池田 丈TAKESHI IKEDA
Last Updated :2024/12/02
- 所属・職名
- 大学院統合生命科学研究科 准教授
- メールアドレス
- ikedatakeshihiroshima-u.ac.jp
基本情報
主な職歴
- 2008年04月01日, 2008年05月31日, 広島大学, ナノデバイス・バイオ融合科学研究所, 博士研究員
- 2008年06月01日, 2011年02月28日, 広島大学, ナノデバイス・バイオ融合科学研究所, 特任助教
- 2011年03月01日, 2019年03月31日, 広島大学, 大学院先端物質科学研究科, 助教
- 2019年04月01日, 2021年03月31日, 広島大学, 大学院統合生命科学研究科, 助教
学歴
- 東京大学, 農学生命科学研究科, 応用生命工学専攻, 日本, 2004年04月, 2007年03月
- 東京大学, 農学生命科学研究科, 応用生命工学専攻, 日本, 2002年04月, 2004年03月
- 東京大学, 農学部, 生命工学専修, 日本, 1998年04月, 2002年03月
学位
- 博士(農学) (東京大学)
- 修士(農学) (東京大学)
教育担当
- 【学士課程】 工学部 : 第三類(応用化学・生物工学・化学工学系) : 生物工学プログラム
- 【博士課程前期】 統合生命科学研究科 : 統合生命科学専攻 : 生物工学プログラム
- 【博士課程後期】 統合生命科学研究科 : 統合生命科学専攻 : 生物工学プログラム
担当主専攻プログラム
研究分野
研究キーワード
- バイオセンシング
- 融合タグ
- 半導体
- アフィニティー精製
- シリコン(シリカ)結合タンパク質
- バイオミネラリゼーション
所属学会
- 日本生物工学会
- 日本農芸化学会
- 環境バイオテクノロジー学会
- 日本生化学会
- 応用物理学会
- 日本ポリアミン学会
教育活動
授業担当
- 2024年, 学部専門, 1ターム, 工学プログラミング基礎
- 2024年, 学部専門, セメスター(後期), 基礎化学実験
- 2024年, 学部専門, 4ターム, 基礎生命科学
- 2024年, 学部専門, セメスター(前期), 生物工学実験I
- 2024年, 学部専門, 4ターム, 分子生物学Ⅲ
- 2024年, 学部専門, 通年, 卒業論文
- 2024年, 修士課程・博士課程前期, 2ターム, 環境バイオテクノロジーA
- 2024年, 修士課程・博士課程前期, 年度, 生物工学演習
- 2024年, 修士課程・博士課程前期, 1ターム, 生物工学特別演習A
- 2024年, 修士課程・博士課程前期, 2ターム, 生物工学特別演習A
- 2024年, 修士課程・博士課程前期, 3ターム, 生物工学特別演習B
- 2024年, 修士課程・博士課程前期, 4ターム, 生物工学特別演習B
- 2024年, 修士課程・博士課程前期, 年度, 生物工学特別研究
- 2024年, 博士課程・博士課程後期, 年度, 統合生命科学特別研究
研究活動
学術論文(★は代表的な論文)
- ★, Discovery of long-chain polyamines embedded in the biosilica on the Bacillus cereus spore coat, JOURNAL OF BIOSCIENCE AND BIOENGINEERING, 137巻, 4号, pp. 254-259, 20240210
- ★, Bacterial biosilicification: a new insight into the global silicon cycle, BIOSCIENCE BIOTECHNOLOGY AND BIOCHEMISTRY, 85巻, 6号, pp. 1324-1331, 2021
- Arginine-mediated dissociation of single cells and cell sheets from a polystyrene culture dish, BIOSCIENCE BIOTECHNOLOGY AND BIOCHEMISTRY, 83巻, 12号, pp. 2272-2275, 2019
- ★, Application of volcanic ash particles for protein affinity purification with a minimized silica-binding tag, JOURNAL OF BIOSCIENCE AND BIOENGINEERING, 122巻, 5号, pp. 633-638, 2016
- ★, The C-Terminal Zwitterionic Sequence of CotB1 Is Essential for Biosilicification of the Bacillus cereus Spore Coat, JOURNAL OF BACTERIOLOGY, 198巻, 2号, pp. 276-282, 2016
- ★, Automated enzyme-linked immunosorbent assay using beads in a single tip (BIST) technology coupled with a novel anchor protein for oriented antibody immobilization, ANALYTICAL METHODS, 6巻, 16号, pp. 6232-6235, 2014
- Affinity purification of recombinant proteins using a novel silica-binding peptide as a fusion tag, APPLIED MICROBIOLOGY AND BIOTECHNOLOGY, 98巻, 12号, pp. 5677-5684, 2014
- 天然変性タンパク質Si-tagを利用した固体表面へのタンパク質固定化とその利用, バイオサイエンスとインダストリー, 70巻, 5号, pp. 346-350, 2012
- 半導体とバイオの融合によるバイオセンサーの開発, 日本微生物生態学会誌, 26巻, 2号, pp. 64-74, 2011
- Enzymatic and electron paramagnetic resonance studies of anabolic pyruvate synthesis by pyruvate:ferredoxin oxidoreductase from Hydrogenobacter thermophilus, FEBS Journal, 277巻, 2号, pp. 501-510, 2010
- ★, Why does the silica-binding protein Si-tag" bind strongly to silica surfaces? Implications of conformational adaptation of the intrinsically disordered polypeptide to solid surfaces", COLLOIDS AND SURFACES B-BIOINTERFACES, 86巻, 2号, pp. 359-363, 2011
- The silica-binding Si-tag functions as an affinity tag even under denaturing conditions, PROTEIN EXPRESSION AND PURIFICATION, 77巻, 2号, pp. 173-177, 2011
- ★, Single-step affinity purification of recombinant proteins using the silica-binding Si-tag as a fusion partner, PROTEIN EXPRESSION AND PURIFICATION, 71巻, 1号, pp. 91-95, 2010
- ★, Oriented immobilization of antibodies on a silicon wafer using Si-tagged protein A, ANALYTICAL BIOCHEMISTRY, 385巻, 1号, pp. 132-137, 2009
著書等出版物
- 2022年11月30日, バイオプロセスを用いた有用性物質生産技術, タンパク質のアフィニティー精製, 株式会社技術情報協会, 2022年, 単行本(学術書), 分担執筆, 池田 丈, 黒田 章夫, 978-4-86104-904-0, 553, 455-461
- 2021年11月30日, Biomedical Engineering, Biosensors Based on Silicon Photonics, Jenny Stanford Publishing, 2021年, 単行本(学術書), 分担執筆, Shin Yokoyama, Yoshiteru Amemiya, Takeshi Ikeda, Akio Kuroda, Mitsuhiko Ogihara, 978-981-4877-63-3, 396, 57-90
- 2018年04月24日, 細胞・生体分子の固定化と機能発現, Si-tagを用いた酵素の固定化と利用, 株式会社シーエムシー出版, 2018年, 単行本(学術書), 分担執筆, 松浦 俊一, 池田 丈, 黒田 章夫, 978-4-7813-1326-9, 294, 87-94
- 2016年03月28日, ヘルスケアを支えるバイオ計測, シリコンリング光共振器をベースとしたバイオセンサーの開発, 株式会社シーエムシー出版, 2016年, 単行本(学術書), 分担執筆, 池田 丈, 黒田 章夫, 横山 新, 978-4-7813-1152-4, 258, 87-94
招待講演、口頭・ポスター発表等
- The biosynthetic pathway of long-chain polyamines in the biosilicifying bacterium Bacillus cereus, Takeshi Ikeda, Takeshi Ikeda, Yukihide Nakasugi, Kohjiro Yamamoto, Ryuichi Hirota, Akio Kuroda, Biomin XVI/16th International Symposium on Biomineralization, 2021年08月25日, 通常, 英語
- Discovery of long-chain polyamines and their biosynthetic enzyme in the biosilicifying bacterium Bacillus cereus, Takeshi Ikeda, Kohjiro Yamamoto, Ryuichi Hirota, Akio Kuroda, BIOMIN XV 15th International Symposium on Biomineralization, 2019年09月12日, 通常, 英語, Ludwig Maximilians University, Munich, Germany
- Silica biomineralization in the gram-positive, spore-forming bacterium Bacillus cereus, Takeshi Ikeda, Miki Nakagawa, Kei Motomura, Ryuichi Hirota, Akio Kuroda, BiominXIV/14th International Symposium on Biomineralization, 2017年10月10日, 通常, 英語, Tsukuba International Congress Center
- Development of a silicon-based immunosensor using the fusion protein of an antibody fragment and silicon-binding protein "Si-tag", Takeshi Ikeda, Kei Motomura, Yoshiteru Amemiya, Shin Yokoyama, Akio Kuroda, 24th Anniversary World Congress on Biosensors (Biosensors 2014), 2014年05月30日, 通常, 英語, Melbourne Convention and Exhibition Centre, Melbourne, Australia
受賞
- 2021年04月, 長瀬研究振興賞, 公益財団法人長瀬科学技術振興財団
- 2020年03月, 農芸化学奨励賞, 公益社団法人日本農芸化学会
- 2017年09月, 第25回生物工学論文賞, 公益社団法人日本生物工学会
- 2017年06月, 第6回新化学技術研究奨励賞, 公益社団法人新化学技術推進協会
- 2013年11月, 第2回エヌエフ基金研究開発奨励賞, 一般財団法人エヌエフ基金
- 2012年10月, 化学素材研究開発振興財団記念基金「グラント」研究奨励金, 一般財団法人バイオインダストリー協会
- 2012年03月, 第31回応用物理学会講演奨励賞, 公益社団法人応用物理学会
- 2009年05月, 第19回化学とマイクロ・ナノシステム研究会 優秀ポスター発表賞, 化学とマイクロ・ナノシステム研究会
取得
- 特許権, 6505741, 2019年04月05日, 精製方法、および、当該精製方法に用いられる酸化ケイ素結合タグ
- 特許権, 6406802, 2018年09月28日, ペプチドおよびその利用
- 特許権, 6202486, 2017年09月08日, 酸化鉄-タンパク質複合体、酸化鉄に結合するタンパク質を介した対象物の酸化鉄への固定化キット、およびその利用
- 特許権, 6048932, 2016年12月02日, 酸化ケイ素と窒化ケイ素とを識別するポリペプチドおよびその利用
- 特許権, 5397800, 2013年11月01日, タンパク質の精製方法
外部資金
競争的資金等の採択状況
- 戦略的創造研究推進事業さきがけ, 海洋酸性化がもたらすケイ素循環の破綻への対策, 2023年, 2026年
- 科学研究費助成事業(基盤研究(B)), 生物態シリカ内部に共通して存在する長鎖ポリアミンの機能の解明, 2023年, 2026年
- 科学研究費助成事業(挑戦的研究(萌芽)), ポリアミン構造を基本骨格とした新規バイオポリマー合成技術の開発, 2023年, 2025年
- 科学研究費助成事業(基盤研究(B)), 長鎖ポリアミン生合成系の全容解明とシリカ形成における機能解析, 2019年, 2021年
- 科学研究費助成事業(挑戦的研究(萌芽)), タンパク質を酵素的にポリアミンで修飾する技術の開発, 2018年, 2019年
- 科学研究費助成事業(基盤研究(B)), シデロフォアを利用したケイ素取り込み系の実証, 2016年, 2018年
- 科学研究費助成事業(挑戦的萌芽研究), 酸耐性と選択的透過性を両立する生物由来シリカ膜の解析とin vitroでの再現, 2016年, 2017年
- 科学研究費助成事業(若手研究(A)), ケイ素を蓄積する新規土壌細菌の分子メカニズムの解析とケイ素循環における役割の解明, 2013年, 2015年
- 科学研究費助成事業(挑戦的萌芽研究), ケイ酸を利用した活性汚泥中でのバチルス属細菌の新奇生存戦略の解明と余剰汚泥減容化, 2013年, 2015年
- 先導的産業技術創出事業, シリコン結合タンパク質をバイオインターフェイスとした高集積化シリコンリング光共振器による多項目同時測定バイオセンサの開発, 2009年07月01日, 2013年06月30日
- 科学研究費助成事業(若手研究(B)), 不定形タンパク質による固体表面認識機構の解明と固体表面との界面制御技術の開発, 2009年, 2010年
社会活動
委員会等委員歴
- 日本生物工学会英文誌編集委員, 2023年06月, 2025年05月, 日本生物工学会
- 日本生物工学会バイオミディア委員, 2014年07月, 2016年06月, 日本生物工学会