桐原 隆弘TAKAHIRO KIRIHARA
Last Updated :2024/12/02
- 所属・職名
- 大学院人間社会科学研究科 教授
- メールアドレス
- kiriharahiroshima-u.ac.jp
基本情報
主な職歴
- 2011年04月01日, 2014年03月31日, 下関市立大学, 経済学部, 准教授
- 2014年04月01日, 2023年03月31日, 下関市立大学, 経済学部, 教授
- 2023年04月01日, 広島大学, 大学院人間社会科学研究科, 教授
学位
- 博士(哲学) (ヨハン・ヴォルフガング・ゲーテ大学)
- 修士(哲学) (立正大学)
研究分野
教育活動
授業担当
- 2024年, 学部専門, セメスター(後期), 研究指導I
- 2024年, 教養教育, 1ターム, 教養ゼミ
- 2024年, 学部専門, 4ターム, 倫理学概説
- 2024年, 学部専門, 2ターム, 現代倫理研究
- 2024年, 学部専門, 1ターム, 応用倫理学研究
- 2024年, 学部専門, 4ターム, 現代倫理学演習
- 2024年, 学部専門, セメスター(後期), 卒業論文
- 2024年, 学部専門, セメスター(前期), 倫理内容研究演習
- 2024年, 学部専門, セメスター(後期), 教職実践演習(中・高)
- 2024年, 学部専門, セメスター(後期), 教職実践演習(中・高)
- 2024年, 博士課程・博士課程後期, セメスター(前期), 教科教育学講究(社会認識教育学領域)
- 2024年, 博士課程・博士課程後期, セメスター(前期), 教科教育学特別研究(社会認識教育学領域)
- 2024年, 博士課程・博士課程後期, セメスター(後期), 教科教育学講究(社会認識教育学領域)
- 2024年, 博士課程・博士課程後期, セメスター(後期), 教科教育学特別研究(社会認識教育学領域)
- 2024年, 修士課程・博士課程前期, セメスター(前期), 社会認識教育学特別研究(社会・公民)A
- 2024年, 修士課程・博士課程前期, セメスター(後期), 社会認識教育学特別研究(社会・公民)A
- 2024年, 修士課程・博士課程前期, セメスター(前期), 社会・生活と学習材デザイン基礎研究(社会・公民)
- 2024年, 修士課程・博士課程前期, セメスター(後期), 社会・生活と学習材デザイン発展研究(社会・公民)
- 2024年, 博士課程・博士課程後期, セメスター(前期), 特別研究
- 2024年, 博士課程・博士課程後期, セメスター(後期), 特別研究
研究活動
学術論文(★は代表的な論文)
- 倫理的課題としての歴史和解:ドイツ人「避難・追放」をめぐる1960年代初頭の議論を手がかりに, 広島大学応用倫理学プロジェクト研究センター研究成果報告書 ぷらくしす, 25巻, pp. 38-48, 20240331
- 財産の徳―アリストテレスとカントの徳論の社会経済的背景と「中庸」説の再構成, 下関市立大学論集, 66巻, 1号, pp. 35-47, 20220823
- ★, Should Nature Be Isolated or Incorporated? A Debate on Reproductive Medicine in Germany from the Perspective of the Place of Culture, Journal of Philosophy and Ethics in Health Care and Medicine, 15巻, pp. 53-65, 202112
- 法の支配と人の支配―カントにおける 「法則」理解とその批判を手掛かりに(下), 下関市立大学論集, 65巻, 2号, pp. 119-131, 2021
- 法の支配と人の支配―カントにおける 「法則」理解とその批判を手掛かりに(上), 下関市立大学論集, 65巻, 1号, pp. 47-59, 2021
- 人間的自然と歴史へのまなざし―ヘルダー言語起源論とカント歴史哲学, 下関市立大学論集, 64巻, 1号, pp. 41-50, 2020
- ヘルダーの形態学的-経験的人間観―『人類史の哲学への諸構想』から『純粋理性批判の批判』へ, 下関市立大学論集, 64巻, 2号, pp. 85-103, 2020
- F.G.ユンガーの歴史哲学―自然観と経済秩序論の観点から、マルクスとの比較を通じて(下), 下関市立大学論集, 62巻, 3号, pp. 39-48, 2019
- F.G.ユンガーの歴史哲学―自然観と経済秩序論の観点から、マルクスとの比較を通じて(上), 下関市立大学論集, 62巻, 2号, pp. 49-58, 2018
- 故郷権から普遍的人権へ―国際法学者オットー・キミニッヒの所論の検討, ぷらくしす 2016年度号(広島大学応用倫理学プロジェクト研究センター編), pp. 21-38, 2017
- 人間の共生はいかにして可能か?―「市民的人格性」および「人間性・人類」をめぐるカントと日本の哲学的倫理学との対話に向けて, 下関市立大学論集, 61巻, 1号, pp. 111-135, 2017
- What is the virtue in biomedicine? A study through analysis of some types of philosophical argument against/for human genetic intervention, 下関市立大学論集, 61巻, 1号, pp. 13-25, 2017
- 自然の隔離か自然の取り込みか?―文化の位置づけの観点から見たドイツ生殖医療技術論争, 下関市立大学論集, 59巻, 2号, pp. 75-102, 2016
- ドイツにおける戦後和解と「故郷権」, ぷらくしす 2015年度号(広島大学応用倫理学プロジェクト研究センター編), pp. 21-43, 2016
- 研究ノート「大学ガバナンス改革」を考える―共感と対話に基づく教育研究現場の創造のために, 下関市立大学論集, 60巻, 1号, pp. 61-79, 2016
- 道徳の社会理論―マルクス主義から社会学理論を経由してアドルノとハーバーマスの自我論へ, 下関市立大学論集, 60巻, 2号, pp. 65-90, 2016
- 戦後和解の倫理学的要件―ドイツ「新東方政策」形成過程における「故郷権」概念をめぐる宗教的議論に着目して, ぷらくしす 2014年度号(広島大学応用倫理学プロジェクト研究センター編), pp. 11-26, 2015
- カントにおける「判断」論と学の基礎づけ(下), 下関市立大学論集, 59巻, 2号, pp. 58-89, 2015
- カントにおける「判断」論と学の基礎づけ(上), 下関市立大学論集, 59巻, 1号, pp. 45-73, 2015
- カントにおける「可想的性格」の概念と法の規範性(下), 下関市立大学論集, 58巻, 3号, pp. 55-70, 2015
- カントにおける「可想的性格」の概念と法の規範性(上), 下関市立大学論集, 58巻, 2号, pp. 117-130, 2014
- 目的論と技術的合理性―F.G.ユンガー『技術の完成』におけるカント解釈を手がかりに, 下関市立大学論集, 57巻, 3号, pp. 69-92, 2014
- 歴史と和解―ドイツ人追放問題を中心に, ぷらくしす 2013年度号(広島大学応用倫理学プロジェクト研究センター編), pp. 23-44, 2014
- カント『純粋理性批判』における「実践理性」の位置づけ―合理性概念の再検討のために, 下関市立大学論集, 58巻, 1号, pp. 57-78, 2014
- キリスト教的ゲルマン世界における「和解」―ヘーゲル歴史哲学の宗教哲学的側面, 下関市立大学論集, 56巻, 3号, pp. 23-44, 2013
- 歴史哲学における和解概念の起源と展開―ユルゲン・ヒュレン『人間学の基本構造としての疎外と和解』(1982年)を手がかりに, ぷらくしす 2012年度号(広島大学応用倫理学プロジェクト研究センター編), pp. 1-10, 2013
- ロールズとハーバーマス―民主主義の普遍妥当性をめぐる論争, 下関市立大学論集, 57巻, 1号, pp. 26, 2013
- 理性による道徳の基礎づけについて―カント自律道徳の人間学的意義, 下関市立大学論集, 57巻, 2号, pp. 73-94, 2013
- カントにおける「人類」の概念とユダヤ教・キリスト教観, 下関市立大学論集, 56巻, 2号, pp. 43-55, 2012
- ドイツにおける脱原発をめぐる討議―市民的公共性の観点と哲学的観点(下), 下関市立大学論集, 55巻, 3号, pp. 33-58, 2012
- ヨーロッパ文化の「再建」と諸文化の「調和」―マックス・シェーラーにおける転換点としての「ドイツ戦争」(2), ぷらくしす 2010年度号(広島大学応用倫理学プロジェクト研究センター編), pp. 123-138, 2011
- ドイツにおける脱原発をめぐる討議―市民的公共性の観点と哲学的観点(上), 下関市立大学論集, 55巻, 2号, pp. 47-59, 2011
- 自己立法と自律の社会哲学―カントにおける義務と立法の概念, 倫理学年報(日本倫理学会編), 60巻, pp. 99-113, 2011
- カント実践哲学の経済倫理への展開―ヴォルフガング・ケアスティングの所説を手がかりに, 哲学(広島哲学会編), 63巻, pp. 59-72, 2011
- フランクフルトの規範秩序研究―批判的社会理論における技術論との関連から, 下関市立大学論集, 55巻, 1号, pp. 29-46, 2011
- ヴォルフ・ジンガーにおける文化的進化の概念, ドイツ応用倫理学研究, pp. 171-195, 2010
- ヨーロッパ文化の「再建」と諸文化の「調和」―マックス・シェーラーにおける転換点としての「ドイツ戦争」(1), ぷらくしす 2009年度号(広島大学応用倫理学プロジェクト研究センター編), pp. 41-58, 2010
- シェーラーの社会経済倫理―思想史的観点から, シェーラー研究(シェーラー研究会編), 3巻, pp. 29-58, 2010
- ★, 脳科学と自由意志―ヴォルフ・ジンガーの人間学的問題提起をめぐって, 哲学(日本哲学会編), 61巻, pp. 197-212, 2010
- 人間の尊厳と経済秩序―オズヴァルト・フォン・ネル=ブロイニング研究所の経済倫理, 研究報告(水産大学校編), 58巻, 4号, pp. 239-254, 2010
- マイヤー=アービッヒの『実践的自然哲学』(1997年)―自然中心主義の哲学的基礎および環境政策理論, ぷらくしす 2008年度号(広島大学応用倫理学プロジェクト研究センター編), pp. 19-28, 2009
- 人格と物件―シェーラー価値論の現代的意義, シェーラー研究(シェーラー研究会編), 2巻, pp. 11-25, 2009
- 世俗的言語への「翻訳」と民主主義―公共的理性と宗教の関連をめぐるハーバーマスの見解をめぐって, 社会思想史研究(社会思想史学会編), 33巻, pp. 116-132, 2009
- 形而上学と批判理論の分水嶺―シェーラーとホルクハイマーの歴史哲学に依拠しつつ, シェーラー研究(シェーラー研究会編), 1巻, pp. 13-36, 2008
- 歴史教育における責任の問題―社会科学的歴史認識について, 平成17-19年度科学研究費研究報告書/基盤研究(B)/研究代表者 大庭健『自己知と自己決定の倫理学的再吟味』, pp. 110-135, 2008
- 討議倫理学・形而上学的倫理学・自然主義倫理―ヨーロッパ倫理学の歴史的特質をめぐって, 哲学(広島哲学会編), 60巻, pp. 55-68, 2008
- 技術に関する社会倫理学的一試論―アドルノ、ベンヤミン、ヨナスに依拠しつつ, ぷらくしす 2006年度号(広島大学応用倫理学プロジェクト研究センター編), pp. 61-70, 2007
- 科学技術文明と「責任」―環境倫理を中心に, 倫理学研究(広島大学倫理学研究会編), 18巻, pp. 53-69, 2007
- 世代内倫理に立脚する環境正義―ヴッパタール研究所の理論的支柱としての『公正な未来』(2005年)と「ドイツ社会理論」, 研究報告(水産大学校編), 56巻, 1号, pp. 61-74, 2007
- Subjektivismus und Objektivismus in der Ethik der Politik-Eine Genealogie der deutschen Geistesgeschichte (2), ぷらくしす 2005年冬号(広島大学応用倫理学プロジェクト研究センター編), pp. 59-71, 2005
- カント平和論の形而上学的モチーフについて, 哲学(広島哲学会編), 57巻, pp. 31-46, 2005
- 「戦後世代人間学」とマックス・シェーラー―カント的人間像の復権, 社会思想史研究(社会思想史学会編), 29巻, pp. 136-154, 2005
- Subjektivismus und Objektivismus in der Ethik der Politik-Eine Genealogie der deutschen Geistesgeschichte (1), ぷらくしす 20104年冬号(広島大学応用倫理学プロジェクト研究センター編), pp. 71-82, 2004
- カント私法論の倫理学的研究―「共有私用」論のアクチュアリティー, 倫理学年報(日本倫理学会編), 53巻, pp. 81-96, 2004
- フランクフルトの平和思想, ぷらくしす 2003年秋号(広島大学応用倫理学プロジェクト研究センター編), pp. 59-86, 2003
- ドイツ哲学におけるアドルノ音楽哲学の位置, 立正大学哲学心理学会紀要, 27巻, pp. 44-53, 2001
- 時代の要請と形而上学―『認識と労働』におけるシェーラーのカント解釈について, 哲学(広島哲学会編), 53巻, pp. 45-59, 2001
- 音楽の聴取タイプと社会認識の原理―アドルノ『新音楽の哲学』についての一考察, 社会思想史研究(社会思想史学会編), 25巻, pp. 132-145, 2001
- 合理化・社会・解釈・自然―アドルノのバッハ論と「音楽の哲学」, 立正大学哲学心理学会紀要, 26巻, pp. 1-11, 2000
- 自然権概念の成立と継承:啓蒙の社会哲学, 立正大学大学院年報, 17巻, pp. 233-244, 2000
- アドルノの経済思想・序論, 立正大学哲学心理学会紀要, 25巻, pp. 7-16, 1999
著書等出版物
- 2024年03月29日, 『問いとしての尊厳概念』, 「批判の根拠」(ライナー・フォアスト著,桐原訳), 法政大学出版局, 単行本(学術書), 共訳, 978-4588151378, 574
- 2023年02月25日, 人間の人格性と社会的コミットメント, 第6章 立体視的な見方? 生命科学、心の哲学および自然の概念, リベルタス出版, 単行本(学術書), 共訳, 日本語, ミヒャエル・クヴァンテ/桐原隆弘=訳, 328
- 2023年02月25日, 人間の人格性と社会的コミットメント, 第11章 人間学の諸観点, 単行本(学術書), 共訳, 日本語, ミヒャエル・クヴァンテ/桐原隆弘=訳, 978-4905208129, 328
- 2023年03月27日, 人文学・社会科学の社会的インパクト, 第12章 競争で燃え尽きた世代ー教授職とプレカリアートの狭間にあるドイツの若手人文科学者たち, 法政大学出版局, 単行本(学術書), 共著, 日本語, ドロテア・ムラデノヴァ/桐原隆弘=訳, 978-4588151323, 364
- 2023年03月27日, 人文学・社会科学の社会的インパクト, 訳者解題, 法政大出版局, 単行本(学術書), 共著, 日本語, 978-4588151323, 364
- 2022年05月25日, 尊厳と生存, 第Ⅲ部第二章 ヒトの生殖細胞系列に対するゲノム編集研究ードイツにおいても新たな議論を行うことを支持する, 法政大出版局, 単行本(学術書), 共著, 日本語, ベッティナ・シェーネ=ザイファート/桐原隆弘=訳, 978-4588151255, 484
- 2022年05月25日, 尊厳と生存, 第Ⅲ部 第三章 ヒト遺伝子研究における「ロシアンルーレット」?, 単行本(学術書), 共著, 日本語, ベッティナ・シェーネ=ザイファート/桐原隆弘=訳, 978-4588151255, 484
- 2022年05月25日, 尊厳と生存, 訳者解題, 法政大学出版局, 単行本(学術書), 共著, 日本語, 桐原隆弘, 484
- 2020年, Der Begriff der Person in systematischer wie historischer Perspektive: ein deutsch-japanischer Dialog, Takahiro Kirihara, Wie ist menschliches Zusammenleben möglich? Ausführungen zum Dialog zwischen kantischer Philosophie und der philosophischen Ethik in Japan vor allem in Beziehung auf "bürgerliche Persönlichkeit" und "Menschheit" (S. 31-49), mentis Verlag, 単行本(学術書), 共著, German, 978-3957430748, 328
- 2018年, 倫理学基礎講座, 晃洋書房, 教科書, 単訳, マティアス・ルッツ=バッハマン著,桐原隆弘訳, 978-4771029194, 180
- 2018年, 技術の完成, 人文書院, 単行本(一般書), 編訳, F・G・ユンガー著,今井敦・桐原隆弘・中島邦雄監訳, 978-4409031018, 337
- 2018年, 技術の完成, 訳者解説3, 人文書院, 単行本(一般書), その他, 桐原隆弘, 7
- 2017年, 徳は何の役に立つのか?, 晃洋書房, 単行本(学術書), 共訳, アンゼルム・W・ミュラー, 264, 29
- 2017年, 精神の現実性, リベルタス出版, 共訳, 317, 75
- 2017年, 尊厳概念のダイナミズム, ロボットのための人間と同等の尊厳?, 法政大学出版局, 単行本(学術書), 共訳, ゲザ・リンデマン著,桐原隆弘訳, 442, 33
- 2017年, 尊厳概念のダイナミズム, 訳者解題, 法政大学出版局, 単行本(学術書), その他, 桐原隆弘, 442, 2
- 2013年, 自由の秩序―カントの法・国家哲学, ミネルヴァ書房, 単行本(学術書), 共訳, ヴォルフガング・ケアスティング
- 2009年, Verbindung freier Personen. Zum Begriff der Gemeinschaft bei Kant und Scheler, Verlag Königshausen & Neumann, 単行本(学術書), 単著, German, Takahiro Kirihara, 978-3826040511, 363
招待講演、口頭・ポスター発表等
- Actuality of Unequal Intergenerational Responsibility: Hans Jonas and Karl-Otto Apel on the Ethics of Technology, KIRIHARA, Takahiro, 23rd biennial international conference of the Society for Philosophy and Technology, 2023年06月09日, 通常, 英語, Society for Philosophy and Technology, Tokyo
- 〈法〉中心の自由論――「世界市民的意図における普遍史の構想」から『永遠平和論』への思想展開に基づくカント法・政治哲学の自由主義的解釈の批判, 桐原隆弘, ワークショップ〈カントの永遠平和論と現代〉, 2024年09月21日, 通常, 日本語, 日本カント協会, オンライン(Zoom)