小川 恒男Tsuneo Ogawa

Last Updated :2024/09/02

所属・職名
大学院人間社会科学研究科　教授
メールアドレス
tsuogawahiroshima-u.ac.jp
その他連絡先
東広島市鏡山一丁目２番３号文学部A463
TEL:(082)424-6672 FAX:(082)424-6677
自己紹介
中国の古い詩を読んでいる。語彙・語法に着目し、詩的言語が生み出されるメカニズムについて考えている。

基本情報

主な職歴

  • 1995年04月01日, 1998年03月31日, 四国大学, 助教授
  • 1989年04月01日, 1995年03月31日, 四国大学, 講師
  • 1986年04月01日, 1989年03月31日, 山陽女子短期大学, 講師
  • 1998年04月01日, 2001年03月31日, 広島大学, 文学部, 助教授
  • 2001年04月01日, 2007年03月31日, 広島大学, 大学院文学研究科, 助教授
  • 2008年04月01日, 2010年03月31日, 広島大学, 大学院文学研究科, 准教授

学歴

  • 広島大学, 文学研究科, 中国語学 中国文学, 日本, 1985年04月, 1986年03月
  • 広島大学, 文学部, 文学科 中国語学 中国文学専攻, 日本, 1978年04月, 1982年03月

学位

  • 博士（文学）　(広島大学)
  • 文学修士　(広島大学)

教育担当

  • 【学士課程】 文学部 : 人文学科 : 日本・中国文学語学プログラム
  • 【博士課程前期】 人間社会科学研究科 : 人文社会科学専攻 : 人文学プログラム
  • 【博士課程後期】 人間社会科学研究科 : 人文社会科学専攻 : 人文学プログラム

担当主専攻プログラム

  • 日本・中国文学語学プログラム

研究分野

  • 人文学 / 文学 / 中国文学

研究キーワード

  • 黄遵憲
  • 詩
  • 楽府
  • 清末
  • 六朝

所属学会

  • 中国中世文学会, 1999年
  • 全国漢文教育学会
  • 六朝学術学会
  • 広島中国学会, 1999年
  • 日本中国学会
  • 日本中国語学会
  • 東方学会

教育活動

授業担当

  1. 2024年, 学部専門, ３ターム, 中国文学語学入門
  2. 2024年, 学部専門, ２ターム, 中国語史
  3. 2024年, 学部専門, セメスター（前期）, 中国古典散文演習
  4. 2024年, 学部専門, セメスター（後期）, 中国古典韻文演習
  5. 2024年, 学部専門, セメスター（後期）, 中国語学演習Ａ
  6. 2024年, 学部専門, セメスター（後期）, 中国語学演習Ｂ
  7. 2024年, 学部専門, セメスター（前期）, 中国文学特別演習C
  8. 2024年, 学部専門, セメスター（後期）, 中国文学特別演習D
  9. 2024年, 学部専門, セメスター（前期）, 卒業論文指導Ａ
  10. 2024年, 学部専門, セメスター（後期）, 卒業論文指導Ｂ
  11. 2024年, 学部専門, セメスター（後期）, 卒業論文
  12. 2024年, 修士課程・博士課程前期, セメスター（後期）, 中国古典散文演習Ｂ
  13. 2024年, 修士課程・博士課程前期, セメスター（後期）, 中国古典散文演習Ｄ
  14. 2024年, 修士課程・博士課程前期, セメスター（前期）, 中国古典詩演習Ａ
  15. 2024年, 修士課程・博士課程前期, セメスター（後期）, 中国古典詩演習Ｂ
  16. 2024年, 修士課程・博士課程前期, セメスター（前期）, 中国古典詩演習Ｃ
  17. 2024年, 修士課程・博士課程前期, セメスター（後期）, 中国古典詩演習Ｄ
  18. 2024年, 修士課程・博士課程前期, セメスター（前期）, 特別研究
  19. 2024年, 修士課程・博士課程前期, セメスター（後期）, 特別研究
  20. 2024年, 博士課程・博士課程後期, セメスター（前期）, 特別研究
  21. 2024年, 博士課程・博士課程後期, セメスター（後期）, 特別研究

研究活動

学術論文（★は代表的な論文）

  1. 何遜詩訳注（八）, 中国中世文学研究, 76号, pp. 37-94, 202403
  2. 六朝楽府訳注（二十八）―何遜楽府詩四首＋二首―, 中国中世文学研究, 76号, pp. 73-103, 20230328
  3. 何遜詩訳注（七）, 中国学研究論集, 40号, pp. 32-71, 20220930
  4. 六朝楽府訳注（二十七）―「長安道」十二首―, 中国中世文学研究, 75号, pp. 32-73, 20220322
  5. ★, (]J7760[)自珍「漫感」詩の解釈について, 四国女子大学紀要, 10巻, 2号, pp. 299-309, 19910401
  6. 何遜詩の色彩表現について, 四国大学紀要A 人文・社会科学編, 9号, pp. 171-179, 19980301
  7. 厳復『天演論』の文体について, 広島大学文学部紀要, 58巻, pp. 116-133, 19981201
  8. 唐詩中の「好十動詞」について, 中国中世文学研究, 35号, pp. 88-104, 19990101
  9. 詩語研究のための漢字情報処理（２）　―表計算ソフトによる文字列操作とその教授法試案（１）―, 中国学研究論集, 5号, pp. 164-180, 20000401
  10. 『人境廬詩草』中の「新名詞」, 中国古典文学研究, 1号, pp. 149-168, 20031201
  11. ★, 黄遵憲詩の物語性について, 新しい漢字漢文教育, 37号, pp. 21-29, 20031201
  12. ★, 黄遵憲詩の「饒舌」について―類型化と叙述性―, 日本中国学会報, 55巻, pp. 181-195, 20031001
  13. ★, 家族の物語―黄遵憲の家族を描いた詩―, 中国中世文学研究, 44号, pp. 82-93, 20030701
  14. 中国詩に於ける「桃」のイメージ, 山陽女子短期大学研究紀要, 13号, pp. 1-10, 19870301
  15. 茅盾『論無産階級芸術』について, 山陽女子短期大学研究紀要, 14号, pp. 51-61, 19880301
  16. 茅盾の『魯迅論』について, 四国女子大学紀要, 9巻, 2号, pp. 137-144, 19900301
  17. 黄遵憲「日本雑事詩」について, 漢文教育, 21号, pp. 21-29, 19960901
  18. 黄遵憲の「詩境」と梁啓超の「詩界革命」, 渓水社・『藤原尚教授広島大学定年祝賀記念中国論集』, pp. 381-394, 19970301
  19. 杜甫「満目悲生事　因人作遠遊」について, 中国学論集, 17号, pp. 21-30, 19970801
  20. 魯迅『吶喊』覚書（１）―「狂人日記」前書きの戦略性―, 中国学論集, 18号, pp. 23-33, 19971201
  21. 六朝詩中の「色」について―「事物名＋色」を中心に―, 中国学論集, 20号, pp. 39-49, 19980701
  22. 六朝詩における色彩対比表現について―紫を中心に―, 中国学研究論集, 創刊号, pp. 61-74, 19981001
  23. 詩語研究のための漢字情報処理（１）―電子化テキスト作成―, 中国学研究論集, 3号, pp. 164-180, 19990401
  24. 黄遵憲「日本雑事詩」中の語彙について, 『岡村貞雄博士古稀記念中国学論集』, pp. 637-654, 19990801
  25. 「明月」と「名月」, 漢文教育, 23号, pp. 68-78, 19991101
  26. 黄遵憲「致厳復書」について, 『山本昭教授退休記念中国学論集』, pp. 339-352, 20000301
  27. 来日以前の黄遵憲について, 中国中世文学研究, 38号, pp. 79-88, 20000401
  28. 宮島誠一郎と清国駐日公使団との筆談について, 中国中世文学研究四十周年記念論文集, pp. 411-420, 20011001
  29. 黄遵憲「香港感懐」について, 中国中世文学研究, 40号, pp. 99-110, 20011201
  30. ★, 黄遵憲「遊豊湖」について, 中国中世文学研究, 45・46号, pp. 353-369, 20041001
  31. ★, ３年ごとの豊湖―黄遵憲「遊豊湖」「庚午六月重到豊湖誌感」―, 中国古典文学研究, 2号, pp. 311-321, 20041201
  32. 黄遵憲「人境廬雑詩」について（上）, 中国古典文学研究, 3号, pp. 153-164, 20051201
  33. 黄遵憲「人境廬雑詩」について（下）, 中国中世文学研究, 49号, pp. 67-83, 20060301
  34. ★, 六朝詩に見える「楼蘭」―楽府「白馬篇」を中心に―, 中国中世文学研究, 52号, pp. 15-40, 20070901
  35. 六朝楽府訳注（六）－「芳樹」（上）二首－, 中国学研究論集, 19号, pp. 100-112, 20071201
  36. 新学習指導要領に向けての授業実践Ⅰ　―近現代の文学作品を入り口にした親しみやすい漢詩・漢文の学習―, 学部・附属学校共同研究紀要（広島大学）, 37号, pp. 401-406, 20090301
  37. ★, 明治の東京を描いた詩（一）　―郁曼陀「東京雑事詩」―, 中国中世文学研究, 55号, pp. 47-56, 20090301
  38. 黄遵憲「不忍池晩遊詩」訳注（一）, 中国古典文学研究, 5号, pp. 84-92, 20071201
  39. 六朝楽府訳注（七）　―「芳樹」（中）四首―, 中国学研究論集, 20号, pp. 98-108, 20080401
  40. 郁曼陀「東京雑事詩」訳注（一）, 中国古典文学研究, 7号, pp. 145-155, 20091201
  41. 六朝楽府訳注（十）　―「有所思」（中）三首―, 中国学研究論集, 24号, pp. 73-81, 20100401
  42. 詩語研究のための漢字情報処理（３）　―表計算ソフトによる文字列操作とその教授法試案（２）―, 中国学研究論集, 8号, pp. 83-96, 20011201
  43. 黄遵憲「日本雑事詩」訳注（一）, 四国女子大学紀要, 10巻, 1号, pp. 103-121, 19901201
  44. 黄遵憲「日本雑事詩」訳注（二）, 四国女子大学紀要, 11巻, 2号, pp. 265-275, 19920301
  45. 黄遵憲「日本雑事詩」訳注（三）, 四国大学紀要A 人文・社会科学編, 2号, pp. 249-257, 19940301
  46. 黄遵憲「日本雑事詩」訳注（四）, 四国大学紀要A 人文・社会科学編, 4号, pp. 153-170, 19951201
  47. 黄遵憲「日本雑事詩」訳注（五）, 四国大学紀要A 人文・社会科学編, 8号, pp. 123-137, 19971201
  48. 「宮島家文書・駐日公使等筆談」訳注（一）, 中国学論集, 23号, pp. 27-39, 19990901
  49. 「宮島家文書・駐日公使等筆談」訳注（二）, 中国学論集, 25号, pp. 45-53, 20000301
  50. 「宮島家文書・駐日公使等筆談」訳注（三）, 中国学論集, 26号, pp. 55-69, 20000801
  51. 「宮島家文書・駐日公使等筆談」訳注（四）, 中国学論集, 27号, pp. 75-83, 20001201
  52. 六朝楽府訳注（四）　―「君馬黄」（上）一首―, 中国学研究論集, 17号, pp. 78-85, 20061201
  53. 六朝楽府訳注（五）　―「君馬黄」（下）二首―, 中国学研究論集, 18号, pp. 29-36, 20071201
  54. 六朝楽府解釈鑑賞総覧（初稿）, 中国古典文学研究, 4号, pp. 167-293, 20061201
  55. 詩語研究のための漢字情報処理　ver.2　―表計算ソフトによる文字列操作とその教授法試案―, 中国古典文学研究, 6号, pp. 137-163, 20081201
  56. 郁曼陀の「東京雑事詩」について, 比較日本文化学研究, 3号, pp. 174-185, 20100201
  57. 六朝楽府訳注（八）　―「芳樹」（下）四首―, 中国学研究論集, 21号, pp. 30-40, 20081201
  58. 六朝楽府訳注（九）　―「有所思」（上）三首―, 中国学研究論集, 23号, pp. 1-14, 20091201
  59. 六朝楽府訳注（十一）―「有所思」（下之上）三首―, 中国学研究論集, 25号, pp. p1～p9, 20101201
  60. 郁曼陀「東京雑事詩」訳注（二）, 中国古典文学研究, 8号, pp. p85～p93, 20101201
  61. 六朝楽府訳注（十二）―「有所思」（下之中）四首―, 中国学研究論集, 26号, pp. p93～p92, 20110401
  62. 郁曼陀「東京雑事詩」訳注（三）, 中国古典文学研究, 9号, pp. p12～p30, 20111201
  63. 郁曼陀「東京雑事詩」訳注（四）, 中国古典文学研究, 10号, pp. p8～95, 20121201
  64. 黄遵憲「不忍池晩遊詩」訳注（三）, 中国古典文学研究, 11号, pp. 60-67, 20131226
  65. 六朝楽府訳注（十三）―「有所思」（下之下）八首―, 中国中世文学研究, 62号, pp. 57-76, 20130920
  66. 六朝楽府訳注（十四）―「雉子斑」六首―, 中国学研究論集, 31号, pp. 30-44, 20131224
  67. 六朝楽府訳注（十五）―「臨高台」九首―, 中国学研究論集, 32号, pp. 62-82, 20140424
  68. 六朝楽府訳注（十六）―「遠期」二首・「玄雲」一首・「隴頭」一首―, 中国学研究論集, 33号, pp. 48-57, 20141224
  69. 六朝楽府訳注（十七）―「隴頭水」七首―, 中国中世文学研究, 65号, pp. 86-105, 20150320
  70. 六朝楽府訳注（十八）―「釣竿」三首・「釣竿篇」三首・「隴頭水」五首―, 中国中世文学研究, 66号, pp. 62-90, 20150928
  71. 六朝楽府訳注（十九）―「入関」一首・「出塞」四首―, 中国中世文学研究, 67号, pp. 62-79, 20160325
  72. 杜甫「返照開巫峡」について, 中国中世文学研究, 63/64号, pp. 145-156, 20140920
  73. 郁曼陀「東京雑事詩」と竹枝詞, 中国古典テキストとの対話, pp. 371-392, 20151008
  74. 何遜詩訳注（一）, 中国学研究論集, 34号, pp. 41-54, 20160430
  75. 六朝楽府訳注（二十）―「出塞」三首―, 中国中世文学研究, 68号, pp. 42-67, 20160925
  76. 六朝楽府訳注（二十一）―「出塞」二首・「入塞」二首・「折楊柳」一首―, 中国中世文学研究, 69号, pp. 94-114, 20170325
  77. 黄遵憲「遊豊湖」について(<特集>小尾郊一博士追悼特集), 中国中世文学研究, 45号, pp. 353-369, 20041023
  78. 何遜詩訳注（二）, 中国学研究論集, 35号, pp. 11-36, 201704
  79. 漱石「題自画（唐詩読罷倚闌干）」について, 漢文教育, 41号, pp. 37-47, 20161211
  80. 六朝楽府訳注（二十二）―「折楊柳」七首―, 中国中世文学研究, 70号, pp. 97-117, 20170925
  81. 六朝楽府訳注（二十三）―「折楊柳」二首・「関山月」四首―, 中国中世文学研究, 71号, pp. 78-95, 20180325
  82. 何遜詩訳注（三）, 中国学研究論集, 36号, pp. 1-24, 20180425
  83. 何遜詩訳注（四）, 中国学研究論集, 37号, pp. 1-29, 20190425
  84. 六朝楽府訳注（二十五）―「洛陽道」十首―, 中国中世文学研究, 73号, pp. 116-144, 20200325
  85. 何遜詩訳注（五）, 中国学研究論集, 38号, pp. 11-25, 20200425
  86. 六朝楽府訳注（二十六）―「洛陽道」八首―, 中国中世文学研究, 74号, pp. 84-111, 20210329

著書等出版物

  1. 六朝楽府訳注（一）, Translation of works from the Six Dynasties period from Volumes 16 to 24 of the Yuefu shijji., 六朝，楽府，『楽府詩集』, 白帝社, 2024年, 3, 単行本（学術書）, 単著, Japanese, 小川恒男, 978-4-86398-578-0 C3098, 501
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  2. 2008年03月, 「近代」前夜の詩人 黄遵憲 , 清末の詩人である黄遵憲の作品を、言語表現の側面から実証的に分析し、彼の世界観や文学観について論じた。中国の古典文学の伝統と「近代」文学との間に存在する連続性と非連続性の相を明らかにするとともに、啓蒙思想家とも称される黄遵憲にとっての詩作活動の意味についても言及した。~ITS~, 広島大学出版会, 2008年, 03, 単行本（学術書）, 単著, 4903068107, 372
  3. 2016年, 杜甫全詩訳注（三）, 講談社, 2016年, 09, 単行本（一般書）, 共著, 日本語, [杜甫著] ; 下定雅弘, 松原朗編, 9784062923330, 657

招待講演、口頭・ポスター発表等

  1. 何遜「南苑」詩について, 中国中世文学会　令和五年度研究大会, 2023年10月18日, 通常, 日本語, 中国中世文学会, 広島大学, 何遜「南苑」詩の解釈について考察を加え、この作品が『玉台新詠』に相応しい内容を持つことを明らかにし、何遜が「他の詩人とは少しだけ異なる作品」を意図的に創り出そうとする詩人であることを論証した。, 発表資料

社会活動

委員会等委員歴

  1. 評議員, 2019年04月, 2025年03月, 日本中国学会
  2. 2015年10月, 中国中世文学会
  3. 地区委員（中国）, 2015年04月, 東方学会

学術雑誌論文査読歴

  1. 2022年, 中国中世文学研究, 編集長, 査読, 12
  2. 2022年, 日本中国学会報, その他, 査読, 2