後藤 拓也TAKUYA GOTO

Last Updated :2024/12/02

所属・職名
大学院人間社会科学研究科 准教授
メールアドレス
gtakuyahiroshima-u.ac.jp
自己紹介
人文地理学(主に農業地理学・農村地理学)の研究と教育に従事しています。具体的には、農産物の生産や流通に関わる企業群(アグリビジネス)の活動が、農業地域や農村社会にどのような影響を与えるのかを、国内外でのフィールドワークにもとづいて研究しています。主な研究フィールドは、日本およびインドの農村地域です。

基本情報

主な職歴

  • 2018年04月01日, 2020年03月31日, 広島大学, 大学院文学研究科, 准教授
  • 2008年04月01日, 2018年03月31日, 高知大学, 人文学部, 准教授
  • 2007年04月01日, 2008年03月31日, 九州大学, 人文科学研究院, 専門研究員

学歴

  • 広島大学, 大学院文学研究科, 博士課程後期(地理学専攻), 日本, 1999年04月, 2003年03月
  • 広島大学, 大学院文学研究科, 博士課程前期(地理学専攻), 日本, 1997年04月, 1999年03月
  • 広島大学, 教育学部, 教科教育学科(地理), 日本, 1993年04月, 1997年03月

学位

  • 博士(文学) (広島大学)
  • 修士(文学) (広島大学)

教育担当

  • 【学士課程】 文学部 : 人文学科 : 地理学・考古学・文化財学プログラム
  • 【博士課程前期】 人間社会科学研究科 : 人文社会科学専攻 : 人文学プログラム
  • 【博士課程後期】 人間社会科学研究科 : 人文社会科学専攻 : 人文学プログラム

担当主専攻プログラム

  • 地理学・考古学・文化財学プログラム

研究分野

  • 複合領域 / 地理学 / 地理学
  • 人文学 / 人文地理学 / 人文地理学

研究キーワード

  • 農業地理学 / アグリビジネス / 企業の農業参入 / 日本 / インド

教育活動

授業担当

  1. 2024年, 教養教育, 4ターム, Regional Geography of Japan
  2. 2024年, 教養教育, 2ターム, 地理・考古・文化財の世界
  3. 2024年, 学部専門, 3ターム, 地理学入門
  4. 2024年, 学部専門, 4ターム, 人文地理学概論
  5. 2024年, 学部専門, 1ターム, 国土空間論(地理学)
  6. 2024年, 学部専門, 2ターム, 人文地理学情報処理実習
  7. 2024年, 学部専門, セメスター(前期), 地理学野外実験
  8. 2024年, 学部専門, セメスター(後期), 地理学野外演習
  9. 2024年, 学部専門, セメスター(後期), 地域調査法演習
  10. 2024年, 学部専門, セメスター(後期), 地理学研究法演習A
  11. 2024年, 学部専門, セメスター(前期), 地理学研究法演習B
  12. 2024年, 学部専門, セメスター(前期), 卒業論文指導A
  13. 2024年, 学部専門, セメスター(後期), 卒業論文指導B
  14. 2024年, 学部専門, セメスター(後期), 卒業論文
  15. 2024年, 修士課程・博士課程前期, 2ターム, 人文社会科学と社会
  16. 2024年, 修士課程・博士課程前期, 2ターム, 人文社会科学と社会
  17. 2024年, 修士課程・博士課程前期, セメスター(前期), 人文地理学基礎論演習B
  18. 2024年, 修士課程・博士課程前期, セメスター(後期), 世界地域システム論演習B
  19. 2024年, 修士課程・博士課程前期, セメスター(後期), 農村地理学研究
  20. 2024年, 修士課程・博士課程前期, セメスター(前期), 地理学研究法C
  21. 2024年, 修士課程・博士課程前期, セメスター(後期), 地理学研究法D
  22. 2024年, 修士課程・博士課程前期, セメスター(前期), 地理学野外実験
  23. 2024年, 修士課程・博士課程前期, セメスター(後期), 地理学野外演習
  24. 2024年, 修士課程・博士課程前期, セメスター(前期), 特別研究
  25. 2024年, 修士課程・博士課程前期, セメスター(後期), 特別研究
  26. 2024年, 博士課程・博士課程後期, セメスター(前期), 特別研究
  27. 2024年, 博士課程・博士課程後期, セメスター(後期), 特別研究

研究活動

学術論文(★は代表的な論文)

  1. ★, インド北部における大手養鶏企業の進出とブロイラー養鶏の受容─ハリヤーナー州を事例に─, 人文地理, 73巻, 2号, pp. 137-157, 2021
  2. ★, 植物工場の立地と山間農業地域の変容─企業の農業参入による地域振興の可能性─, 地理, 65巻, 6号, pp. 54-65, 2020
  3. 日本における植物工場の立地展開に関する地理学的分析, 広島大学大学院文学研究科論集, 79巻, pp. 97-109, 2019
  4. 農業と食料をめぐる経済地理学研究, 経済地理学年報, 64巻, 別冊号, pp. 68-75, 2018
  5. ブロイラー養鶏産業の立地シフトと新興産地の形成プロセス, 地理科学, 73巻, 3号, pp. 114-126, 2018
  6. 学界展望(農林業), 人文地理, 69巻, 3号, pp. 347-351, 2017
  7. ★, Geographical Analysis of Broiler Distribution in India: Focusing on Regional Differences between North and South India, Research Reports of Humanities (Kochi University), 22号, pp. 1-18, 2017
  8. ★, 食品企業による生鮮トマト栽培への参入とその地域的影響─カゴメ(株)による高知県三原村への進出を事例に─, 地理学評論, 89巻, 4号, pp. 145-165, 2016
  9. ★, 企業による農業参入の展開とその地域的影響─大分県を事例に─, 経済地理学年報, 61巻, 1号, pp. 51-70, 2015
  10. 日本におけるアグリビジネスと農業地域の関係変化─食品企業と原料産地の事例を中心に─, 人文科学研究, 18号, pp. 41-53, 2012
  11. 日本の食品企業による中国生産拠点の立地再編─冷凍食品企業2社の事例を中心に─, 人文地理, 63巻, 3号, pp. 278-294, 2011
  12. 日本のアグリビジネスによる海外進出の空間的パターン─食品企業を事例に─, 人文科学研究, 17号, pp. 15-28, 2011
  13. 農産物開発輸入の地域的展開とそのメカニズム─日本の輸入商社によるい製品開発輸入を事例に─, 人文地理, 59巻, 4号, pp. 315-331, 2007
  14. ★, 日本における飼料企業の立地戦略とその変化, 地理学評論, 80巻, 1号, pp. 20-46, 2007
  15. ★, 輸入畳表急増下における熊本県い草栽培地域の再編成, 人文地理, 58巻, 4号, pp. 337-356, 2006
  16. インドにおけるブロイラー養鶏地域の形成─アグリビジネスの役割に着目して─, 地誌研年報, 15号, pp. 171-187, 2006
  17. 日本商社による鶏肉調達の国際的展開と調達拠点の形成, 人文地理, 56巻, 5号, pp. 531-547, 2004
  18. 高度化進む「食」の生産現場, 九州経済白書, 37号, pp. 107-117, 2004
  19. ★, 輸入鶏肉急増下における北東北ブロイラー養鶏地域の存続メカニズム, 人文地理, 55巻, 1号, pp. 1-25, 2003
  20. ★, トマト加工企業による原料調達の国際化─カゴメ株式会社を事例に─, 地理学評論, 75巻, 7号, pp. 457-478, 2002
  21. ★, Restructuring of the Broiler Meat Production Area in South Kyushu with the Increase in Imported Chickens, 地理学評論, 75巻, 5号, pp. 236-261, 2002
  22. ★, 輸入鶏肉急増下における南九州ブロイラー養鶏地域の再編成, 地理学評論, 74巻, 7号, pp. 369-393, 2001
  23. ★, 輸入自由化と生産過剰にともなう加工トマト契約栽培地域の再編成, 人文地理, 50巻, 2号, pp. 150-171, 1998

著書等出版物

  1. 2021年, 『アグリビジネスと現代社会』, 筑波書房, 単行本(学術書), 共著, 冬木勝仁・岩佐和幸・関根佳恵編
  2. 2019年, 『食と農のフィールドワーク入門』, 昭和堂, 教科書, 共著, 荒木一視・林紀代美編
  3. 2013年, 『アグリビジネスの地理学』, 古今書院, 単行本(学術書), 単著, 後藤拓也
  4. 2013年, 『世界地誌シリーズ5 インド』, 朝倉書店, 教科書, 共著, 友澤和夫編
  5. 2009年, 『人文地理学』, ミネルヴァ書房, 教科書, 共著, 竹中克行・大城直樹・梶田 真・山村亜希編著

受賞

  1. 2002年, 日本地理学会賞(奨励賞), 日本地理学会
  2. 2003年, 広島大学学生表彰(学術研究活動), 広島大学
  3. 2014年, 人文地理学会賞(学術図書部門), 人文地理学会
  4. 2016年, 高知大学研究顕彰(研究功績者賞), 高知大学

社会活動

委員会等委員歴

  1. 評議員, 2022年, 経済地理学会
  2. 会計専門委員長, 2020年, 地理科学学会
  3. 代議員, 2020年, 日本地理学会
  4. 出版助成委員会, 2019年, 2021年, 日本地理学会
  5. 編集専門委員, 2018年, 2020年, 地理科学学会
  6. 評議員, 2018年, 人文地理学会
  7. 編集専門委員, 2016年, 2022年, 日本地理学会
  8. 評議員, 2016年, 2022年, 地理科学学会
  9. 評議員, 2010年, 2012年, 地理科学学会
  10. 西南支部幹事, 2008年, 2012年, 経済地理学会
  11. 編集専門委員, 2000年, 2003年, 地理科学学会