柳瀬 善治YOSHIHARU YANASE
Last Updated :2024/09/02
- 所属・職名
- 大学院人間社会科学研究科 准教授
- メールアドレス
- yanaseyhiroshima-u.ac.jp
- 自己紹介
- 日本近代文学、特に三島由紀夫の文学と文学理論について研究しています。主な研究テーマとしては、昭和期の日本文学、ロマン主義文学、ナショナリズムをはじめとした日本の保守思想史、植民地・戦争と文学、文学理論、文化批評理論、サブカルチャー批評の理論的諸問題、原爆文学です。最近は3/11以後の文学と芸術の可能性、内戦と文学の関係について研究を進めています。
基本情報
主な職歴
- 2016年04月01日, 2020年03月31日, 広島大学, 大学院総合科学研究科 地域研究講座, 准教授
- 2003年08月01日, 2012年07月31日, 台湾 静宜大学, 外語学院 日本語文学系, 助理教授
- 2012年08月01日, 2016年01月31日, 台湾 静宜大学, 外語学院 日本語文学系, 副教授
学歴
- 広島大学, 社会科学研究科, 国際社会論専攻, 日本, 1992年04月, 1998年03月
- 三重大学, 人文学部, 文化学科, 日本, 1988年04月, 1992年03月
学位
- 修士(学術) (広島大学)
- 博士(学術) (広島大学)
担当主専攻プログラム
研究分野
研究キーワード
- 三島由紀夫 文学理論 原爆文学 ナショナリズム 植民地主義 ロマン主義
所属学会
- 日本近代文学会 日本文学協会 原爆文学研究会 広島大学国語国文学会
教育活動
授業担当
- 2024年, 教養教育, 3ターム, 文学の世界[旧パッケージ]
- 2024年, 教養教育, 1ターム, 日本の文学(近現代)
- 2024年, 教養教育, 集中, 日本の文学(近現代)
- 2024年, 教養教育, セメスター(前期), 日本の文学(近現代)
- 2024年, 学部専門, 1ターム, 研究指導IIB
- 2024年, 学部専門, 4ターム, 近代日本文化研究
- 2024年, 学部専門, 2ターム, 近代日本文化研究演習
- 2024年, 学部専門, 1ターム, 地域を科学する
- 2024年, 修士課程・博士課程前期, 1ターム, 日本文藝社会研究
- 2024年, 修士課程・博士課程前期, 3ターム, 日本現代史
- 2024年, 修士課程・博士課程前期, 年度, 特別研究(2024年4月博士課程前期入学生用)
- 2024年, 修士課程・博士課程前期, 集中, 特別研究(2021年4月博士課程前期入学生用)
- 2024年, 博士課程・博士課程後期, 年度, 特別研究(2024年4月博士課程後期入学生用)
- 2024年, 修士課程・博士課程前期, 2ターム, 総合科学系演習
研究活動
著書等出版物
- 尾道の文化関連資料における地域表象とヒーロー表象 : 尾道市史近代編現代編の編纂作業の余白に, 2024年/3月/3日, その他, 単著, 日本語, 柳瀬善治, 1-30
- 日本學指南:100本研究日本人文科學領域主題的經典專書, 五南圖書出版股份有限公司, 2023年年7月, 共編著, 中国語, 山藤夏郎 林承緯 陳志文 柳瀬善治 楊素霞 榊祐一 羅曉勤(共編者), 9786263430976, 440
- 『原爆報道の研究』, 現代史料出版, 2023年 3月 1日, 単行本(学術書), 共著, 日本語, 柳瀬善治, 978-4-87785-384-6, 383, 315 344
- 「「大審問官」と「原爆文学」ー核時代における権力表象と対抗表象に関するノートー」, 『原爆文学研究』21号, 2023年・3月・3日, 単著, 日本語
- 「「地域性と文学」への一考察―先行研究を概観しながら展望を考える―」, 『近代文学試論』 60号, 2022年・1月2・日, 単著, 日本語
- 三島由紀夫最後の言葉 三島由紀夫と「図書新聞」の20年, 解説対談 「最後の対談が私たちに伝えるもの」, 武久出版, 2022年, 6, 単行本(学術書), 共著, 日本語, 柳瀬善治 井上隆史, 9794894541429, 82-90
- 「見かけ」=「ドグマ」から「戦後文学」へ ー三島由紀夫とラカンをめぐる研究動向に関する一考察ー, 『三島由紀夫研究』, 2022年, 5, 単行本(学術書), 単著, 日本語, 柳瀬善治, 9784907282790, 56-75
- 森滝市郎研究覚書その二ー「中動態の哲学」を経由して原爆文学研究への架橋を試みるためのノートー, 『原爆文学研究』, 2022年, 3, 単行本(学術書), 単著, 日本語, 柳瀬善治, 91-111
- 書評 福田大輔著『筋肉のメランコリー』, 『図書新聞』3535, 2022年, その他, 単著, 日本語, 柳瀬善治
- 『台湾愛国婦人』研究論集 <帝国>日本・女性・メディア, 「『台湾愛国婦人』講談速記の女性表象―「戦う女」・「演説=議論する女」・「慈愛の女」―」「あとがき」, 広島大学出版会, 2022年, 単行本(学術書), 共編著, 日本語, 柳瀬善治
下岡友加, 978-4903068589, 188, 141-163 183-188
- 2021年11月25日, 『三島由紀夫小百科』, 「憂国」、映画『憂国』」「戦後文化批評史における三島由紀夫」, 水声社, 2021年, 単行本(学術書), 共著, 日本語, 柳瀬善治, 9784801006010, 474, 104-111 338-351
- 「『若菜上』を読むー方法論の視座からー」, 久保朝孝 編 『源氏物語を開く 専門を異にする国文学研究者による論考54編』, 武蔵野書院, 2021年, 3, 単行本(学術書), 共著, 日本語, 柳瀬善治, 9784838607464, 705, 429-441
- 書評「内海健『金閣を焼かなければならぬ 林養賢と三島由紀夫』(河出書房新社), 『図書新聞』, 2020年・1月1・日, 単著, 日本語, 6
- 「森瀧市郎研究覚書 -バトラー研究と日本倫理思想との比較を中心に-」, 『原爆文学研究』, 2020年・1月, 単著, 日本語, 柳瀬善治, 92-110
- 「三島由紀夫『美しい星』再考ー大島渚・吉田大八との比較を中心にー」, 『近代文学試論』, 2020年・1月, 単著, 日本語, 柳瀬善治, 41-55
- 「「戦う女」・「演説=議論する女」・「慈愛の女」 ―雑誌『台湾愛国婦人』収録講談速記の女性表象―」, 『植民地文化研究』, 2020年・7月, 単著, 日本語, 柳瀬善治, 199 - 212
- 2020年01月11日, 書評 真銅正宏『匂いと香りの文学誌』, 図書新聞 3430, 単著, 日本語, 柳瀬善治
- 三島由紀夫研究 : 「知的概観的な時代」のザインとゾルレン, 創言, 柳瀬善治著, 9784881465837
- 2013年12月, 「平滑空間」に浮かび上がる「いまだ生まれていないもの」の声 : 三・一一以後の原爆文学と原発表象をめぐる理論的覚書(その2), 原爆文学研究 / 原爆文学研究会 編, 柳瀬 善治
- 2015年12月, 「物語」を「空隙」で語るということ : 大田洋子の「しびれ」と「さまよい」について, 原爆文学研究 / 原爆文学研究会 編, 柳瀬 善治
- 1997年05月, 異文化間の「架橋」と「日本」の浮上--保田与重郎における西欧のアウフヘーベン, 日本近代文学 / 「日本近代文学会」編集委員会 編, 柳瀬 善治
- 1997年12月, 衛生・身体・首都--『一国の首都』を中心に, 近代文学試論, 柳瀬 善治
- 2011年12月, 過視的な終末あるいは襞のなかの偶有 : 二〇世紀表象史再考からサヴァイヴァルの技法へ, 原爆文学研究 / 原爆文学研究会 編, 柳瀬 善治
- 2007年12月, 「概観的な時代」の「終末観」と「民族的憤激」--三島由紀夫における原爆表象, 原爆文学研究 / 原爆文学研究会 編, 柳瀬 善治
- 2000年05月, 記憶する男 記憶をつかさどる女 記憶の絶滅--三島由紀夫の「記憶の編成」, 日本近代文学 / 「日本近代文学会」編集委員会 編, 柳瀬 善治
- 1996年12月, 『絹と明察』・『月澹荘綺譚』・『天人五衰』--認識を越えるものの表象について, 近代文学試論, 柳瀬 善治
- 2002年03月, 研究動向 澁澤竜彦, 昭和文学研究 / 昭和文学会編集委員会 編, 柳瀬 善治
- 2014年12月, 現代小説を題材に「核」と「内戦」について考える : 三・一一以後の原爆文学と原発表象をめぐる理論的覚書(その3), 原爆文学研究 / 原爆文学研究会 編, 柳瀬 善治
- 2005年08月, 原爆文学研究への一補助線--表象不可能性とイマージュをめぐるノート(1), 原爆文学研究 / 原爆文学研究会 編, 柳瀬 善治
- 2012年12月, 消尽の果ての未来あるいは襞としてのエクリチュール : 三・一一以後の原爆文学と原発表象をめぐる理論的覚書, 原爆文学研究 / 原爆文学研究会 編, 柳瀬 善治
- 2007年03月, 書評 綾目広治著『批判と抵抗 日本文学と国家・資本主義・戦争』, 日本文学 / 日本文学協会 編, 柳瀬 善治
- 2015年11月, 書評 研究代表者・高山実佐『『台湾愛国婦人』の研究 : 本文篇・研究篇』, 日本文学 / 日本文学協会 編, 柳瀬 善治
- 2006年10月, 書評 鈴城雅文『原爆=写真論』, 原爆文学研究 / 原爆文学研究会 編, 柳瀬 善治
- 2008年12月, 遂行的な憑依あるいは分有される単独--一つの方法的批評の試み, 原爆文学研究 / 原爆文学研究会 編, 柳瀬 善治
- 2002年12月, 戦前期における<回教>をめぐる言説・研究序説--同時代の「文学者」との接点を軸に, 近代文学試論, 柳瀬 善治
- 2014年06月, 戦略としてのロマン主義記述 : 江藤淳と橋川文三を中心として, 三重大学日本語学文学 / 三重大学日本語学文学会 編, 柳瀬 善治
- 2012年12月, 種の論理・力学的空間・未来への象形文字 : 田辺哲学から横光利一ヘ, 近代文学試論, 柳瀬 善治
- 2007年06月, 恥辱・受動性・集団の橋--情動と集合性に関するノート(1), 三重大学日本語学文学 / 三重大学日本語学文学会 編, 柳瀬 善治
- 2010年12月, 「知的概観的な時代」の「表現行為」について--三島由紀夫を視座として「加害」と「被害」を考える, 原爆文学研究 / 原爆文学研究会 編, 柳瀬 善治
- 2001年06月, テロルにおける倫理の表象可能性--三島由紀夫の「ドグマティーク」, 三重大学日本語学文学 / 三重大学日本語学文学会 編, 柳瀬 善治
- 1997年12月, 転向論における「記者的姿勢」(下)--磯田光一『比較転向論序説』の戦略の脱政治性, 国文学攷, 柳瀬 善治
- 1997年09月, 転向論における「記者的姿勢」(上)磯田光一『比較転向論序説』の戦略の脱政治性, 国文学攷, 柳瀬 善治
- 2002年05月, 展望(研究季評) 世俗的批評の〈神学的次元〉--「9・11」・「複数の戦後」, 日本近代文学 / 「日本近代文学会」編集委員会 編, 柳瀬 善治
- 2010年06月, 「贋の偶像」としてのボクシング 表象あるいはジャンルという抗争--三島由紀夫をインデックスとして, 三重大学日本語学文学 / 三重大学日本語学文学会 編, 柳瀬 善治
- 2009年12月, 『破綻としての原初』あるいは『分配される終末』--三島由紀夫の文学=自由観と「小説の終焉」について, 原爆文学研究 / 原爆文学研究会 編, 柳瀬 善治
- 2013年08月, 表象の危機から未来への開口部へ : 田辺元と横光利一の交錯点, アジア遊学 / 勉誠出版 [編], 柳瀬 善治
- 2003年08月, フレドリック・ジェイムソン『時間の種子--ポストモダンと冷戦以後のユートピア』, 國文學 : 解釈と教材の研究 / 學燈社 [編], 柳瀬 善治
- 2006年06月, 三島由紀夫における「闘争のフィクション」--ボクシングへの関心から見た戦略と時代への視座, 三島由紀夫研究, 柳瀬 善治
- 2011年09月, 無根化されるジャンルあるいはキャラとしてのゾーエ--三島由紀夫の二重の批評性について, 三島由紀夫研究, 柳瀬 善治
- 2012年12月25日, 種の論理・力学的空間・未来への象形文字 : 田辺哲学から横光利一へ, 近代文学試論, 広島大学近代文学研究会, 柳瀬, 善治
- 2002年06月23日, 明治大正期の植民地思想形成への一試論 : ポール・ルロア=ボーリュー受容の諸相, 三重大学日本語学文学, 三重大学日本語学文学研究室, 柳瀬, 善治;ヤナセ, ヨシハル
- 2007年06月23日, 恥辱・受動性・集団の橋 : 情動と集合性に関するノート. 1, 三重大学日本語学文学, 三重大学日本語学文学会, 柳瀬, 善治
- 2001年06月24日, テロルにおける倫理の表象可能性 : 三島由紀夫の「ドグマティーク」, 三重大学日本語学文学, 三重大学日本語学文学研究室, 柳瀬, 善治;ヤナセ, ヨシハル
- 1993年05月30日, 『春の雪』論 : あるいは空虚としての「みやび」, 三重大学日本語学文学, 三重大学日本語学文学研究室, 柳瀬, 善治
- 2005年07月10日, 同時進行の包摂と解体、それに伴う遅延と盲点(子午線), 日本文学, 柳瀬 善治
- 1995年03月20日, 保田與重郎のイロニー的変遷 : ペースメーカーとしての雑誌『コギト』, 日本研究, 日本研究研究会, 柳瀬, 善治
- 1999年06月27日, 『暁の寺』論 : 芸術=救済の否定, 三重大学日本語学文学, 三重大学日本語学文学研究室, 柳瀬, 善治;ヤナセ, ヨシハル
- 1995年06月04日, 『豊饒の海』論(2)-『奔馬』を中心にして- : 「優雅」の政治学とその臨界点, 三重大学日本語学文学, 三重大学日本語学文学研究室, 柳瀬, 善治
- 2016年03月31日, 「二十一世紀の小林秀雄」にむけて : 近年の研究史を概観しながら, 国文学攷, 広島大学国語国文学会, 柳瀬, 善治
- 2002年12月25日, 戦前期における〈回教〉をめぐる言説・研究序説 : 同時代の「文学者」との接点を軸に, 近代文学試論, 広島大学近代文学研究会, 柳瀬, 善治
- 1997年12月25日, 衛生・身体・首都 : 『一国の首都』を中心に, 近代文学試論, 広島大学近代文学研究会, 柳瀬, 善治
- 1996年12月25日, 『絹と明察』・『月澹荘綺譚』・『天人五衰』 : 認識を超えるものの表象について, 近代文学試論, 広島大学近代文学研究会, 柳瀬, 善治
- 1998年06月28日, 私小説という美学イデオロギー : 中村光夫『風俗小説論』の戦略, 三重大学日本語学文学, 三重大学日本語学文学研究室, 柳瀬, 善治;ヤナセ, ヨシハル
- 1997年12月31日, 転向論における「記者的姿勢」(下) : 磯田光一『比較転向論序説』の戦略の脱政治性, 国文学攷, 広島大学国語国文学会, 柳瀬, 善治
- 21世紀の三島由紀夫, 翰林書, 有元伸子, 久保田裕子編, 9784877373917
- 日本サブカルチャーを読む : 銀河鉄道の夜からAKB48まで, 北海道大学出版, 押野武志編著, 9784832933897
- 三島由紀夫の表現, 勉誠出, 松本徹, 佐藤秀明, 井上隆史編, 4585040420
- 三島由紀夫事典, 勉誠出, 松本徹, 佐藤秀明, 井上隆史編, 9784585060185
- 近代の夢と知性 : 文学・思想の昭和10年前後 : 1925〜1945, 翰林書, 文学・思想懇話会編, 4877371133
- 2010年, グラウンド・ゼロを書く : 日本文学と原爆, 法政大学出版局, ジョン・W.トリート 著;水島裕雅, 成定薫, 野坂昭雄 監訳;Treat, John Whittier;水島, 裕雅, 1942-;成定, 薫, 1946-;野坂, 昭雄, 9784588470042
- 2000年, 小説, 明治書院, 浅井, 清(1931- 日本文学), 4625513006
- 2014年, 東海の異才・奇人列伝, 風媒社, 単行本(学術書), 共著, 小松史生子 編著;小松, 史生子
- 1997年04月, 日本近代文學會會報 八十六 秋季大会(二日目午前の部)印象記, 日本近代文学会会報 (86), 1997年年4月, 17-18
- 2001年03月, 研究動向―三島由紀夫, 「文学・語学」 (169), 2001年年3月, 98-99
- 2002年07月, ドイツ法學・日本法理學・法の詩学 近代法学史に映した保田與重郎, 「problematique」 (3), 2002年年7月, 81-113
- 2004年07月, <テロル>の時代における「大逆」の表象とその限界―権力批判の臨界、あるいは「複数」を支える「法」とは何か, 「Problematique」(5), 2004年年7月, 20-41
- 2005年10月, 武久 康高『枕草子の言説研究』(笠間書院)の読後感を起点として<言説分析>について考える, 『PROBLEMATIQUE』 (6), 2005年年1月0月日, 25-53
- 2005年09月, テロリズム、ナショナリズム、ポストコロニアル(Ⅰ)9・11以後の文化批評の陥穽と課題, 『日本学と台湾学』 (4), 2005年年9月, 115-147
- 2006年10月, 複数・可塑性・倫理―表象不可能性とイマージュをめぐるノートⅡ, 「Problematique」 (7), 2006年年1月0月日, 37-50
- 2006年02月, 書評「坪井秀人『戦争の記憶をさかのぼる』ちくま新書」, 日本近代文学会東海支部会報 (6), 2006年年2月, 10-12
- 2006年09月, テロリズム・ナショナリズム・ポストコロニアリズムⅡ 文化批評と社会理論の臨界, 『日本学と台湾学』 (5), 2006年年9月, 142-177
- 2007年07月, 書評 松尾慎『台湾における言語選択と言語意識の実態』, 東海大學文學院報 (48), 2007年年7月
- 2007年09月, テロリズム・ナショナリズム・ポストコロニアリズムⅢ─集合性と情動の組織化、あるいは善悪の彼岸について, 「日本学と台湾学」 (6), 2007年年9月, 120-143
- 2008年02月, 特集 島文学事典 担当個所 伊勢志摩, 『敍説』 3(2), 2008年年2月, 15-17
- 2008年09月, テロリズム・ナショナリズム・ポストコロニアリズム(Ⅳ)─声の分有・散種という倫理・脱構築のアポリア, 「日本学と台湾学」 (7), 2008年年9月, 125-158
- 2009年11月, 「紹介 青山学院大学文学部日本文学科編『異郷の日本語』」, 『日本近代文学』第81集, 2009年年1月1月日, 433
- 2009年08月, フラットな/への抗争あるいはセカイという批評 三島由紀夫から00年代サブカルチャーへ, 『日本学と台湾学』8, 2009年年8月, 柳瀬善治, 102-147
- 2009年08月, 第 3 回戦後文化運動合同研究会 第28 回原爆文学研究会 合同研究会 二日目午前の部 印象記, 原爆文学研究会会報 (28), 2009年年9月
- 2011年12月, 「10年目の節目に」
(時別企画「原爆文学研究会10年―これまでとこれから―」), 『原爆文学研究』10, 2011年年1月2月日
- 2011年04月, 「日本近代文学会会報108 秋季大会(2日目午後の部 第四会場「理論は、いま」)印象記」, 日本近代文学会会報108, 2011年年4月
- 2016年09月, 『<変態>二十面相』, 「三島由紀夫 とてつもない<変態>」, 六花出版, 2016年年9月, 単行本(学術書), 共著, 日本語, 柳瀬善治 , 978-4-86617-020-6, 224
- 2016年09月, 「層」9号, 「三島由紀夫以後・中上健次以後・伊藤計劃以後」, ゆまに書房, 2016年年9月, 単行本(学術書), 共著, 日本語, 柳瀬善治
- 2017年04月, 三島由紀夫研究, ボクシング小説における表象の実験についてー戦後中間小説から2016年までー, 鼎書房, 2017年年4月, 日本語, 柳瀬善治, 62-81
- 2017年01月21日, 図書新聞, 書評 清水明雄編『清水文雄「戦中日記」 文学・教育・時局』(笠間書院), 図書新聞, 2017年年1月月2日, その他, 単著, 日本語, 柳瀬善治
- 2017年05月, 『文学研究から現代日本の批評を考える』, :八〇年代以降の現代文学と批評を巡る若干の諸問題について, ひつじ書房, 2017年年5月, 単行本(学術書), 共著, 日本語, 柳瀬善治
- 2018年02月, 「(コン)パッション」の表象可能性あるいは「来るべき未来の病」に罹患した「凡人」たちとは誰か――現代SFを題材として考える, 「層」 ゆまに書房, 2018年・2月, 単行本(学術書), 共著, 日本語, 978-4-8433-5342-4, 71-94
- 2018年02月, 近代文学会パネル発表の視点から『〈原爆〉を読む文化事典』を考える, 「原爆文学研究会会報」54, 2018年・2月, その他, 共著, 日本語
- 2018年05月26日, 書評「井上隆史著「もう一つの日本」を求めて 三島由紀夫『豊饒の海』を読み直す」, 「図書新聞」 3352号, 2018年 5月 2日, その他, 単著, 日本語, 柳瀬善治, 6
- 2018年12月22日, 脱措定=解放されるスピリチュアリティ -3・11以後のポストベンヤミン的星座=記号配置-, 『原爆文学研究』, 単著, 日本語, 120-138
- 2018年10月, 夏樹陽子事典, 叙説 Ⅲ-15, 単行本(学術書), 単著, 日本語, 1343-7542
- 2019年05月18日, 書評「井口時男『蓮田善明 戦争と文学』」, 図書新聞 3339, 単著
- 2019年11月, 紹介 『1940年代の〈東北〉表象』, 「日本近代文学」101, 2019年/1月, その他, 単著, 日本語, 柳瀬 善治, 1
- 2019年12月, 「「ムーゼルマン」の傍らにおける「倫理」と「連帯」は「喩」として 表象可能か ―「現代詩論史」の視角から吉本隆明『「反核」異論』を読む―, 「原爆文学研究」18, 2019年/1月, その他, 単著, 日本語, 柳瀬善治, 145 167
- 2020年03月, 雑誌『台湾愛国婦人』における演芸速記について
―講談『愛国婦人』における「新選組」「幕長戦争」表象を中心に―, 「アジア社会文化研究」21号, その他, 単著, 日本語, 柳瀬善治, 1 28
招待講演、口頭・ポスター発表等
- 「尾道の文化における地域表象およびヒーロー表象その2
―「帝国的想像」とそれに抗するものー」, 柳瀬善治, 広島近代文学研究会, 2024年03月17日, 通常, 日本語
- 「尾道市史近代編現代編の編纂作業から見出された、地域表象とヒーロー表象」, 柳瀬善治, 2023年度第3回ヒーロー研究会, 2023年12月17日, 通常, 日本語
- 「文芸批評を論じる」ということー近年の小林秀雄研究史を概観してー, 柳瀬善治, 日本近代文学会東海支部 第54回研究会, 2015年12月19日, 通常, 日本語, 日本近代文学会東海支部, 東海学園大学 名古屋キャンパス
- 「「戦後70年」連続ワークショップⅦ原爆文学「古典」再読3―大田洋子『屍の街』」, 柳瀬善治, 第48回原爆文学研究会 , 2015年08月02日, 通常, 日本語, 原爆文学研究会, サテライトキャンパスひろしま504中講義室
- 「消費者 三島由紀夫 〈変態〉としての三島由紀夫」, 柳瀬善治, メタモルフォーゼ研究会第45回例会, 2015年03月31日, 通常, 日本語, メタモルフォーゼ研究会, 金城学院サテライトホール
- 「三島由紀夫以後・中上健次以後・伊藤計劃以後」, 柳瀬善治, 日本近代文学会2014年度秋季大会 , 2014年10月19日, 通常, 日本語, 日本近代文学会, 広島大学
- 「三・一一以後の原爆文学と原発表象をめぐる理論的覚書その3―現代文学を題材に「核」と「内戦」について考える」, 柳瀬善治, 原爆文学研究会第45回研究会, 2014年08月02日, 通常, 日本語, 名古屋大学国際開発研究科第一会議室
- 「襞の欲動・電子化時代の崇高・神話的時間―3・11以後のサブカルチャーとモダニズムについて―」, 柳瀬善治, 国際シンポジウム 現代日本文学とサブカルチャーの交錯, 2012年12月15日, 招待, 日本語, 北海道大学, 北海道大学人文・社会科学総合教育研究棟4階W409室
- 「種の理論あるいは力学的空間 ―田辺哲学から横光利一へ―」, 柳瀬善治, 国際シンポジウム「戦間期東アジアにおける日本語文学1920-1945」 , 2012年09月09日, 通常, 日本語, 国際シンポジウム「戦間期東アジアにおける日本語文学1920-1945」実行委員会, 龍谷大学ミュージアム多目的室
- 「「知的概観的な時代」の「表現行為」について ―三島由紀夫を視座として「加害」と「被害」を考えるー」, 柳瀬善治, 2010年度 社会文学会 秋季大会 第32回原爆文学研究会 合同開催会議, 2010年10月03日, 招待, 日本語, 社会文学会 原爆文学研究会, 広島大学
- 「『反復される不可能』あるいは『小説の終焉』―三島由紀夫の小説観と60年代日本の文学概念の変容―」, 柳瀬善治, 日本「60年代文学研究会」主催・輔仁大学日本語文学科共催シンポジウム, 2009年08月20日, 招待, 日本語, 日本「60年代文学研究会」, 台湾 輔仁大学
- 「台湾図書館所蔵 変態性欲文献調査 中間報告」, 柳瀬善治, メタモルフォーゼ研究会第30回例会, 2009年06月27日, 通常, 日本語, メタモルフォーゼ研究会, 名古屋大学文学部130会議室
- 「翻訳理論と漢字文化圏―翻訳の倫理から齟齬の露呈へ―」, 柳瀬善治, 中国 浙江師範大学 国際シンポジウム「中日文化交流と中国現代文学 国際学術会議」, 2009年01月10日, 招待, 日本語, 浙江師範大学, 中国 浙江師範大学
- 「漢字・浪漫・他者―戦後文芸批評家のロマン主義論と漢字文化圏の問題―」, 柳瀬善治, 三重大学人文学部国際シンポジウム「近代化社会とコミュニケーションの技法―漢字文化圏の比較研究」, 2008年04月21日, 招待, 日本語, 三重大学人文学部, 三重大学人文学部
- 「テロルの時代における「大逆」の表象」, 柳瀬善治, 日本近代文学会2003年度春季大会 , 2003年05月25日, 招待, 日本語, 日本近代文学会, 和洋女子大学
- 「戦前期における〈回教〉をめぐる言説―横光文学の余白に―」, 柳瀬善治, 横光利一文学会第三回研究集会
(日本近代文学会東海支部と合同開催), 2002年09月14日, 招待, 日本語, 横光利一文学会 日本近代文学会東海支部, 中京大学
- 「ドイツ法学・日本法理学・法の詩学―近代法学史に映した保田與重郎―」, 柳瀬善治, 文学・思想懇話会 第6回大会, 2001年06月02日, 通常, 日本語
- 「テロルと権力の表象可能性―三島由紀夫におけるドグマティークとパフォーマンス―」, 柳瀬善治, 昭和文学会2000年度春季大会, 2000年06月03日, 招待, 日本語
- 「異文化間の「架橋」と「日本」の浮上―保田與重郎における西欧の〈アウフヘーベン〉―」, 柳瀬善治, 日本近代文学会1996年春季大会, 1996年05月25日, 通常, 日本語
- 「「世界内戦」の時代における文学の諸問題について─<文>の可能性をめぐって」, 柳瀬善治, 広島大学国語国文学会 2016年度研究集会, 招待, 日本語, 広島大学国語国文学会
- 八〇年代以降の現代文学と批評を巡る若干の諸問題について, 柳瀬善治, 広島近代文学研究会, 2016年10月01日, 招待, 日本語, 広島近代文学研究会
- 「コンパッション」なき「凡人たち」を通して「パッション」を表象すること
―現代小説を導きとしながら―, 柳瀬善治, 第56回 広島近代文学研究会, 招待, 日本語, 広島近代文学研究会, 広島大学東広島キャンパス 学生プラザ多目的ホール
- 「「他者」と共同性──戦後日本のスピリチュアリティ表象── 」ディスカッタント , 柳瀬善治, 日本近代文学会 2018年度秋季大会, 2017年10月15日, 通常, 日本語, 日本近代文学会, 愛知淑徳大学
- 「コンパッション」なき「凡人たち」を通して「パッション」を表象すること ―現代小説を導きとしながら―」 [, 柳瀬善治, 第56回 広島近代文学研究会, 2018年05月18日, 招待, 日本語, 広島近代文学会, 広島大学
- 『台湾愛国婦人』における演芸速記本について―講談『愛国婦人』における新選組表象を中心に―ー, 柳瀬善治, 日本近代文学会東海支部 第62回研究会, 2018年12月16日, 通常, 日本語, 日本近代文学会東海支部
- 映画は「知的概観的世界像」をいかにして表象し得るのか―三島由紀夫『美しい星』と映像によるアダプテーションについて―, 柳瀬善治, 三島由紀夫とアダプテーション研究会 第3回, 2019年03月09日, 招待, 日本語, 三島由紀夫アダプテーション研究会
- 『講談 愛国婦人』(雑誌『台湾愛国婦人』)を読むその2-幕末維新期のヒーロー表象の観点から-, 柳瀬善治, 2019年第1回ヒーロー表象研究会, 2019年03月17日, 通常, 日本語, 2019年第1回ヒーロー表象研究会, 日本 名古屋
- 「戦う女」・「演説=議論する女」・「慈愛の女」-雑誌『台湾愛国婦人』収録の「講談」作品を読む-, 柳瀬善治, 日本近代文学会2019年度秋季大会, 2019年10月27日, 通常, 日本語, 日本近代文学会, 新潟大学
受賞
- 2014年, 静宜大学 蓋夏獎 102年度 績優教師 研究類, 静宜大学
- 2015年, 静宜大学 蓋夏獎 103年度 績優教師 研究類, 静宜大学
- 2016年05月24日, 台湾 行政院 教育三等服務獎章, 台湾 行政院
外部資金
競争的資金等の採択状況
- 科学研究費補助金, 1920年代から70年代におけるヒーロー/ヒロイン表象についての研究, 2022年04月01日, 2025年03月31日
- 科技部専題研究計画補助金, 3?11東日本大地震後之日本近代文學與文化論述?以核能?原爆??戰為中心?, 2014年08月01日, 2015年07月31日
- 科学研究費補助金, 『台湾愛国婦人』の内容に関する多角的研究, 2017年04月01日, 2020年03月31日
- 科学研究費補助金, 「原爆報道」に関する基礎的研究, 2019年04月01日, 2022年03月31日
社会活動
委員会等委員歴
- 原爆文学研究会 世話人, 2019年04月01日, 原爆文学研究会
- 広島近代文学会 世話人, 2019年04月01日, 広島近代文学会
- 尾道市史編集委員会専門部会(近代)及び(現代)委員, 2019年04月, 2020年03月, 尾道市
- 尾道市史編集委員会専門部会(近代)及び(現代)委員, 2018年04月, 2019年03月, 尾道市
- カルチャー講師, 2017年04月, 2017年06月, 四日市中日文化センター
- カルチャー講師, 2016年10月, 2016年12月, 四日市中日文化センター
- 広島大学国語国文学会 役員, 2016年04月, 広島大学国語国文学会
その他社会貢献活動(広大・部局主催含)
- 富山大学人文学部FD研修会 講師, 富山大学人文学部FD研修会 講師, 富山大学人文学部, 2022年, 富山大学人文学部(オンライン参加)
- 第33回市民文芸作品募集 小説シナリオ部門審査員, 第33回市民文芸作品募集 小説シナリオ部門審査員, 公益財団法人広島市文化財団 中国新聞社, 2023年, JMSアステールプラザ, その他, その他, 社会人・一般
- 四日市中日文化センター, 中日文化センター, 2016年/10月, 四日市文化センター, 講師, 講演会, 社会人・一般
- 尾道市史 編集委員会 近代部会 専門委員, 尾道市, 2017年/04月/01日, 尾道市役所, 調査担当, 調査, 行政機関
- 尾道市史 編集委員会 現代部会 専門委員, 尾道市役所, 2017年/04月/01日, 広島県尾道市, 調査担当, 調査, 行政機関
学術雑誌論文査読歴
- 2023年, アジア社会文化研究, 編集長, 4
- 2023年, 近代文学試論, 編集員, 1
- 2023年, 国文学孜, 編集員, 1
- 2022年, 「国文学孜」, 編集員, 論文査読, 2
- 2021年, 国文学孜, 編集員, 3
- 2020年, アジア社会文化研究, 編集員, 論文査読, 1
- 2020年, 国文学孜, 編集員, 論文査読, 3
- 2012年, 『育達商業科技大学紀要』, その他, 『育達商業科技大学紀要』投稿論文審査, 1
- 2011年, 台灣日語教育學會『2011年「台灣日語教育研究」國際學術研討會會議手冊暨論文集』, その他, 投稿論文審査, 1
- 2010年, 『南台科技大學2010年專業外語教學國際學術研討會論文集』論文審査, その他, 投稿論文審査, 1
- 2009年, 『台湾日本語文学報』25号, その他, 投稿論文審査, 1
- 2007年, 『台湾日本語文学報』22号, その他, 投稿論文審査, 1
- 2016年, 国文学攷, その他, 査読委員, 2
- 2017年, 『国文学攷』, 査読委員, 3
- 2017年, 『広島大学総合科学部紀要』, 編集員, 1
- 2017年, 「日本研究」(国際日本文化センター), その他, 査読委員, 1
- 2018年, 国文学孜, 編集員, 査読委員, 3
- 2018年, アジア社会文化研究, 編集員, 論文査読, 1
- 2019年, 国文学孜, 編集員, 論文査読, 3
- 2019年, 「アジア社会文化研究」, 編集員, 投稿論文査読, 2