中本 真晃MASAAKI NAKAMOTO

Last Updated :2024/10/02

所属・職名
大学院先進理工系科学研究科 准教授
メールアドレス
mnakamothiroshima-u.ac.jp

基本情報

主な職歴

  • 1999年04月01日, 2001年03月31日, 日本学術振興会, 特別研究員
  • 2001年04月01日, 2004年03月31日, 筑波大学, 助手
  • 2004年04月01日, 2005年01月15日, 筑波大学, 研究員
  • 2005年01月16日, 2006年09月30日, 筑波大学, 助手
  • 2006年10月01日, 2017年12月31日, 筑波大学, 講師
  • 2018年01月01日, 2020年03月31日, 広島大学, 大学院理学研究科, 准教授

学歴

  • 広島大学, 理学研究科, 化学, 日本, 1990年04月01日, 1999年03月25日

学位

  • 修士(理学) (広島大学)
  • 博士(理学) (広島大学)

研究分野

  • 化学 / 基礎化学 / 有機化学
  • 化学 / 複合化学 / 合成化学

研究キーワード

  • 典型元素化学
  • ケイ素化学
  • 低原子価化合物
  • 高歪み化合物

所属学会

教育活動

授業担当

  1. 2024年, 教養教育, 1ターム, 教養ゼミ
  2. 2024年, 学部専門, セメスター(前期), 卒業研究
  3. 2024年, 学部専門, セメスター(後期), 卒業研究
  4. 2024年, 学部専門, セメスター(前期), 化学実験I
  5. 2024年, 学部専門, 3ターム, 基礎有機化学
  6. 2024年, 修士課程・博士課程前期, 1ターム, 有機化学概論
  7. 2024年, 修士課程・博士課程前期, 2ターム, 有機合成化学
  8. 2024年, 修士課程・博士課程前期, セメスター(前期), 化学特別演習A
  9. 2024年, 修士課程・博士課程前期, セメスター(後期), 化学特別演習B
  10. 2024年, 修士課程・博士課程前期, 年度, 化学特別研究
  11. 2024年, 博士課程・博士課程後期, 年度, 化学特別研究

研究活動

学術論文(★は代表的な論文)

  1. ★, Stable Silapyramidanes, JOURNAL OF THE AMERICAN CHEMICAL SOCIETY, 145巻, 8号, pp. 4757-4764, 20230214
  2. Complexation-Triggered Fluctuation of π-Conjugation on an Antiaromatic Dicyanoanthracene Dianion, CHEMISTRY-A EUROPEAN JOURNAL, 29巻, 70号, 20231214
  3. ★, Diels–Alder Super Diene Breaking Benzene into C2H2 and C4H4 Units, Nature Communications, 5巻, pp. Article number: 3018, 20140108
  4. Spectroscopic Observation of the Triplet Diradical State of a Cyclobutadiene., Angew. Chem., Int. Ed.,, 56巻, 34号, pp. 10183-10187, 20170814
  5. ★, Photoisomerization of Perfluoroaryltetrahedranes to Perfluoroarylcyclobutadienes., J. Am. Chem. Soc., 133巻, 41号, pp. 16436-16439, 20110916
  6. Redox Activity of IrIII Complexes with Multidentate Ligands Based on Dipyrido-Annulated N-Heterocyclic Carbenes: Access to High Valent and High Spin State with Carbon Donors, CHEMISTRY-A EUROPEAN JOURNAL, 29巻, 63号, 20231113
  7. Ethynyl-B(dan) in [3+2] Cycloaddition and Larock Indole Synthesis: Synthesis of Stable Boron-Containing Heteroaromatic Compounds, CHEMISTRY-A EUROPEAN JOURNAL, 30巻, 8号, 20240207
  8. Synthesis and Characterization of Hypervalent Pentacoordinate Carbon Compounds Bearing a 7-6-7-Ring Skeleton, CHEMISTRY-A EUROPEAN JOURNAL, 29巻, 9号, 20230210
  9. High-power Electrochemical Energy Storage System Employing Stable Radical Pseudocapacitors., Angew. Chem., Int. Ed.,, 53巻, 5号, pp. 1324-1328, 20131218
  10. ★, The Cross-Coupling Reaction of a Highly Strained Molecule: Synthesis of New sigma-pi Conjugated Tetrahedranes., Angew. Chem., Int. Ed., 52巻, 41号, pp. 10740-10744, 20130826
  11. Sulfur-Substituted Tetrahedranes., J. Am. Chem. Soc., 133巻, 30号, pp. 11504-11507, 20110705
  12. ★, Perfluoroaryltetrahedranes: Tetrahedranes with Extended sigma-pi Conjugation., J. Am. Chem. Soc., 131巻, 9号, pp. 3172-3173, 20090218
  13. ★, Stable Mononuclear Radical Anions of Heavier Group 13 Elements: [(tBu2MeSi)3E·-] [K+(2.2.2-cryptand)] (E = Al, Ga)., J. Am. Chem. Soc., 127巻, 19号, pp. 6954-6955, 20050422
  14. ★, Nearly Planar Nonsolvated Monomeric Silyl- and Germyllithiums as a Result of an Intramolecular CH-Li Agostic Interaction, J. Am. Chem. Soc., 124巻, 51号, pp. 15160-15161, 20021126
  15. ★, Isolable Silyl and Germyl Radicals Lacking Conjugation with-Bonds: Synthesis, Characterization, and Reactivity, J. Am. Chem. Soc., 124巻, 33号, pp. 9865-9869, 20020727
  16. Complexation of B(C6F5)(3) and 9,10-Dicyanoanthracene: Dual Role of Borane as Spatial and Electronic Tuner, CHEMISTRY LETTERS, 49巻, 9号, pp. 1022-1025, 202009

招待講演、口頭・ポスター発表等

  1. 高歪炭化水素分子テトラへドランと反芳香族分子シクロブタジエンの合成と構造, 中本真晃, 第36回若手化学者のための化学道場, 2022年09月12日, 招待, 日本語, 公益社団法人 有機合成化学協会, 岡山大学津島キャンパス
  2. Carbon-Silicon Mixed Cluster: Silapyramidane, Taiki Imagawa, Diego M. Andrada, Bernd Morgenstern, Hiroto Yoshida, Masaaki Nakamoto, and David Scheschkewitz, 第25回IUPAC Conference on Physical Organic Chemistry (ICPOC-25), 2022年07月06日, 通常, 英語, INTERNATIONAL UNION OF PURE AND APPLIED CHEMISTRY, 広島
  3. 集積反芳香族分子を目指したシクロブタジエンコバルト錯体二量体の合成, 河辺陽, 今川大樹・吉田拡人・中本真晃, 第37回若手化学者のための化学道場, 2023年09月05日, 通常, 日本語, 広島
  4. ケイ素置換基の選択的化学変換を利用した集積反芳香族分子の合成検討, 河辺陽, 今川大樹・吉田拡人・中本真晃, 第50回 有機典型元素化学討論会, 2023年12月07日, 通常, 日本語, 埼玉
  5. ヒドロおよびボリルボラピラミダンの合成と反応性, 山口正晶, 今川大樹・吉田拡人・中本真晃, 第50回 有機典型元素化学討論会, 2023年12月07日, 通常, 日本語, 埼玉
  6. ヨード脱シリル化を利用したシクロブタジエン骨格導入法の開発, 今川 大樹, 河辺 陽・吉田拡人・中本真晃, 第50回有機典型元素化学討論会, 2023年12月07日, 通常, 日本語, 埼玉
  7. ケイ素置換高歪み炭化水素テトラへドランを有する遷移金属錯体の合成検討, 宇佐見 佳子、中本 真晃、Shang Rong、吉田 拡人、山本 陽介, 日本化学会第101春季年会, 2021年03月19日, 通常, 日本語, 日本化学会, オンライン
  8. B(C6F5)3-ジシアノアントラセンLewis付加体の合成、還元および構造解析:光学特性と電子構造に及ぼすLewis酸の影響, 今川大樹,中本真晃,Shang Rong,吉田拡人,山本陽介, 日本化学会第101春季年会, 2021年03月19日, 通常, 日本語, 日本化学会, オンライン
  9. B(C6F5)3-ジシアノアントラセンLewis付加体の合成、還元および構造解析:Lewis酸がもたらすπ共役系の変化, 今川大樹,中本真晃,Shang Rong,吉田拡人,山本陽介,, 第14回有機π電子系シンポジウム, 2021年01月08日, 通常, 日本語, 有機π電子系学会, オンライン
  10. ケイ素置換ホスファアルキンを用いた新規高歪みリン化合物の合成検討, 島田雄大・Shang Rong・吉田拡人・中本真晃, 第25回ケイ素化学協会シンポジウム, 2021年10月28日, 通常, 日本語, ケイ素化学協会, オンライン
  11. ケイ素置換基により安定化された高歪炭化水素分子,および反芳香族分子の合成と構造, 中本真晃・今川大樹・鈴木啓太・岩崎真子・Shang Rong・関口 章・吉田拡人, 第25回ケイ素化学協会シンポジウム, 2021年10月28日, 通常, 日本語, ケイ素化学協会, オンライン
  12. シリルスタナンによるアリールクロリドの新奇スタニル化反応, 平田涼夏, 中本真晃,吉田拡人, 第37回若手化学者のための化学道場, 2023年09月05日, 通常, 日本語, 広島
  13. 末端アルキンの内部選択的な銅触媒三成分連結型ホウ素化反応, 対馬拓海, 中本真晃,吉田拡人, 第37回若手化学者のための化学道場, 2023年09月05日, 通常, 日本語, 広島
  14. アラインとジスタニルアレーンを用いる銅触媒スタニル化環化反応, 兼平佳穂, 中本真晃,吉田拡人, 第132回触媒討論会, 2023年09月15日, 通常, 日本語, 札幌
  15. 銅触媒によるアラインの新奇スタニル化環化反応の開発, 兼平佳穂, 中本真晃,吉田拡人, 第13回CSJ化学フェスタ2023, 2023年10月19日, 通常, 日本語, 東京
  16. スタニルカリウムの発生を基軸としたアリールクロリドのスタニル化反応, 平田涼夏, 中本真晃,吉田拡人, 第13回CSJ化学フェスタ2023, 2023年10月18日, 通常, 日本語, 東京
  17. トリアルキルスタニルカリウムを用いた有機スズ化合物の合成および変換, 平岡勇太, 中本真晃,吉田拡人, 第13回CSJ化学フェスタ2023, 2023年10月19日, 通常, 日本語, 東京
  18. トリアルキルスタニルカリウムを用いた有機スズ化合物の合成および変換, 平岡勇太, 中本真晃,吉田拡人, 第13回CSJ化学フェスタ2023, 2023年10月18日, 通常, 日本語, 東京
  19. トリオクチルスズ化合物の細胞毒性評価および合成利用, 平岡勇太, 畑宮駿一,宮良政嗣,古武弥一郎,中本真晃,対馬拓海,吉田拡人, 日本化学会第104春季年会, 2024年03月18日, 通常, 日本語, 船橋
  20. パラジウム触媒によるルイス酸性抑制有機ホウ素反応剤の弱塩基直接鈴木−宮浦クロスカップリング反応, 友田和希, 中本真晃,対馬拓海,吉田拡人, 日本化学会第104春季年会, 2024年03月20日, 通常, 日本語, 船橋
  21. アラインのヨードスタニル化反応による2-ヨードアリールスズ合成, 大林泰雅, 中本真晃,対馬拓海,吉田拡人, 日本化学会第104春季年会, 2024年03月20日, 通常, 日本語, 船橋

受賞

  1. 2003年09月25日, 第17回日本化学会若い世代の特別講演会賞, 日本化学会, 特異な構造をした有機リンおよび有機ケイ素化合物の構造と反応-安定なジオキサホスフィランとシリルラジカルの単離
  2. 2005年10月, 第10回ケイ素化学協会奨励賞, ケイ素化学協会

外部資金

競争的資金等の採択状況

  1. 科学研究費助成事業(基盤研究(C)), 集積型反芳香族分子の合成と物性:シクロブタジエン二量体と三次元芳香族性, 2021年, 2023年
  2. 科学研究費助成事業(基盤研究(C)), 励起芳香族性の解明を目指した歪み4π電子系分子の合成と開殻分子への展開, 2018年, 2020年
  3. 科学研究費助成事業, 基盤研究(C), 歪共役系分子の化学:高歪み炭素σ骨格および4π反芳香族分子の構築と物性の解明, 2015年, 2018年
  4. 科学研究費助成事業, 新学術領域研究(研究領域提案型), 高周期典型元素を基軸とする感応性開殻分子の創製と機能, 2012年, 2016年
  5. 科学研究費助成事業,基盤研究(A), ケイ素—ケイ素三重結合を基盤とした高周期元素非平面π電子化合物の創製, 2012年, 2015年
  6. 科学研究費助成事業, 基盤研究(C), テトラヘドランとシクロブタジエン:炭素高歪み分子の創製と特異な電子状態の解明, 2011年, 2014年
  7. 科学研究費助成事業, 若手研究(B), テトラヘドランの新展開:高歪み分子による新しいσ-π共役分子の構築, 2009年, 2011年
  8. 科学研究費助成事業,基盤研究(S), 低配位及び多重結合高周期典型元素化合物の創製と物性に関する系統的研究, 2007年, 2012年
  9. 科学研究費助成事業, 若手研究(B), ケイ素–リン三重結合化合物:異種高周期元素間多重結合の合成と性質の解明, 2007年, 2009年
  10. 科学研究費助成事業, 若手研究(B), 典型元素分子性クラスターの合成と電子構造の解明, 2005年, 2007年
  11. 科学研究費助成事業,基盤研究(A), 高周期典型元素開殻分子の合成、構造及び機能開発に関する研究, 2004年, 2007年
  12. 科学研究費助成事業, 若手研究(B), 高周期典型元素ラジカルの合成と電子物性の解明, 2003年, 2005年

社会活動

委員会等委員歴

  1. 理事, 2022年04月, 2024年03月, ケイ素化学協会
  2. 事務局幹事, 2020年04月01日, 有機合成化学協会