中根 達人TATSUTO NAKANE

Last Updated :2024/10/01

所属・職名
大学院統合生命科学研究科 助教
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メールアドレス
ntatsutohiroshima-u.ac.jp
自己紹介
季節の移り変わりに対する生物の適応機構を分子レベルで理解することを目指しています。

基本情報

主な職歴

  • 2023年04月01日, 2024年05月31日, 名古屋大学, トランスフォーマティブ生命分子研究所(WPI-ITbM), 博士研究員

学歴

  • 愛媛大学大学院, 連合農学研究科, 生物資源利用学, 日本, 2020年04月, 2023年03月
  • 香川大学大学院, 農学研究科, 応用生物・希少糖科学専攻, 日本, 2018年04月, 2020年03月
  • 香川大学, 農学部, 応用生物科学科, 日本, 2014年04月, 2018年03月

学位

  • 修士(農学) (香川大学)
  • 博士(農学) (愛媛大学)

研究分野

  • 生物学 / 生物科学 / 機能生物化学
  • 生物学 / 生物科学 / 細胞生物学
  • 生物学 / 生物科学 / 分子生物学
  • 化学 / 複合化学 / 生体関連化学

研究キーワード

  • 環境温度
  • 低温
  • プロテインキナーゼ
  • 概日時計

所属学会

教育活動

授業担当

  1. 2024年, 教養教育, 3ターム, 化学実験法・同実験I[1工一]
  2. 2024年, 教養教育, 4ターム, 化学実験法・同実験II[1工一]
  3. 2024年, 学部専門, 3ターム, 生命科学英語演習
  4. 2024年, 学部専門, 3ターム, 生物機能化学 II

研究活動

学術論文(★は代表的な論文)

  1. Enhancement of keratinocyte survival and migration elicited by interleukin 24upregulation in dermal microvascular endothelium upon welding-fumeexposure, Journal of Toxicology and Environmental Health, Part A, 20240628
  2. Cold-induced suspension and resetting of Ca2+ and transcriptional rhythms in the suprachiasmatic nucleus neurons, iScience, 26巻, 12号, pp. 108390, 20231215
  3. ★, Candidate plasticity gene 16 and jun dimerization protein 2 are involved in the suppression of insulin gene expression in rat pancreatic INS-1 β-cells, Molecular and Cellular Endocrinology, 527巻, pp. 111240, 20210504
  4. Na+/Ca2+ exchanger mediates cold Ca2+ signaling conserved for temperature-compensated circadian rhythms, Science Advances, 7巻, 18号, pp. eabe8132, 20210430
  5. Candidate plasticity gene 16 mediates suppression of insulin gene expression in rat insulinoma INS-1 cells under glucotoxic conditions, Biochemical and Biophysical Research Communications, 512巻, 2号, pp. 189-195, 20190430

著書等出版物

  1. 2021年08月, 第71回日本電気泳動学会総会シンポジウム:生体分子解析の技術革新と生命・医科学研究への応用, 2 型糖尿病においてインスリン発現抑制を制御する新規シグナル経路

招待講演、口頭・ポスター発表等

  1. JDP2を含むインスリン転写因子複合体によるインスリン発現制御, 福田美穂、 松本涼花、 後藤あこ、 中根達人、村尾孝児、杉山康憲, 第65回 日本生化学会 中国四国支部例会, 2024年06月01日, 通常, 日本語
  2. Calpainアイソフォームにより異なるインスリン発現制御, 富畑佑紀、井口友博、中野裕志、中根達人、村尾孝児、杉山康憲, 第96回日本生化学会大会, 2023年10月31日, 通常, 日本語
  3. ヒトにおける希少糖の代謝, 杉山結萌、井上大志朗、上里悠里、中根達人、吉原明秀、佐藤正資、神鳥成弘、杉山康憲, 第96回日本生化学会大会, 2023年10月31日, 通常, 日本語
  4. Physiological roles of CaMKII and CLOCK in a low temperature environment, 中根 達人, 王 幸慈、飯塚 康介、浅野 吉政、乙部 優太、吉種 光、山肩 葉子、阿部 学、崎村 建司、尾藤 晴彦、石田 敦彦、吉村 崇、杉山 康憲、深田 吉孝、金 尚宏, BIOTHERMOLOGY WORKSHOP 2023, 2023年12月26日, 通常, 日本語
  5. 低温環境下におけるCaMKIIシグナリングの機能解析, 中根達人, 金尚宏, 生理学研究所研究会 極限環境適応 2023, 2023年11月10日, 招待, 日本語
  6. CaMKII活性の温度特性と低温生理への展開, 中根達人, 学術変革領域研究A 【冬眠生物学2.0】 若手領域会議, 2023年10月12日, 通常, 日本語
  7. 低温下での概日リズム生成におけるCaMKII の役割とその酵素学的な温度特性, 中根達人, 冬眠休眠研究会2023 (第5回冬眠休眠研究会), 2023年10月10日, 通常, 日本語
  8. 低温下での概日リズム生成におけるCaMKIIの役割とその酵素学的な温度特性, 中根 達人、王 幸慈、飯塚 康介、浅野 吉政、乙部 優太、吉種 光、山肩 葉子、阿部 学、﨑村 建司、尾藤 晴彦、石田 敦彦、吉村 崇、杉山 康憲、深田 吉孝、金 尚宏, 冬眠休眠研究会2023 (第5回冬眠休眠研究会), 2023年10月10日, 通常, 日本語
  9. CaMKIIによるCLOCKのリン酸化における至適温度の低温シフト, 中根達人, 日本睡眠学会第45回定期学術集会・第30回日本時間生物学会学術大会, 2023年09月17日, 通常, 日本語
  10. CaMKIIによるCLOCKのリン酸化における至適温度の低温シフト, 中根 達人、王 幸慈、飯塚 康介、浅野 吉政、乙部 優太、吉種 光、山肩 葉子、阿部 学、崎村 建司、尾藤 晴彦、石田 敦彦、吉村 崇、杉山 康憲、深田 吉孝、金 尚宏, 日本睡眠学会第45回定期学術集会・第30回日本時間生物学会学術大会, 2023年09月17日, 通常, 日本語
  11. プロテインキナーゼを基軸とした生命現象の解明~2型糖尿病・温度適応機構~, 中根達人, ゲノム・遺伝子源解析センター月例セミナー, 2022年10月, 通常, 日本語, 香川大学農学部
  12. CPG16によるインスリン遺伝子の発現抑制機構, 中根達人, 第61回日本生化学会中国・四国支部例会, 2020年07月, 通常, 日本語
  13. 糖毒性状態の膵臓β細胞においてCPG16はJDP2を介してインスリン発現を抑制する, 中根達人, 第60回日本生化学会中国・四国支部例会, 2019年05月, 通常, 日本語
  14. 膵臓β細胞におけるCPG16-JDP2を介した新規インスリン発現抑制機構の解明, 中根達人, 第91回日本生化学会大会, 2018年09月, 通常, 日本語
  15. 膵臓β細胞におけるCPG16-JDP2を介した新規インスリン発現抑制機構, 中根達人, 第59回日本生化学会中国・四国支部例会, 2018年05月, 通常, 日本語

受賞

  1. 2023年10月, 優秀講演賞, 学術変革領域研究A [冬眠生物学2.0] 第1回若手領域会議, CaMKII活性の温度特性と低温生理への展開
  2. 2021年07月, 学術奨励賞, 第61回日本生化学会中国・四国支部例会, CPG16によるインスリン遺伝子の発現抑制機構

社会活動

その他社会貢献活動(広大・部局主催含)

  1. 2024年 広島大学 体験化学教室, 石原康宏(広島大学), 2024年/08月/06日, 2024年/08月/07日, 広島大学 総合科学部, 助言・指導, セミナー・ワークショップ, 小学生
  2. 学術変革領域研究A [冬眠生物学2.0] 第1回若手領域会議 参加レポート, 哺乳動物の低温適応機構への理解を深めるために, 学術変革領域研究A [冬眠生物学2.0], 2023年/10月/28日, web, 報告書執筆, インターネット, その他