・高齢化集落(限界集落)をめぐる問題を「解消」する」(九州大学大学院人間環境学府 多分野連携プログラム 活動報告)(共著), 『教育基礎学研究』, 8巻, pp. 91-101, 201103
  18. 「在米日系移民の二世教育における永住思想 — 『名士招待一件』(1911)を通して」, 『九州教育学会研究紀要』, 36巻, pp. 167-175, 200908

著書等出版物

  1. 2023年12月25日, 『大阪児童福祉の先駆—博愛社の史的研究』, 「第16章 アメリカおよび中国における児童保護事業の展開—楠本六一と楠本安子の活動に着目して」, 立花出版, 2023年, 12, 単行本(学術書), 共著, 日本語, 室田保夫, 大月英雄, 水上妙子, 高市勢津子, 原佳央理, 倉持史朗, 片岡優子, 今井小の実, 蜂谷俊隆, 高岡裕之, 竹林徑一, 大野定利, 元村智明, 大森万理子, チェン・リーメイ, 978-4-86617-227-9, 462, pp.401-426
  2. 2023年07月20日, 『医学が子どもを見出すとき—孤児、貧困児、施設児と医学をめぐる子ども史』, 「第8章 アメリカ少年司法における医学の導入と展開—フィラデルフィア市立裁判所の医療活動(1914年〜1927年)に着目して」, 勁草書房, 2023年, 07, 単行本(学術書), 共著, 日本語, 土屋敦、野々村淑子、乙須翼、稲井智義、杉原薫、草野舞、田中友佳子、松本由起子、大森万理子、野崎祐人, 978-4-326-60362-6, 408, 291-324
  3. 2022年12月, 『「保護」と「分類」の教育社会史—アメリカ日本人移民の児童保護政策と中間団体』, 九州大学出版会, 単行本(学術書), 単著, 日本語, 978-4-7985-0340-0, 258
  4. 2022年08月, 『衡平な大学入試を求めて—カリフォルニア大学とアファーマティブ・アクション』, 九州大学出版会, 単行本(学術書), 共訳, 日本語, 978-4-7985-0335-6, 439, pp.59-99
  5. 2022年03月, 『ヒューマン・スタディーズ—世界で語る/世界に語る』, 「テスト、あるいは能力について」, 集広舎, 日本語, 978-4-86735-024-9, 293, pp.31-40
  6. 2019年02月, 『孤児と救済のエポック−一六〜二〇世紀にみる子ども・家族規範の多層性』, 「「アメリカ化」から「日系人の子供は日系人の家に」—羅府日本人人道会から南加小児園への展開(一九一二~一九五二年)を中心に—」, 勁草書房, 単行本(学術書), 共著, 日本語, 土屋敦, 野々村淑子, 乙須翼, 草野舞, 足達咲希, 大森万理子, 田中友佳子, 978-4-326-60316-9, 376, pp.231-267
  7. 2015年04月, 『子ども論エッセンス―教育の原点を求めて― 〜すべての子どもに権利・人権を保障するとは〜』, 「IV 子どもの権利条約の歴史とこれから 2.世界児童憲章から日本の条約批准まで」, 花書院, 教科書, 共著, 日本語, 野々村淑子, 藤田雄飛, 田中友佳子, 金子研太, 清水良彦, 畑中大路, 佐藤晋平, 董秋艶, 孫雪エイ, 宮川幸奈, 大森万理子, 楊ショウ興, 韓賢徳, 杜艾臨, 阿南清士朗, 江藤将行, 小林昇光, 胡瀛月, 鄭修娟, 金美連, 木村栞太, 9784865610321, 123, pp.19-22

招待講演、口頭・ポスター発表等

  1. "Development of Educational Welfare Theory and Children's Well-being in Japan", Mariko Omori and Riho Sakurai, International Conference on Sustainability, Global Diversity, Inclusion & Culture: Interdisciplinary Perspectives, 2024年01月18日, 通常, 英語, University of Calcutta, Calcutta, India
  2. 「20世紀初頭における教職の専門性と教育研究/教育科学の模索」, 企画者:大下卓司 司会者:大下卓司、杉田浩崇 提案者:岡花折一郎 提案者:間篠剛留 提案者:大森万理子 指定討論者:宮本健市郎, 日本教育方法学会第59回大会ラウンドテーブル, 2023年10月14日, 通常, 日本語, 慶應義塾大学三田キャンパス
  3. 「1910年代〜1920年代アメリカにおける医療ソーシャルサービスの萌芽—非行問題への医学的対応に着目して—」(1910년대〜1920년대 미국 의료 쇼셜 서비스 (Medical Social Service)의 맹아(萌芽) -비행문제의 의학적 대응에 착목하여-), 大森万理子, 2022年韓国社会福祉歴史学会(한국사회복지역사학회), 2022年12月16日, 通常, 日本語, 韓国社会福祉歴史学会, 韓国ソウル市聴
  4. 「1910年代〜1920年代カリフォルニア州におけるホームティーチャーの家庭訪問—移民住居委員会による子ども対応に焦点をあてて—」, 大森万理子, 日本アメリカ史学会第19回年次大会, 2022年09月18日, 通常, 日本語, 日本アメリカ史学会, 大妻女子大学
  5. 「1900年代〜1910年代カリフォルニア州における保護観察制度の展開−公教育との関係に着目して−」, 大森万理子, 教育史学会第65回大会, 2021年09月26日, 通常, 日本語, 教育史学会, 神戸大学(オンライン開催)
  6. The Development of Special Education in Los Angeles, 1916-1923: The Establishment and Practice of Adjustment Rooms, Mariko Omori, ISCHE 42, 2021年06月15日, 通常, 英語, International Standing Conference for the History of Educaion (ISCHE), Örebro, Sweden (Online)
  7. Independence of dependent children: The job-parent (Shokuoya, Hogojutakusha) system in Japan after the Second World War, Yukako Tanaka, Mariko Omori, ISCHE 42, 2021年06月15日, 通常, 英語, International Standing Conference for the History of Education (ISCHE), Örebro, Sweden (Online)
  8. Professional Development of Japanese Teacher Educators, Mariko Omori, Takayoshi Maki, The 2nd Webinar on Teacher Educators' Professional Development, Professional Development Challenges facing Teacher Educators, 2020年12月17日, 招待, 英語, Asia Pacific and Africa Teacher Education Cooperation Center, Online
  9. 「子ども史研究再考――記録保存/分析視座/歴史叙述」(ラウンドテーブル), 野々村淑子, 乙須翼, 草野舞, 大森万理子, 土屋敦, 阿久津美紀, 日本教育学会第78回大会, 2019年08月06日, 通常, 日本語, 日本教育学会, 学習院大学
  10. Nature and Possibilities of Education of the Feebleminded Children: Discourse of Lewis Terman in the 1910s, Mariko Omori, ISCHE 40, 2018年08月31日, 通常, 英語, International Standing Conference for the History of Education, Humboldt-Universität zu Berlin
  11. 「20世紀初頭米国ロサンゼルスにおける移民救済を通した『善きアメリカ人』像の形成 − メリノール教会シスターズ・ホームの事業を中心に」, 大森万理子, 日本移民学会第2回冬季研究大会, 2017年12月09日, 通常, 日本語, 日本移民学会, 同志社大学
  12. 「移民における精神薄弱児の発見−1910年代カリフォルニア州の知能テストを通して−」, 大森万理子, 九州大学教育学部・公州大学校師範大学国際交流プログラム 教育研究国際フォーラム「教育実践を「科学する」, 2017年09月21日, 通常, 日本語, 九州大学教育学部, 九州大学
  13. The Discovery of the Feeblemindedness Among Immigrant Children: Through the Intelligence Test in California in the 1910s, Mariko Omori, ISCHE 38, 2016年08月19日, 通常, 英語, International Standing Conference for the History of Education, Loyola University Chicago, USA
  14. 「1910〜30年代米国カリフォルニアにおける児童保護事業 − 羅府日本人人道会から南加小児園への展開を中心に」, 大森万理子, 日本移民学会第26回年次大会, 2016年06月26日, 通常, 日本語, 日本移民学会, 阪南大学
  15. 「1910〜1930年代米国カリフォルニアにおける移民孤児教育 − メリノール教会の活動を中心に」, 大森万理子, 教育史学会第59回大会, 2015年09月26日, 通常, 日本語, 教育史学会, 宮城教育大学
  16. 「1910年代米国カリフォルニアにおける日系救済事業 − 羅府日本人人道会による婦人・児童保護を中心に」, 大森万理子, 社会事業史学会第43回大会, 2015年05月09日, 通常, 日本語, 社会事業史学会, 愛知県立大学
  17. 「在米日系移民の二世教育における永住思想 − 『名士招待一件』(1911)を通して」, 大森万理子, 九州教育学会第60回大会, 2008年11月24日, 通常, 日本語, 九州教育学会, 熊本大学

外部資金

競争的資金等の採択状況

  1. 科学研究費助成事業, 20世紀前半アメリカにおける移民児童の里親委託に関する研究, 2023年04月, 2026年03月
  2. 科学研究費助成事業, 20世紀前半アメリカの児童保護の変容過程に関する研究, 2020年04月, 2023年03月
  3. 公益財団法人トヨタ財団 2019 年度研究助成プログラム(研究分担者), 地域コミュニティに開かれた特別支援学校についての学際的研究 ―ローカルな学習文化資源を活かしたラボラトリースクール構想, 2020年04月, 2022年03月

社会活動

委員会等委員歴

  1. 非常勤講師(人権教育Ⅱ), 2023年11月, 九州大学
  2. 非常勤講師(教育の理念と歴史), 2020年08月, 2020年09月, 西南学院大学
  3. 人文科学研究科嘱託研究員, 2020年05月, 2022年03月, 同志社大学
  4. 研究分担者, 2020年04月, 2022年03月, 九州大学大学院人間環境学研究院
  5. 非常勤講師(保育・教育課程論), 2019年10月, 2020年01月, 中九州短期大学
  6. 非常勤講師(教育文化特論Ⅱ), 2019年09月, 2019年12月, 筑紫女学園大学大学院
  7. 非常勤講師(ジェンダー論), 2019年04月, 2019年08月, 中村学園大学
  8. ボランティア, 2019年02月, 2020年03月, 福岡・自主夜間中学 よみかき教室
  9. 非常勤講師(教育学), 2018年11月, 2020年02月, 北九州市戸畑看護専門学校
  10. 非常勤講師(社会教育特講E), 2018年10月, 2020年02月, 福岡県立大学
  11. 非常勤講師(教育原理), 2018年09月, 2020年02月, 長崎大学
  12. 非常勤講師(教育学、日本語聴解、TOEIC), 2017年10月, 2018年03月, 九州外国語学院
  13. 非常勤職員, 2015年11月, 2017年03月, 認定特定非営利活動法人 ソルト・パヤタス
  14. 非常勤講師(教育学), 2014年04月, 2020年02月, 医療福祉専門学校 緑生館
  15. 非常勤講師(家庭教育論、比較家族論、メディアにみる結婚と家族), 2013年09月, 2019年08月, 香蘭女子短期大学
  16. Instructor, 2012年08月, 2013年05月, Pomona College, Asian Languages and Literatures Department