西村 慎一SHINICHI NISHIMURA

Last Updated :2024/04/03

所属・職名
大学院統合生命科学研究科 教授
ホームページ
メールアドレス
nshinhiroshima-u.ac.jp
自己紹介
微生物や海洋動物、植物からは様々な化学構造を有する生物活性化合物(天然物)が報告されてきました.天然物の化学構造は合成化合物とは異なる化学的なプロパティを有しており、時として思いがけない生物活性を示します.そしていくつかの天然物は医薬品や農薬として活用され、あるいは生命現象を解き明かすツールとして利用されています.  人類はこのような天然物を十分に活用してきたでしょうか?答えはNoだと私たちは考えています.これまでに50万を超える化合物が報告されているそうですが、その一部しか活用されていません.その大きな原因の一つは、化合物の生物活性が不明であることにあります.一方でユニークな生物活性を示す化合物は何のために産生されているのでしょうか?ほとんどの場合にそれらの生理活性は不明です.アオカビからペニシリンが発見されて一世紀が経とうとしていますが天然物化学の分野には多くの未解明現象が残されているのです。  私たちはこのような課題や疑問に答えるべく、ユニークな生命現象に着目して微生物や海洋生物から生物活性化合物を探索し、生物活性と生理活性の発現メカニズムの解明研究を進めています.

基本情報

主な職歴

  • 2023年01月, 広島大学, 大学院統合生命科学研究科, 教授
  • 2018年03月, 2022年12月, 東京大学, 大学院 農学生命科学研究科, 講師
  • 2016年08月, 2017年08月, スクリプス海洋研究所, 訪問研究員
  • 2009年04月, 2018年02月, 京都大学, 大学院 薬学研究科, 助教
  • 2007年10月, 2009年03月, 京都大学, 大学院 薬学研究科, 産学官連携研究員
  • 2004年10月, 2007年09月, 理化学研究所吉田化学遺伝学研究室, 基礎科学特別研究員
  • 2004年04月, 2004年09月, 理化学研究所吉田化学遺伝学研究室, 協力研究員

学歴

  • 東京大学, 大学院農学生命科学研究科, 水圏生物科学専攻博士課程, 日本, 2001年04月, 2004年03月
  • 東京大学, 大学院農学生命科学研究科, 水圏生物科学専攻修士課程, 日本, 1999年04月, 2001年03月
  • 東京大学, 農学部, 水圏生物科学専修, 日本, 1995年04月, 1999年03月

学位

  • 修士(農学) (東京大学)
  • 博士(農学) (東京大学)

研究分野

  • 農学 / 農芸化学 / 生物有機化学

研究キーワード

  • 天然物化学、ケミカルバイオロジー、微生物学

所属学会

教育活動

授業担当

  1. 2024年, 学部専門, セメスター(後期), 卒業論文I
  2. 2024年, 学部専門, セメスター(前期), 卒業論文II
  3. 2024年, 学部専門, セメスター(後期), 卒業論文III
  4. 2024年, 学部専門, 2ターム, 食品科学外書講読
  5. 2024年, 学部専門, 集中, 海洋生物資源化学実験
  6. 2024年, 学部専門, 集中, 水産食品製造学実験実習
  7. 2024年, 学部専門, セメスター(前期), Graduate Thesis I
  8. 2024年, 学部専門, セメスター(後期), Graduate Thesis II
  9. 2024年, 学部専門, 集中, (AIMS) Modern Food Science
  10. 2024年, 教養教育, 3ターム, 有機化学[1生]
  11. 2024年, 学部専門, 4ターム, 食品生命科学リサーチフロント
  12. 2024年, 学部専門, 4ターム, 水産食品化学
  13. 2024年, 学部専門, 3ターム, Modern Food Science
  14. 2024年, 修士課程・博士課程前期, 1ターム, 食品生命科学特別演習A
  15. 2024年, 修士課程・博士課程前期, 2ターム, 食品生命科学特別演習A
  16. 2024年, 修士課程・博士課程前期, 2ターム, 生理活性天然物化学Ⅰ
  17. 2024年, 修士課程・博士課程前期, 4ターム, 生理活性天然物化学Ⅱ

研究活動

学術論文(★は代表的な論文)

  1. A set of vectors and strains for chromosomal integration in fission yeast, Sci Rep, 13巻, 1号, pp. 9295, 20230608
  2. FK506-binding protein, FKBP12, promotes serine utilization and negatively regulates threonine deaminase in fission yeast., iScience, 25巻, 12号, pp. 105659, 20221124
  3. Ferrichrome, a fungal-type siderophore, confers high ammonium tolerance to fission yeast., Sci Rep, 12巻, 1号, pp. 17411, 20221027
  4. Genome-based discovery and total synthesis of janustatins, potent cytotoxins from a plant-associated bacterium., Nat Chem, 14巻, 10号, pp. 1193-1201, 202210
  5. Differential Biosynthesis and Roles of Two Ferrichrome-Type Siderophores, ASP2397/AS2488053 and Ferricrocin, in Acremonium persicinum., ACS Chem Biol, 17巻, 1号, pp. 207-216, 20220121

外部資金

競争的資金等の採択状況

  1. 科学研究費助成事業(科研費)挑戦的研究(萌芽), 揮発性コミュニケーション分子による異種微生物間相互作用の分子基盤解明, 2023年, 2024年
  2. 科学研究費助成事業(科研費)基盤研究(S)(分担), 化学遺伝学と情報科学による内在性代謝物の隠された機能の解明, 2023年, 2027年
  3. 科学研究費助成事業(科研費)基盤研究(B), マルチターゲットを有する膜脂質の化学オミクス解析, 2021年, 2023年
  4. 科学研究費助成事業(科研費)挑戦的研究(萌芽), セリン代謝の化学遺伝学的解析, 2021年, 2022年
  5. 科学研究費助成事業(科研費)基盤研究(S)(分担), 革新的化学遺伝学による内在性代謝物の新機能の解明と応用, 2019年, 2023年